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常に良い人であろうとするな。過剰適応の末。

いつも優しくて穏やかだねってよく言われる。すごい有難いこと。
でも、そういわれてしまうと、そういう言動をしなくちゃいけないというのに囚われてしまって、頑張りすぎしまう私。

そういう、一般的に良い人と見られている場合は注意が必要で、過剰適応している可能性が高い。
「常に良い人であろうとするな」と自分自身に声をかけるようにしている。

良い風に見せたい!と思った時点で、注意が必要。
本来、良い人間関係ってリラックスして楽しく過ごせる関係なのに、
良い人にならないと離れて行ってしまうのではなないか。。と思ってしまうこと自体、健全な人間関係とはいえない。

私は過剰適応で抑うつ状態になったこともあり、過剰適応というものは本当に厄介なものだな~って思う。

過剰適応の定義は、


環境からの要求や個人が完全に近い形で従おうとすることであり、内的な欲求を無理に抑圧してでも、外的な期待に応える努力を行うこと

石井(2006)

過剰適応は、自分を押し殺してでも、周りの環境に合わせてしまうこと。
私の場合、ASD気質もあり発達障害も若干あると思うので、周りから浮かないように合わせているのもあるのもある。(カモフラージュ行動)


過剰適応になったと思う原因から、気を付けていることまで書いておきます。



私の過剰適応になったと思う原因


過剰適応になってしまう原因は何かというと、
私はこれに当てはまることがある。
例えば、

<家庭内>
・幼少期、同居している祖父と父の仲が悪く、いつも喧嘩にならないかヒヤヒヤしていた。(なぜそんなに仲悪いのに別居しなかったのか今でも謎。)
・祖父と父親の殴り合いの喧嘩をしていたので、仲裁に入った。そのあと同居していた祖父は家を出て行った。(今でも体調が悪いと思い出すのでPTSDっぽい)
・祖父は高齢で一人暮らしをしていたため、なぜか私が安否確認に行かないといけなかった(大人の役割では。。?若干、ヤングケアラーっぽかった)
<家庭外>
・思春期にある日突然、仲間から急にハミゴにされて、無視される、、かと思ったら仲間に入れてくれたりした。(今でも原因不明)


現在も過剰適応で体調を崩すことあり

穏やかな性格、優しい とよく言われることが多いが
あまり人に対して深入りしないタイプで意外とドライ。

もともとおおらかな性格もってるんだろうけど、育っていく環境の中で、無意識に「こうやって振舞えば穏やかに暮らせそうだな」って考えながら生活しているんだと思う。
ふと、我に返ったとき、意外とドライな自分に気づいたりする。(そこまで人に無関心であったり、人と距離が近いと離れたくなったり)

今も過剰適応で疲れるときがある。例えば、

人と対話するのは好きだけど、その人数が増えれば増えるほど話すのは苦手。(大勢の食事会・飲み会、子供の保護者の集まりの中で喋る、、4人以上になると無理かも。。)
→よく思われないといけないという思いが強くて、自分を出せない。(もう自分って何なのかもよくわからなくなっている)

新しい環境に入ったとき、ここで頑張っていこうと思いが強い(生真面目さ、こだわり、従順さ、嫌われたくないという思い)
→無意識に良い人であろうと努力してしまう。内面と外面でのギャップが激しく、そのギャップが自分自身を苦しめる。


過剰適応になりすぎないため気を付けていること


・気乗りしないことや、嫌なら断っても大丈夫。と割り切る。
→それで関係が切れてしまったら、もうそれはそれと受け入れてしまおうと、なるべく思うようにしている。そう思わないと、もう考えすぎて壊れてしまうwただ、断り方には気を付けている(どうしてもできなくて。。や、参加したいけど〇〇が理由で、、など)

・なるべく気を遣う場所にずっといないようにする→仕事などどうしてもなときは、なるべく時間を決めておく。(〇時になったら絶対に帰る など)

一人の時間を多く持つ→ただし、あまり深く内省しすぎないように注意。ネガティブ沼にハマっていく。一人反省会もよくしてしまうので、時間を決めておく。

・この記事に書いた、体調不良になる前に休むようにしているなどもある。
(詳しくはこちらへ↓)



おわりに

4月になって新しく環境が変わった人も多くいるので、ちょっと頑張りすぎるタイプかな、生真面目なタイプかなと思う人は、過剰適応からのうつになったりしやすいので注意が必要。

常にいい人でなくてもいいし、そんなわけがない。
自分をさらけ出すのは勇気がいることだし、自己肯定感がもともと低い人にとっては、自分を出すことが苦痛な人もいるだろうと思う。
無理せずちょうどいい塩梅で生きて生きたらいいな。

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