どこで髪切ってるの？

職業あるあるかもしれませんが、

"どこの美容室に行ってるの？"

という会話が聞こえてくると
ついつい、気になって
聞き耳を立ててしまうクセがあります。

聞かないようにしようとしても、つい
意識が向いてしまうのです。

最近、気になって
ついつい聞き入ってしまった会話は

A「あら、髪切ったのね？ステキじゃない！
どこで切ってるの？」

B「表参道まで行ってるのよ。」

A「へえ、わざわざ表参道まで！？」

B「ショートカットにしたいと思った時に
せっかく行くなら、上手なところで
切りたいと思ったから。
探して行ったのよー。
それ以来、カットはずっとそこのお店。」

A「へぇ〜、そうなんだ。染めるのはどうしてるの？」

B「それは、地元のお店に行ってる。染める方が周期が早いから。」

A「そうそう、銀座の方のお店でね、そんなに高くないんだけど、ちゃんとしているお店があって、
カットする前にたくさんアンケートに答えるんだけど、
話したくないとか静かに過ごしたいとか、そういうことを事前に訊ねるのよ。
そういう、気の利いたお店増えてるわよね〜。
しかも、そんなにカット代金高くないよの
銀座なのに！」

B「うちの近所でもカット、5,000円以上するけど、美容室の値段てまちまちよね。」

A「あんまり高いと通えないもんね。」

という、ミセスのお二人の会話です。

この会話、おそらく3.4分なのですが
ものすごい情報量だなと感じます。

そして、美容師としては、
普段なかなか、聞くことのできない
リアルなお客様の声を聴かせてもらっているなと感じます(勝手に聞き耳を立てているだけですが笑)

なぜ、そのサロンを選んだのか？
サロンに対する印象や料金に関して、
サロンの使い分けをする人の心境など
本当にリアルな声です。

"美容室について" 

の話題は、美容師にとっては
営業のヒントにもなり、また美容師として
どうお客様と向き合うのかなど
気づかせてもらうきっかけにもなります。

だから、ついつい気になってしまう。

そして、私はまたこれからも聞き耳を立ててしまうのだろう。

Aya Horiguchi

H.H.B　Lab | 美容業特化型コンサルタント