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偉大な背中

ここ最近、「嫁と姑」というタイトルで文章を書きたいと思っていてもなかなか時間が取れずにいた。
よく時間は作るものだと言う人がいるが、僕の場合無理やり睡眠を削って作った時間はあまり生産性が高くない。
それ以前に書くことが苦手な僕は、この1投稿を書き上げるために1時間近くもかかっているのが、なかなか書けない原因だろう。

だが今日は、数日前に父と話した時のことを記録しておきたいと思い、深夜、電波の悪い電車の中でCity popを聴きながら書いている。

ある時、
「どこまでいっても他人は他人だよ」
みたいなことを言ってきたのは僕の妻だ。
僕も大概だが、僕の妻はなかなかの頑固者で大真面目な性格だ。

そしてうまく言えないが、僕の母は愛情表現に少しクセがあると思う。(僕は18歳くらいでようやく慣れた)
そんな母は僕の妻のことを実の娘のように接している。そのせいで愛情の一方通行になりがち。
僕の妻はそれをうまく受け取れず、
強い愛情はおせっかいだと感じているようにみえる。

妻自身、そうやって接してくれてありがたいとは言っていたし、たぶんそれが愛情であることも理解はしているとは思うが、嫁姑問題と言えるほどなかなか噛み合っていない。

それを僕の父に相談してみた時に言われたことがいくつかある。

お前は何があっても自分の嫁の味方であれ。


僕は母の気持ちが分かるから、妻の言動で悲しい思いをしてるのも分かると言った時に言われた言葉だ。

それに自分が思っていることを答えてくれないと不満に思うことがあると言った時、

自分の考えと同じことを言ってくるやつは、お前に好かれようとしてるだけだ。
本当にお前のことを考えてくれているのは、自分の考えと逆のことを言ってくる人だ。

前に自分と違う考えの人に興味を持つと面白いと聞いて、実践していた時があったが1番近い人に対してこのことを忘れていたことにハッとした。

会社員になって結婚してから数年経つが、日に日に父の背中がはっきりと見えるようになって、その分それがとても大きいことに気付かされている。

妻のお腹にいる子供が産まれたら、今よりもっと余裕がなくなっていくだろう。
まずは、すべてを受け止めるくらい広い胸で待てるように日々努力していこうと思う。

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