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面白おかしく生きるまで~part4~

part4。これは私と夫が二人で「面白おかしく生きていく」ことになるまでの短いようで長かった道のりと、現在の生活について記録するnoteである。お知り合いの方がいればそっと応援していただきたい。

今回は、彼(現在は夫だが)のことを見極める為に私が行なったことの2つ目についてお話したいと思う。もし良ければpart1から読んで貰えると有り難い。

2. とにかくわがままを言い続ける。(すぐ怒る、遅刻するなど)

【わがままを言おうと思ったワケ】
実践で行なったことの2つめは、わがままをひたすらに言い続けることだ。最初から”イイ女”を演出していると、慣れた頃に綻び(ホコロビ)ができてしまうのは言わずもがな。
『私はこんなに尽くしているのに、どうして分かってくれないの?!』
『あなたはちょっとでも私のために何かしようとは思わない?!』
そんな発言をしてしまった経験のある方もいるのではないだろうか。

かつて、私もそんな一人だった。彼氏には好かれたいし、周りにも”イイ彼女”という存在でいようとした。またそれが私の幸せだと勘違いしていたのだ。

「恋とは自分本位のもの。愛とは相手本位のもの」美輪明宏の歌にこうある。

一見、「なるほど〜」と思いがちなコトバである。
”自分のことを犠牲にして”とか、”見返りを求めることのない”精神で行動できる人は確かに存在するだろう。
しかし、私は違ったのだ。本当に申し訳ないがそんな事は絶対にできない。

かつて付き合っていた中に、自分自身が大好きな男性がいた。カレは、『自分(カレ)と付き合える◯◯(私)のことが羨ましい』という名言を残した。
「どんだけナルシストなんだよ・・」と当時は呆れていたが、今考えるとすごく正直だと思う。結局、人間は自分が一番かわいいのだ。

だが、ここで言う”自分のことがかわいい”は、常に鏡で自身をチェックしちゃうようなことではない。
「自分が幸せになって初めて相手のことを思いやれる」ということである。

いくら相手を思いやり幸せにしてあげても、もしあなたが我慢をして譲歩して無理やり歩み寄っている場合、あなた自身が幸せでない可能性は大いにある。

私はこれまでに”イイ女”ぶってきた為、それで何度も失敗したのだ。相手に合わせようとし過ぎていたのだ。結果として、ストレスが溜まっていき爆発してしまう。ある日突然、些細なことが心の中で引っ掛かってしまい大ゲンカとなる。最初に書いたような発言をしてしまうかもしれない。

今まで甘やかされて来た相手は、こちらがどうして怒っているのかさっぱり理解できないだろう。もしくは今更こちらに合わせる気なんか全く無くなってしまっているのだ。だって、努力しなくても最初からあなたは”イイ女”だったから。

長くなってしまったが、これが私が「最初はワガママを言いまくろう」と思った理由である。実際にわがままを言いまくった結果がどのようになったのかは次回でお話したいと思う。