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【PTOTST向け】児童発達支援・放課後等デイサービスでPT・OT・STに関わる加算

この記事を読まれている方は児童発達支援や放課後等デイサービスのことをご存知かと思います。

概要はわかったけど実際どんな人が働いているのか?

PT・OT・STのキャリアアップに関わってきそうなメリットはあるのか?

そんなお話をしていきたいと思います。

①児童発達支援・放課後等デイサービスではどんな人が働いている?

まず初めに、児童発達支援・放課後等デイサービスでは以下の人員体制を組むことが必須になります。

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上記の図のように、管理者(他の職務と兼務可)、児童発達支援管理責任者、保育士または児童指導員の計3~4名が基準人員となります。

ちなみにPT・OT・STも児童福祉法に基づく事業で2年以上かつ360日以上の実務経験を積めば児童指導員となることができます。

②PT・OT・STに関わる加算とは?

児童発達支援・放課後等デイサービスの中でPT・OT・STに関わる加算は主に3つあります。

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まず、「児童指導員加配加算」「専門的支援加算」の2つは先ほど紹介した基準人員と同じく人員を配置することで評価される加算です。

基準人員に加え、3、4人目を配置し、その人員の職種によって算定できる単位が変わる加算になっています。

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PT・OT・STはどちらの加算においても一番高い187単位の算定が可能であり、特に放課後等デイサービスの専門的支援加算は「理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理指導担当職員、国リハ視覚障害学科履修者」のみが算定対象となっています。

最後の3つ目の加算は「特別支援加算(54単位)」です。

特別支援加算とは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理指導担当職員、看護職員又は視覚障害者の生活訓練を専門とする技術者の養成を行う研修を修了した者を配置し、特別支援計画を作成し、計画に沿って支援を提供することで算定できる加算です。

この加算は児童指導員等加配加算を算定しているスタッフが重複して算定することはできず、全体を見ても算定している事業所は少ない状況です。

③「加算」を取れることがキャリアアップにつながるのか?

私見にはなりますが、「加算」があることで一概にPT・OT・STのキャリアアップにつながるとは言い切れません。

各事業所の裁量になるところも大きいと思います。

一方で、令和3年度の報酬改定で専門的支援加算が新設されるなどより支援の質向上または利用者のニーズに合わせてPT・OT・STが活躍することを期待されていると思います。

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ニーズにPT・OT・STの強みを生かして、支援を届けていくことで児童発達支援・放課後等デイサービスの中でのキャリアアップにも繋がっていくかもしれません。

最後までご覧いただきありがとうございました。

【参考・引用文献】
①厚生労働省:令和元年度障害者総合福祉推進事業放課後等デイサービスの実態把握及び質に関する研究報告書
②令和2年度障害者総合福祉推進事業:障害者支援のあり方に関する調査研究-放課後等デイサービスの在り方-事業報告書

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