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5歳息子の中間反抗期。親の適切な関わり方

最近、息子が親に対して反発的な態度をとることがある。
都合の悪いことは聞こえないふりや、言い訳が多かったり(おもちゃを投げていたから注意すると、間違えただけなの!わかってるの!と逆ギレ状態)
ささいな嘘もついてしまうことも。(手を洗ってないのに、洗ったと言ったり。)

保育園でのできごとを聴こうとしたら「え?なんでそんなこと聞くの?」とあまり話してくれなかったり。ご飯食べるときはテレビ消すお約束なのに「嫌だ!両方する!」と怒って約束を破る。

そういうことが積もり積もってこっちも腹が立ってくることもあり、
親の私が「こら!」と怒ったり「〇〇しなさい」と命令形になってしまうという負のスパイラル。
5月の連休明けくらいから、こういうことが度々起こってきて困っていた。

そうかと思えば、「一緒にママとお風呂はいる、一緒に寝る」と甘えてきたりもするし、よくわからない。夫にも反抗的な態度をとるけど、まだ私よりマシかな・・?私の方が一緒にいる時間が長いからかもしれない。

これは2人目妊娠によって赤ちゃん返りをしているのかな?と思っていたけど、他のお友達も結構癇癪がひどい子や、言葉遣いが悪くなっている子もいて「これはこの年頃の子は普通なのかな?反抗期というやつか・・?」と思って調べてみたら「中間反抗期」という言葉がヒットした。

中間反抗期とは

「中間反抗期」は、子どもが成長していくなかで、自分の意志と親の意見が違うときに我を通そうとしたり、反抗的な態度になったりする小学生の反抗期のことです。
中間反抗期は、個人差があるため時期に幅があり、年長もしくは小学校の低学年から中学年の頃に起こるでしょう。しかし、イヤイヤ期とも呼ばれる第一次反抗期や、思春期の第二次反抗期の方が有名なため、隠れた反抗期やギャングエイジとも呼ばれています。

comottoコラム


思春期の第二次反抗期との違いは、親への大きな甘えがあること。

この時期の子どもは「自己主張をしたい」という気持ちと「甘えたい」気持ちの2つの間で葛藤を抱えているらしい。

第二次反抗期も親への甘えが無いわけではないけど、周囲への反発・反抗を起こすことで、自分の価値観を確立し、自立していく、という側面が大きいことが特徴。中間反抗期は試すような行動をされたり八つ当たりされたりと、親にとってはイライラさせられるような出来事も多いのが特徴とのこと。

子どもは、親から「愛されている」「見捨てられることはない」という絶対的な安心感と信頼感があるからこそ、自分をさらけ出している状態らしい。


何でも自分で考えて行動したいこの時期は、自立への一歩を踏み出し始めている時期。


特徴

  • 口答えをする

  • 嘘をついたり隠し事をしたりする

  • 自分に都合のよい理屈を口にする

  • 無視する

  • 大人の干渉を嫌がる

  • 自分でやりたがる(決めたがる)

  • 親よりも友だちを重視する


めっちゃ自分の子に当てはまりすぎる(笑)

原因

中間反抗期の原因は、「自我」の発達が関係している。6〜8歳は言語能力が増し、子ども同士のコミュニケーションもより活発になる時期。今まで親と密接な関係を築いてきた子どもたちも、友達との関わりの中で、関心の中心が親から友達へと次第にシフトする。
世界が広がることで「自分で考えて、自分で行動したい」気持ちもより強くなり、親の干渉や手助けを嫌がるようになる。
この時期は自分の考えと大人の考えの微妙なズレを敏感に察知し、自分の意思を貫こうとすることで、反抗的な態度が現れやすくなる。

対応方法

対処方法はいろいろあるのだろうけど、いろいろ対応するのもこちらとしてもしんどいので、とにかく子どもの話をじっくり聞くことが一番大切なのかも。
前提として、「反抗的な言動には、なんらかの理由があるはず」と理解しておくことが大事。
あまりに反発的な態度が続くと、こっちも慣れてきて「また何か言ってるよ・・」と思いがちだけど、理由なく反発することってあんまりないから、それを探るためにきちんと時間を取って聴く姿勢を親側が持つことが大切なんだろうな。

NGな対応として、

「もう勝手にして!」「もう知らん!」と突き放すようなこと言ってしまうと受け入れてもらえないという感情から反発心がより強まってしまうらしい。(私も何回か言ってしまった・・反省)そして嘘もつきやすくなるとのこと。余計反発されたので突き放すのはNGだとわかった。
子どもが親から離れたいようなそぶりを見せていても、実際は違うようだ。反抗する子どもに対しては、根気よく子どもの話に耳を傾ける必要がある。

あと、「~しなさい」と命令形で指示することもやめたほうがいい。あまりに聞かないときは私も言ってしまいがち。でも余計反発されるだけだった。笑

おわりに


人への第一歩を踏み出そうとしているこの時期の子どもにとって、反抗によって意思表示をしたり、主張をしたりすることは、自分の価値観を確かなものとしていくために重要な役割を果たすもの。だから、中間反抗期は自我の確立のために欠かせないプロセスであることを親は理解することが大切なんだなと思う。

わかっちゃいるけど、やっぱり腹立つこともある。親だって人間なのだから。親の心の余裕大事。こちらも思い通りにいかない毎日。でも、子供なりに保育園で何かストレスがあったりしながらも外では頑張ってるんだろうな。そう思うと愛おしさも感じる。親としても日々鍛えられてます。子供と一緒に成長できたらいいな。

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