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居酒屋バイト奮闘記~やるしかない環境って大事~

こんにちはー!

年度初めの今の時期は仕事によって暇な所・忙しい所あると思います。私が勤めている会社は前者です。
年度末の忙しさが嘘のようにピタッと仕事が止まります。わが社というよりは私たちの業界がそうなのかもしれません。

皆さんは忙しいのと暇なのどちらが好きですか?こういうのってないものねだりみたいなとこありますよね。
忙しすぎても暇すぎてもストレスってたまるんじゃね?と思っています。昨年は特に自粛期間が多かったのもあって、日々の生活の大切さを痛感した人も多いと思います。

人は自分の周りの環境によって大きく人生が変わるのを感じるんじゃないかと思っていたところで、今回はそんな気持ちを日記的に書いていこうと思います。
今回は人生を左右するような大きな意味はありません。小さな意味ですが私の中ではとても意味のある気付きでした。

少数精鋭で臨む

ある日のバイトの事。ありがたいことに事前予約を数件いただいていました。12人が一組と6人が一組。
その日は以前話した超優秀新人のAさんは休みでした。なので前もって忙しいとは分かりつつも、マスター・ママ・私の3人でお店を回すことになりました。

飲食店でバイトされている方なら分かってもらえると思いますが、事前に忙しくなると分かっている時とその日に飛び込み客で忙しくなるのとは状況は同じでも心構えが違います。あわよくば前もって分かってた方がいい。

今回は分かっていたので私もそれなりの心構えで臨みました。

それなりに忙しかったのですが、いい具合に注文がばらけたのもあってお客さんを待たせるようなことはありませんでした。飛び込みのお客さんは2組でした。

普段だと私は基本料理を作る仕事に専念しています。Aさんがオーダーを取り飲み物を作る仕事です。
今回はその作業を私がやりつつ2人がフォローしてくれるといった感じでした。。

人件費に対する考え方

実際その日は3人で十分に回せました。3人で回したことは初めてではなくて、もっと忙しい日も過去にはありました。

現在、飲食店を経営する方たちは「人件費」というものが大きくのしかかってきているのではないでしょうか。
家族で経営していたりする場合はどうとでもなると思いますが、やはりそれ以外の人を雇うとなるときちんとした雇用形態にしなければなりません。

ある程度利益が見込めていたコロナ前は補助的な人員を確保してもさほど問題ありませんでした。
ですがコロナ禍の今はお店を維持するのですら大変です。最近では近所の飲食店が閉店したという話をちょこちょこ聞くようになりました。
今後を見越しての閉店なのか理由は分かりませんが、人件費の問題というのも少なからずあると思います。

私は接客から料理までを一通りできるマルチプレイヤーに対して、Aさんは接客に関してはスペシャリストですが、料理に関してはほぼ初心者です。

人手不足の世の中どちらも貴重な人材であることに変わりはないと思います。私も今の立場に甘んじることなくスペシャリストになろうと日々奮闘しています。(Aさんも料理を少しずつ覚えています)

コロナ禍の今は一人でマルチに作業ができる事(人材育成)が人件費を浮かせることにもなり重要だと思います。
ただ、これは生き抜くうえで必要という事。当然人員が少なければ一人当たりの仕事量は増えます。仕事量が増えれば精度も落ちてミスが出ます。

飲食店をやめるべき論争は置いておいて、続けていく前提で話を進めていきますが、今生きていくうえで求められているのは「柔軟なシフト調整」だと思います。

(例)私のバイト先の場合

うちの居酒屋のマスターも、急に忙しくなった時のために4人体制でシフトを組むべきかというのは日々頭を悩ませています。

私は本業だけでも生活はして行けるという状況なので、バイトを要請されれば出るといった柔軟な対応ができます。

現在はAさんが基本毎日入っていて、予約が入って忙しくなりそうな時と週末を私が補うという形です。
ですがAさんも仕事が決まり5月からは本業の様子を見ながら居酒屋のバイトをする(副業)事になりそうです。

そして今まで話には出てきていませんが、私のいとこも(以下Bさん)2年前くらいからバイトをしてくれています。Bさんも本業があるので副業という形になります。

つまり3人が副業という状態でバイトをしている事になります。

事業主目線のメリットとしては
・それぞれ本業があるので常に従業員を抱える必要がない

という事が挙げられます。それだけ?と思われるかもしれませんが人件費をという事を考えると大きいです。専属のメリットはありますが、やはり従業員の生活も守らないといけないという責任ものしかかってくるので、本業+バイトという業態は大きなメリットです。

デメリットももちろんあります
・人材育成に時間がかかる(本人のやる気にもよりますが)
・本業の後のバイトなので時間的な縛りがある
・事業拡大したいと思った時が難しい

などが挙げられます。専業となると仕込みや開店するまでの準備から最後の片づけまですべてをやりますが、副業となるとそうもいきません。
本人のやる気も左右しますが、やはり専業の方が育成は早いと思います。

そして、本業の時間後のバイトなので早い時間からバイトに入ることは難しいです。居酒屋は早ければ17時半からお客さんが入りだすので、立ち上げの時にバタバタしてしまいます。

マスターが今後の事業展開をどう考えているかは分かりませんが、今のままでは難しいでしょう。

理想は専業で入れる人を1人確保しつつ、私たち3人は必要に応じてバイトに入るという状態だと思います。
とはいえここ数年専業を見つけるのが難しくてずっと今の状態が続いています。

結論

話がだいぶ遠回りになりましたが、専業のバイトがいない今の状況で私ができる事は今よりもレベルアップする事です。私以外の2人にも言えることですが、本人の考え方もあるのでまずは自分が実践していきます。

そういう意味ではそれぞれの役割分担はその時々で必要だとは思いますが、3人体制という自分がやるしかない環境に身を置くという事はレベルアップできるチャンスだとも言えます。
個人個人がスキルを磨いていけば、それがお店を盛り上げることにもなると思うのでこれからも精進あるのみです。

ともに頑張りましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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