少し真面目な話
最近、よく目にするのです。
他人を攻撃(批判)する人を。
この話をする前に少し話は遡るが、
『トランプ元大統領はなぜあんなに攻撃的だったのか』
を考えてみたい。
人には
自分が他人に傷つけられない、傷つかないよう回避するために自己防衛パターンがいくつか存在します。
これは4分類ほどされているのですが、
トランプ元大統領は
『他者を攻撃する』という自己防衛パターンを選択しているのです。
他人を攻撃することにより自分を守っているのです。
バイデン現大統領と選挙中も、バイデンさんのことを
過激な表現で攻撃しました。
”Sleepy Joe“(居眠りジョー)と呼び、ボケた老人とまで有権者にスピーチしたのです。
相手を攻撃や否定をする理由は
実は恐れているのです。
トランプさんが超攻撃的なのは
恐れからくる行動パターンなのです。
自分に(本当は)自信がないから他者を攻撃、否定することにより安心や安定する場所を求めて、自分の考えを肯定しているのです。
物事に正しい、間違いなど存在しないのに。
ロシアが正しくて、ウクライナが間違えている?
ウクライナが正しくて、ロシアが間違えている?
観る角度や視点が変われば、答えは変わってきます。
そう、ジャッジしてはいけないのです。
人には4つの自己防衛パターン分類があり、
この、『他者を攻撃する』『他人を否定する』
タイプの人が、いまは顕著にSNS上に多く出現しています。
・マスクをする?しない?
・ワクチンを打つ?打たない?
・お店に行く?行かない?
・ロシア?ウクライナ?
・TV?YouTube?
そして、その議題のほとんどがネガティブなのです。
『マスクをなぜしていないのだ!移ったらどうする』
『マスクなんか意味ないのにあほらしい』
どちらのタイプも、
自分が正しく、他人が間違えていると思って攻撃(批判)しているのです。
こういうタイプの人ほど、不安を煽り、仲間を集め、他者を陥れることで自分を肯定し、
更にマインドコントロールしようとするのです。
『このままでは、アメリカは、中東によって破壊されてしまう。中国のせいで自国製品が売れなくなる。TOYOTAのせいで車が売れなくなる。アメリカが一番なのだ!みんな立ち上がるのは今だ!Make America Great Again!』
そうなんです。
他人のせいなんです。
全て他人のせい。
相手が◯◯だから、◯◯する。
→相手が攻撃したから、攻撃する。
→相手が言ってきたから、言い返す。
→相手が邪魔をしたから、言いふらす。
→相手が同じフィールドで成功しているから、やりかたを否定する(俺のほうが正しい、それを信じている人が可哀想)
支配はネガティブなエゴが創っています。
恐れから何かを選択するのではなく、自分のハート(直感)から選択するのです。
また、自分からバウンダリーを確保するのも大切です。恐れからではなく愛から行動しよう。
トランプさんも恐れからではなく愛から行動していたら、もしかしたら変わったのかも知れません。
人の防衛パターンは、その人のトラウマ(幼少期)が大きく影響しています。その辺りの話はまた機会があれば書きたいと思います。
話は冒頭に戻り…
最近、よく目にするのです。他人を攻撃(批判)する人を。
こちらはジャッジせずに冷静に耳を傾けましょう。
『恐れているんだこの人は』と。
こちらが反論すればするほど攻撃してきます。
では、あんなに自己防衛したにも関わらずトランプ元大統領はバイデンさんに選挙で負けたのでしょうか。
『金メッキはいつか必ず剥がれるのです』
SNS上で、やたらと他人や他の方法を否定する人、何かをされた(言われた)からと半沢直樹ばりに100倍返しくらいに反撃するコメントを書く人、自分が正しいとか、勿体ないなーとか、知らないんだろうなとかに『笑』をつけて記事を書く人…
そういう人の信者にならないようにしてみてはどうでしょうか。
だって『信者』という漢字を1つに合わせたら『儲』けるという字になるのですから。
TONE ORIGINAL METHOD
HIROKI ISHIYAMA
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