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私のこれまでのこと。

#世界の平和のために
さあ、これらを何に使おうか。

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どうにかこうにか
世界の平和に貢献したくて。

「いつか世界平和を実現する」

そのために必要だと思ったから
今の私は、ここにいる。

今日は自分へのメッセージもこめて
私が「世界平和」のためにしてきた
これまでのこと
ここに記しておきたいと思います。

私が「世界平和」のためにするべき
これからのこと は上記noteに。

✎︎____________

これまでのこと

私は滋賀県で生まれ育ちました。
通学路は田んぼ道。
家から学校まで歩いて30分。

しかしその間、信号は1つもありません。
しかも。家から学校が見えるのです。

「畦道を歩くな」って
よく先生に怒られたっけな…。

それがド田舎だと身をもって実感したのは
高校生になってからでした。

私はICU高校に進学しました。

中学生当時、どの教科よりも
英語が好きだった私。

他の教科は「勉強しなければ」と
取り組んでいたけど、
英語だけは「学びたい!」の一心で
自ら勉強していました。

ALTの先生と話せるのも嬉しかったですし、
何よりも世界が広がる感じが
たまらなく好きだった。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

そして中学生2年生の3月。
(東日本大震災があった2011年3月)

高校をどこにしようか迷っていた私は
やはり英語は極めたいと思い、
パソコンの前に座り
英語を極めるにはどんな高校があるのかと
インターネットで検索を続けました。

そこで見つけたのがICU高校です。

自由な雰囲気…
帰国生が3分の2という未知の世界…
様々なバックグラウンドが入り乱れる調和…

これだ!と思いました。

ICU高校を調べるうちに、
さらに魅力を感じました。

印象的なのは、英語の過去問に
''英語を話せること''と''国際人であること''は
同値ではない とあったこと。

その時に直感しました。

英語を話せるようになりたいだけなら
交換留学制度がある、など
英語教育に力を入れている高校を選べばいい。

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けど、それだけでは足りない。と。

帰国子女と友達になり、
その国のことを教えてほしかった。

等身大で、率直に
その国のことを教えてくれる、
そんな心強い味方が欲しかった。

国際協力に必要なのは、
英語が話せることじゃない。

互いの歴史や文化を理解し、
相手を尊重し思いやる心だ。

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きっと、忘れられなかったのでしょう。
ICU高校のホームページに記載されている
この文言が。

「世界平和に貢献する大学」として設立された国際基督教大学(ICU)と同じ理想を持つ本校。生徒が「隣人への愛と奉仕の喜び」を知り、「世界平和に貢献できる人」になることを願っています。

ICU高校での学びは
一言で語れるようなものではありません。

この高校で私ができるようになったことは
本当にたくさんあります。

けど、端的にまとめるとするならば。
以下の2つを挙げます。

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自分のことしか考えられない私に「相手の立場に立つ」ということを、教えてくれたのはあなたでした。

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⚫英語で「対話」できるようになった。

正しい文法じゃなくてもいい。

まずは「伝えたい」という強い意思
何よりも大切なのだと
日々の生活をもって実感しました。

そうすれば、
言葉は自然とついてくるようになる。

⚫相手のバックグラウンドに
思いを馳せる習慣を身につけた。

部活に入ってまもなくのこと。
アメリカに15年住んでいたという同期に
私は心底腹が立っていました。

先輩に敬語を使わず
タメ口で話すからです。

いやいや。敬語使えや。
と、彼がタメ口で話す度に
内心ムカついていました。

けれど、これは文化の違い。
これまでに生きてきた、環境の違い。

彼の暮らしてきた環境では
「先輩」「後輩」という
上下関係すら存在しなかったのです。

さらに彼は、そもそも
日本語の敬語を学んできていない。

そのことを知ったのは、
後になってからでした。

ここでハッとしたのです。

私は''自分の常識''という物差しだけで
彼のことをも測ろうと
していたのではないかと。

そして、相手の立場に鑑みずに
独りよがりな怒りを感じていたことに
やっと気がつきました。

そして翌年。
後輩が私に敬語を使わずとも、
私は全くイライラしなくなりました。

まずは、
相手の''これまで''に思いを馳せる
ということを覚えたからです。

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ここで出会った仲間たちは
心から出会えてよかったと思える
個性豊かで軸を持った
素敵な人ばかりです。

ICU高校で学べたことは
私の財産だと胸を張って言えます。

そして、大学へ。

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⚫看護の道に進んだ。

私の両親は医療従事者です。

中学3年生の時に通った夏期講習では
「頭いいんだから医者になりなよ」
と言われました。

両親の影響もあってか
私にとって、医療は
とても身近なものでした。

胃を切除すると
貧血になりやすいことも、
貧血の有無を調べるために
眼瞼結膜の色を確認することも、
ほうれん草には
葉酸が豊富に含まれていることも、
皮膚表面の青く見える血管には
全て静脈血が流れていることも、

小学生の頃から知っていました。
いつ覚えたのかは、
もはや覚えていません。

それくらいに、
それらの知識は身近なものだった。

そんな私が大学に進学する時、
どの学部に進もうか、とても迷いました。

医療従事者になるのは、
親の敷いたレールの上を進むみたいで
なんとなく、ずっと嫌だった。

けれど、将来について
真剣に考えなければならないと
自分と正面から向き合った時、

私の頭にチラついたのは
「国境なき医師団(MSF)」
という医療×国際協力の分野でした。

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医療×国際協力×平和

その瞬間、
私にできることは これかもしれない
と、胸が躍りました。

そして。

私は、人との関わりを
何よりも大切にしたいです。

だから。
医師よりも、一人一人の患者さんと
よりゆっくり対話ができる
看護師という道を選ぶことにしました。

人々の心と体の健康について、
人が暮らす衛生環境について、
生きていくための知恵について、

丁寧に理解を深めたいと思いました。

そして大学に入学。

看護を学ぶにつれ、
誰かの人生にこれほどまでに
情熱を捧げられる
この職を
心から尊敬するようになりました。

その「誰か」は他人だけじゃない。
「自分」 のことも大切にしなければ
そもそも本当の意味で他の人に
目を向けることはできない。

そう、知りました。

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その他、大学時代のこと。

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⚫ボランティアに出かけた。

小学生の時に読んだ本に
次の一説がありました。

「働く」ことの意味を
本当に知りたいのなら、
ボランティアに出かけてみることだ。

お金のことを考えないことで初めて
「自分が相手にできることは何か」を
純粋に考えられるようになる。

「働く」とはそういうことだ。

これを読んだ時から、
いつかボランティアしてみたい。
と漠然と考えていました。

でもそれは、
結局は自分のためでした。

私がボランティアを始めた動機は
「働くことの意味を知るため」という
自分が主語のものでした。

そんなのはボランティアじゃない。

ボランティアに出かける度に
「誰かの役に立ちたい」という
純粋な気持ちと
「楽しみながらやりたい」という
自分の欲が 入り乱れる、
そんな苦い思いをしました。

相手を楽しませるには、
まずは自分が楽しむこと。

たしかに
そういうボランティアもありました。
「はるなが楽しむ姿に元気をもらった」
と言ってもらえたこともあります。

けれど、全部が全部そうではないのです。

こうして
ボランティアってなんだろう?
ということに立ち返りながら。

戸惑いながら。

少しずつ、
「私にできることってなんだろう」
「私はどんなプラスを提供できるのか」

と、自分の行動を
アップデートするようになりました。

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大学時代はアルバイトを
3つ掛け持ちしていました。
どれも「自分の糧になりますように」
と勇気を出して踏み切った仕事。

⚫文章を書く仕事を選んだ。

言葉を大切にしたくて。
文字を綴る仕事をしたくて。

バイトの募集をしていなかった
編集プロダクションに
自らメールで問い合わせをし、
雇ってもらえるに至りました。

そこで携わったのは、
雑誌作りや本作りです。

自分の書いた記事が形をもって
人に読まれる喜び。
それを読んでくれた人が
実際に行動してくれる嬉しさ。

読者に直接会えるわけではないけれど
どこかで繋がっている。

この仕事は、自分の考えや思いを、
1人でも多くの人に、誤解のないように
伝えられる力が欲しくて、選びました。

何をどう書くのかで
伝わり方、受け入れられ方が全然違う。
そのものに対するイメージや印象が
変わってくる。

伝え方を大切にしなきゃ。
言葉を大切にしなきゃ。

悲しい誤解が生まれないように。

綴り方を誤ってはいけないと
肝に銘じたアルバイトでした。

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⚫カメラを趣味にした。

何かに対して、全く興味がない人が
少しでも興味をもつきっかけになれば、と
伝える手段に写真を加えました。

この世界には、
「知られていない」ことが
その不正義な出来事や悲しい現実の
一因となっていることが多くある、と
私は考えています。

1人でも多くの人に
知ってもらえれば。

1人でも多くの人に
関心をもってもらえれば。

1人でも多くの人が
日常のちょっとした行動を
変えることに繋がれば。

状況が少しずつでも改善することも
沢山あるのではないでしょうか。

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1人でも多くの人に届ける、
そのために必要な1つの手段として
私が選んだのは写真でした。

カメラを趣味にしたいな〜と、
漠然と思っていた私。

この世界の綺麗な瞬間を切り取る、
その時に切るシャッターの音が
私はとてつもなく好きです。

カメラを持って歩くと、
いつもの街も違った景色に見えてきます。

撮った写真を
Instagramに挙げるようになり
思ってもみなかった
反響が得られることもありました。

私がこの
小さなファインダーを覗く時に
感じていることや考えていること

それらが共有される感覚が
私にはとてもワクワクと感じられたのです。

私の心が動いた瞬間を
不特定多数の人に伝えることができた。

ということは。
「写真」は「伝える」手段になる。

そう、気がつきました。

素敵な写真が撮れることに満足する
だけではなくて、

これから何かを発信したくなった時に
写真を有効に取り入れることができれば
より多くの人に響くのではないか

そう、考えるようになりました。

それから。

どうすれば興味を引けるのか。
どうすれば心に残るのか。

それらを自分のものにしたくて、
カメラマンのアルバイトを始めました。

基礎から丁寧に教えてもらい、
自分の表現の幅が広がりました。

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テカポ湖(ニュージーランド)

⚫知っている世界を増やした。

自分の知らない世界を、
少しでも「知っている世界」に変えたくて、
たくさん旅に出ました。

ここがレイキャビクか。
ここがシェムリアップか。
ここが北京か。
ここがホイアンか。

…国外のみならず、
国内も様々な場所へ出かけました。

「ただいま!」って言える場所が
いくつも増えたこと。
これからも関わっていきたい
地域に出会えたこと。
かけがえのない仲間に巡り会えたこと。

全部全部、これからの財産だ。
そう、心から言えます。

バックパック、ヒッチハイク、
ワークキャンプ。

いろいろな旅のカタチに
挑戦することができました。

自分の目で世界を見て、
この世界は何でできているのか。
この世界はどうなっていくか。
この世界に足りないものは何か。

私には何ができるのか。

考えるクセがつきました。

あとは、行動して、習慣化するだけ。

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⚫音楽の可能性に惚れ込んだ。

ピアノ、ギター、バイオリン。

小さな頃から触れ続けてきたピアノは、
いつしか私の人生に
なくてはならないものになっていて。

一人暮らしをはじめて
もう8年経ちますが
「ピアノを弾きに実家に帰りたい」
何度そう思ったか分かりません。

叩くと、弾くと、
ちゃんと綺麗な音で返してくれるピアノは
一種の安定剤のようなもの。

いつも身近に置いておくことができたら
どんなにいいでしょうか。

その点、比較的気軽に持ち歩けるのが
ギターやバイオリンのいいところ。

よく聞く曲は流行り廃れがあるけども、
色褪せないクラシックは共通言語。

ドイツ人の友達と彼女の実家で
ご家族とギター、バイオリン、フルート、
サックスetc...のセッションをしたのは
最高の思い出です。

音楽は、言語の要らないコミュニケーションだ。

そう、実感しました。

音楽に触れている時の
自分の心の躍り方が心底好きになり、
自然と笑顔でいられるようになりました。

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そして、大学を卒業。

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次に選んだ地は、熊本でした。

⚫「教育」という道を選んだ。

大学時代にフリースクールへと
ボランティアに出かけていた経験から
「子ども」と向き合う
「子ども」に寄り添う、ということに
心底興味を抱くようになりました。

難しさと同時に、やりがいも感じた。

どうすれば子ども達に
「生きる力」を授けられるのか。

一人一人が、
その人らしく生きてゆける世界を。
一人一人が、
その人らしく生きてゆける環境を。
絶対に壊したくない。

「養護教諭」という存在は
子ども達に「生きる力」を
授けられるのではないかと

看護師の経験も通してそう考えました。

学校に通う子ども。
すなわち全ての子どもに出会って
生きるために必要なことを
伝えることができる。

素敵だなーって、思ったんです。

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これらの力を身につけた今。

私にできることは何だろう。
私が、日々の生活で実践できることには
一体なにがあるだろう。

これまでに培った力は
どれもこれも間接的だと
この時になって思ったのです。

使えるものは、沢山身につけた。

さあ、これらを何に使おうか。

それが、今の、私の課題。

いくつかぼんやりと答えは返せるけど
それらを実践するためには?

それが、

これからのこと


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