ランスのノートルダム:ランス大聖堂

画像1 今回はシャンパーニュ地方にあるランス大聖堂を紹介。歴史的にも非常に重要な場所です。
画像2 大聖堂のファサッドにはびっしりと彫刻が刻まれています。この中に微笑む天使が一人隠れているので、訪問の際はぜひ探してみてください。ちなみに広場には個人的にお気に入りのレストランAu Bureauがあります。チェーン店でフランス各地にあります。ぜひお試しあれ。おいしいハンバーガーやビールが楽しめます。
画像3 ファサッド中央にある彫刻の詳細。上側の少し黒ずんだ部分にここで戴冠式を行った歴代フランス王の彫刻が並んでいます。中央はフランク人の王クロヴィスです。
画像4 ファサッドの裏側。バラ窓のステンドグラスが見事です。またその両脇には聖母とヨハネの様々なエピソードが彫られています。
画像5 垂直方向の広がりを強調するゴシック建築。天井のVoûte d'ogiveと呼ばれる補強構造も美しい。
画像6 ステンドグラスを通して漏れる紫色の光で聖堂内は幻想的な雰囲気。
画像7 Le grand orgue。オルガンです。
画像8 ジャンヌ・ダルクもこの場所と縁がある人物です。イングランドとの百年戦争の最中、神の声をきいてシャルル7世をこの大聖堂で戴冠させ、形勢を逆転します。
画像9 基本的に教会内では帽子をとって大きな声を出さないよう注意します。また人によっては入口付近にある聖水で体を清め、十字をきることも。静まり返った聖堂内は厳かな雰囲気に満ちています。
画像10 この地にまつわる歴史的出来事が構内のいたるところでていねいに説明されていて、学生の一団もガイドの解説を熱心に聞き入っていました。最近パリのノートルダムが火災で焼け落ちてしまいましたが、こうした文化財は後世が歴史を体感するうえで重要なよすが。人災や天災からの保護技術の発達が待たれます。

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