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居酒屋バイト奮闘記~信用が減る瞬間~
新年あけましておめでとうございます!今年もマイペースにnote執筆していきます。お付き合いよろしくお願いいたします。
はじめに
今年から新たな連載と言いますか日記を書いていこうと思っています。タイトルにもありますが、私は会社員として日中の仕事をしながら週2~3回姉夫婦が経営する居酒屋をバイトとして手伝っています。
会社はデスクワークで一人黙々と作業するような仕事なので、人とのコミュニケーションといったことを考えることは少ないです。先に言っておくとこういう仕事が嫌だと思ってはいません。むしろこういう仕事が自分には合っているのでは?と思うほどです。
一方居酒屋ではホールスタッフとして注文を聞いたり配膳をしたり常連さんと会話をしたりしながら、裏方として料理を作っています。めちゃくちゃマルチタスクな上にお客さんとコミュニケーションをとらなければなりません。
本格的にバイトに入りだして2年くらい経ちます。最初は何をするにもおどおどして迷惑をかけることが多かったのですが、できることが増えていくたびに働く喜びを感じるようになりました。
そんな会社の仕事とは真逆のような仕事にはこれまでも多くの気づきがありました。ただ日記として残すことによってこの頃はこんなことを考えていたのかと振り返ることができるとともに、自分の成長も感じれるかもしれないと思い執筆するに至りました。
バイトに入るたびに書こうとは思っていません。トラブルがあったときや反省すべきこと、気付きがあったときに書こうと思います。
それがもしかしたら読んでくれる方の何かしらのプラスであったり共感してもらえることがあるかも知れません。興味がある方はお付き合いいただけると嬉しいです。
バイトだからという言い訳は通用しない
33歳にもなると働く意味(そこで得られるもの)という事を考えるようになります。学生の時のバイトは決められた時間の中、言われたことをこなすことで給料をもらうくらいにしか考えていませんでした。そこに責任感はあまりなかったように思います。困ったら上司に頼ればいいやみたいな。
でもお客さんからしたら社員もバイトも関係ないですよね。
これはどんな仕事にも言えることです。バイトでも社員や経営者のような意識で働くお店というのは強いだろうなと思います。自分がすることに対する責任感がやりがいにもつながると感じています。
チームの信頼関係
ここでタイトルの「信用」という事に触れていきます。
私はバイトに入って長いので多くの事を任されます。任せる=信用されているという事です。特に料理はすぐに任せてはもらえませんでした。そりゃそうです、料理の味や見た目が悪かった場合お店の信用問題につながりますから。
ある日、お店が繁盛して忙しくしている時に料理を作っていました。いつもだいたい私がやる料理なのですが、自分の方の手が空いたからか店長が手伝いに来てくれました。
店長「俺がやるわ!」
私「お願いします」
そう言って店長がまな板を目にしたときに言われました。
店長「いつもこんな濡れたまな板で切ってるの?」
私はドキッとしました。
※濡れたまな板というのは洗ったばかりという事です。お店の信用問題にかかわるので一応言っておきます。
忙しい時に長々と言い訳をするのも違うなと思って
私「すいません」
と一言。店長からは次から切るときはティッシュかキッチンペーパーで拭いてから切ってと言われました。
私はこれまで毎回そんな状況で物を切っていたわけではありません。でも濡れたまな板で切ったことがないかと言われたらそれは否定できなかったんです。そこにばらつきが生じると料理のクオリティもバラバラになるという事になります。
そこで店長から僕に対する信用がガラガラと音を立てて崩れていくのが分かりました。それからバイトに入る数回は私が作っていた料理を任せてもらえなくなりました。そんなレベルの仕事をしていれば当然です。
ひどく落ち込みましたが、なくした信用は取り戻せないのかというとそうではないです。ただ崩れるのはあっという間だけど築くのは長い時間がかかるという事は言えると思います。
信用を取り戻すべく私は今まで以上に仕事に責任感を持つようになりました。すると次第に料理を任せてもらえるようになりました。私ができることは二つ
・信用の回復に努める
・同じミスを繰り返さない
なくなった信用に落ち込んで投げ出しても何の解決にもなりません。そうして再び築いた信用も別の事で失ってしまう可能性もあります。
ですが失って築くたびにより強固になっていっていると感じています。そういう強い信頼関係でできているチームが最高のパフォーマンスを発揮することによってお店が盛り上がっていくのかなと私個人は思っています。
今回は以上になります。チームに属して仕事をしているすべての人に通じる内容だと思います。私が未熟すぎることは自覚しています。そういった未熟さも受け止めた上でこれからも成長していきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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