もしかしたら、あの子も気にしているかも

今年の上半期、美容専門学校で        ヘッドスパの授業を担当しました。

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(😷マスク着用での対面授業の様子です)

実技と理論を織り交ぜながら、        対面がメインですが、オンライン授業の回も  ありました。

やはり「技術」を教えるには対面の方が    スムーズです。               特に、力加減、触れ方、など感覚に訴えかけることは、やはり対面の方が伝わるよなぁと感じます。   

学校もサロンも技術教育に関しては、様々に工夫をしながら進められているのでは?                                        (今年は様々な変化があり、どこも誰しも、 対応を迫られ、大変だっただろうと想像します。)


学生から多く質問されたこと

振り返ると、学生からの質問は、       理論の授業の時間帯よりも技術の授業時に   多くありました。 

やはり、技術職でもある美容系の仕事に    進みたい人は、技術への興味関心が高いです。

しかし‼︎  

意外に⁉︎ に多かったのが、          「自分の髪や頭皮に関する悩み相談」です。

授業前、休憩中などに、          「私の頭皮、硬くないですか?」       「私の地肌、めっちゃ乾燥するんですけど。  どうしたら良いですか?」         「先生、ちょっと頭皮見てください!」    ということがよくありました。

一人の頭皮を見始めると、                                 「私も!見てほしい!」となるし、      こちらも職業柄、気になるので、       頭皮をチェックしつつ、「疲れているね。」  「肩こってるね」とか言いながらマッサージしてあげたりして(笑)  

学生のみんなは、褒め上手で甘え上手なのか、 「先生の手、凄い!GOD HAND!」とか言ってくれるので、こちらも悪い気はせず、      面倒見るか!という気分になっていました。  (おだてに弱いですね笑)

20歳前後の彼、彼女らの頭皮や髪の状態を見て、また本人が気になっていることを聴いていると、何かしら、悩んでいる人は多いなと感じます。

今は情報もケア用品もたくさんあるけれど、  やはり誰かに見てもらいたい、聴いて欲しい、 わかってもらいたい!アドバイスして欲しい! という人が多いのでは?と気づかされます。

私が関わった、彼・彼女らは美容学校生なので、美容やケアに関する知識や情報に触れる機会は 比較的、多いと思います。          ですが、同年代で、リアルな情報を得る機会の少ない、「悩みを持つ若年層」も多いのではないか?とも感じます。

現状、若いうちはデザインを楽しみたい!   という人が多いし、サロンでは、       大人世代への悩みやケアの情報の方が多い   のは事実です。


「若い世代のお客様にむけて」

みなさんのサロンの、若いうち(子供の頃)  から通ってくれているお客様の中でも、    実は、頭皮や髪の何かを気にしていたり、悩んでいても、「言いだせないお客様」がいらっしゃるかもしれません。(特に若いうちは、自分からコミュニケーションを図るのが苦手な人も多いです)

担当する理美容師から、         

「もし、髪のことや頭皮のことで、知りたいことや気になることがあったら、いつでも声かけてね。」    

と時折、声をかけておけば、         「身近に相談出来る人がいる。」       「この人になら安心して相談できそう!」   と感じてくれるのでは?           

若いうちから髪や頭皮に対する意識を高めることができれば、より美容を楽しんでいかれるし、 サロンに行くのことに緊張や気構えではなく、 楽しみにしてくれる人が増えるのでは?とも考えます。

是非!サロン発信で、全世代のお客様の悩みを 解消し、なりたいを叶え、日本中をきれいに! 素敵に!かっこよく!! 

Aya Horiguch



       

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