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コロナ対応を中心とした食料品など…その25(自宅療養向けの初期備蓄品…ノロウイルスなど食中毒への感染…その2)

はやいもので もう1月下旬に入りましたね
今、COVID-19でもオミクロン株での感染も拡大してきており、毎日のように感染者の数が過去最高を更新しているというようなこともニュースにもなっていますね

例年の冬場のこの時期になりますと、インフルエンザやノロウイルスによる感染者が、増えて学校や施設などでの集団発生などが起きているなどということがニュースになっています

前回は、冬場に感染者数が多くなる、ノロウイルスの感染(予防)ついてのお話を書いていました

●~ノロウイルスの特徴は~
●~感染経路は~
●~ノロウイルスの潜伏期間は~
●~感染した場合の治療法は~

上記の4点を投稿しており、今回はその続きのお話になります


~ノロウイルスの失活化、殺菌・消毒の方法は~

ウイルスの特性から 食品であれば中心温度が85℃以上1分以上の加熱、 それ以外ものであれば、次亜塩素酸ナトリウムと加熱という方法があります
次亜塩素酸ナトリウム(市販品では約5%)の場合は塩素濃度が200ppm (250倍希釈)0.02%でドアノブや手すり、床、椅子やトイレの壁、便座などの 生活環境の消毒に使用するようにします。
金属部分に次亜塩素酸ナトリウムを使用して拭きさった場合には金属が腐 食しますので拭いたあとに10分ほど放置してから金属部分は水拭きをし ます。
また 漂白剤ですので漂白作用もありますのでご注意ください
嘔吐物、下痢便等そのものの汚染物とそれらが付着した場所の処理の際には、 次亜塩素酸ナトリウムは塩素濃度が1,000ppm(50倍希釈)0.1%で使用します。


~次亜塩素ナトリウムを使用した消毒薬の作り方~
次亜塩素酸ナトリウム(商品名:ハイターやブリーチ、ピューラックスなど)の市販品のほとんどの商品の濃度は製造時に約5%です
消毒用希釈液を作成の際には、ペットボトルを使用して作るとラクです
下記の画像が、500mlと1Lのペットボトルを使用しての割合になります

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*ペットボトルを使用して消毒液を作成した場合には 間違って飲まないようにご注意ください。
*薄めた消毒液は、時間が経つにつれて効果がなくなるので作り置きはしないで、使用の都度作成するようにしてください
*消毒液に有機物が混入すると効果がなくなります
*ノロウイルスとコロナに対しては、生活環境消毒に使う希釈濃度が異なりますのでご注意ください
ノロウイルスには…0.02%  コロナウイルスには…0.05% になります

お使いになる商品に記載してある注意事項もご参照ください

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ここで要点をまとめてみます
「しかの手(しかのて)」と覚えましょう
・食品はしっかりと加熱する
・感染した(かかった)時は、脱水症に注意する
・ノロウイルスを失活化させるには、次亜塩素酸ナトリウムと加熱
・手洗いをしっかりと

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またまだお伝えしたいことはたくさんありますが、長くなってしまったので 今回はここまでにします
まだまだ気温の変動等も激しい時期ですので、体調を崩されませんよう ご注意くださいませ





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