Apex Legends シーズン14 ハンテッド スナイパー特化レジェンド ヴァンテージ 『あ、マークされました』
おはようございます。HYSです。
本日はApex Legendsシーズン14アップデートについて。新レジェンド『ヴァンテ―ジ』、帰ってきたマップ『キングスキャニオン』。
今シーズンは新マップや新モードのような目立った変更はなかったものの、これまでApexをプレイしてきたプレイヤーにとっては興味深い変更が多数ありました。
新レジェンドの能力やリングの変更など、明らかにApexが好きな、それも長くプレイしているプレイヤーを意識したアップデートのように感じます。
開幕と同時にランクマッチをプレイしていますが、キングスキャニオンというマップ、シーズン開幕と少し特殊な状況ではありますが、前シーズンとは全く違うので、そのあたりも含めて、数回に分けてお伝えできればと思います。
シーズン14は本当に良いアップデートをしたなと思います。面白いです。
本日は
【シーズン14 ハンテッド】
シーズン14のタイトルは”ハンテッド”。
新レジェンドのヴァンテージがスナイパーを得意とするハンターであるということ、ハンテッドは直訳すると「追われる」という意味を現す言葉。
追われている者の不安や恐怖を現す形容詞として使われることもあることから、キングスキャニオンでの戦闘の様を表現しているようにも感じます。
■新レジェンド ヴァンテージ
新レジェンド、”ヴァンテージ”。
本名、シオマラ "マラ" コントレラス、18歳。見た目は明らかに18歳ではありませんが、声を聴くと納得できます。僕が最初に感じた彼女への印象は声がかわいいでした。
彼女がApexに参戦した理由は母親を助けるため。ヴァンテージと名乗る理由も含め、公式HPそして、ストーリートレーラーでも公開されていますが、そちらはストーリー解説で書きたいと思います。
ヴァンテージはApex初のスナイパー特化レジェンド。その能力は少し特殊で、少なくともApexを最近始めましたというプレイヤーにはおすすめできるというレジェンドではありません。
■戦術アビリティ
彼女の横で飛んでいるコウモリのエコー。戦術アビリティはエコーを使って、移動をすることが可能です。
コウモリを指定した場所に飛ばし、そこに向けてヴァンテージ本人だけジャンプします。(2段ジャンプも可)
Apexでは戦闘面で有利になる移動に特化したアビリティを持つレジェンド(レイス、オクタン、ホライゾン、ヴァルキリー、パスファインダーなど)が好まれる傾向が強いですが、ヴァンテージのこのスキルは他のレジェンドのそれとは異なります。
そもそもApexで移動系のアビリティが強力とされる理由は単独で戦闘をしかけることができたり、敵の急襲に対してダウンをせずに逃れられたりするところにあります。
スピーディー且つ、キャラクターコントロールが多彩なApexでは直感的に使える移動系アビリティが戦闘で重宝されます。
レイスの虚空、ホライゾンのリフト、パスファインダーのグラップリング、ヴァルキリーのジェット…
これらはスキルの発動までに時間を要してもボタン一つ、もしくは簡単に発動することが可能です。
ヴァンテージのスキルは|コウモリ《エコー》を配置し、視認できるということがジャンプの条件になります。
戦闘中は相手のポジションによって場所を変えなければいけないですし、そもそも同じ場所に留まって戦い続けるのはあまりにもリスクが高い。
予め逃げるためにコウモリを配置するというのも他部隊にバレている可能性もあるので危険。ヴァンテージのコウモリは戦闘中に使えるアビリティではありません。
ヴァンテージの最も強い能力はこの後紹介するパッシブとアルティメット。スナイパーとしての能力が秀でているので、スナイパーが刺さる場所、高所且つ、敵に詰められにくい場所へ移動する為のアビリティだと言うことを認識しておくと良いでしょう。
ですのでコウモリで逃げれるからと言って、安易に前に出すぎることはせず、味方の後ろから支援する後衛としての役割を意識しましょう。
■パッシブアビリティ
僕はヴァンテージが強いと思った最初のポイントはこのパッシブアビリティ。
ヴァンテージはパッシブ(いつでも使える能力)で、武器なしまたは中~長距離スコープ(2倍以上)越しに敵のレジェンド名、アーマーのレベルを視認することができます。
これによって、敵の情報を敵に悟られることなく得る事が可能です。
敵の情報を得る事で、接敵せずに迂回するのか、敵のアーマーが弱いので仕掛けるのか。選択肢が広がります。
レジェンド構成も同じく。相手が戦闘バリバリのレジェンド構成であれば、おそらく強い。レイス、ホライゾン、オクタンが全員赤アーマーを着ていたら、避けたいですよね。極端な例えではありますが、事前に情報を得る事で判断をすることができます。また、相手に気づかれないので時間を使うこともできるのも強みです。
そして、もうひとつ。
ヴァンテージはスナイパー独特の偏差を考えなくても良いという強みがあります。
スナイパーはクロスヘアの真ん中を敵に合わせるだけでは当てることができません。遠距離になるほど、弾が沈むことを予測して撃つという技術が必要です。
チャージライフルが重宝されるのは偏差がないからです。
ヴァンテージはスナイパーが扱いやすくなるレジェンドということです。しかし、ヴァンテージは正直、スナイパーを持つ必要がない。
それはアルティメットの存在が大きいですが、このパッシブの良いところはスナイパーに限りではなく付いているスコープによって発動するところです。
あとはリコンレジェンドなので、ビーコンを使用してリング収縮に備えることも可能です。
■アルティメットアビリティ
最大の大技であり、ヴァンテ―ジが強いとされる一番の理由はこのアルティメットアビリティにあるでしょう。
ヴァンテ―ジはアルティメットで独自のスナイパーを使うことができます。
第三の武器です。ランパードのシーラと同じ扱いですね。
通常アルティメットは促進剤を使わない場合、試合で数回使用できる程度。一度使用した場合、次に使えるようになるには時間が必要です。
しかし、ヴァンテ―ジのアルティメットは完全に貯まっていなくても仕様することが可能です。
100%で5発の弾が装填されますが、まだ60%しか貯まっていなくても3発は撃てるということですね。
そして、面白いのはヴァンテージのオリジナルスナイパーの性能。
通常ダメージは50と決してスナイパーとしては強くはありませんが、当てた敵に対して、もう一度当てると100ダメージ入ります。
白アーマーであれば2発で終わります。
そして、何より強いのが、マークした敵へのダメージ増は味方の攻撃も適用されるという点です。
VCを繋いでのパーティプレイでは、3人でタイミングを合わせて同じ敵に攻撃することがありますが、ヴァンテ―ジがいる場合このフォーカスでの攻撃がかなり強い。
実際、僕はここ2.3日フルパーティでランクマッチを計12時間ほどまわしていますが、移動時に瞬時に落とされたことが何回かありました。
敵の距離が遠いからといって、安易に移動することができなくなります。
ただ、スナイパーはレーザーポインターが出るようになるので、相手の視界に入ると回避されます。
慣れてくると警戒されますが、そもそも、ヴァンテ―ジは中長距離スコープ時は偏差がないので、スナイパーが当てやすいです。
かなり強力なアルティメットと言えるでしょう。
【総評】
ヴァンテ―ジが今までにいなかったスナイパーに特化した面白いレジェンドです。
もちろん強力なレジェンドなんですが、主力になる、または使用率が上位に来るかというとそれは難しい。それはレジェンド単体の性能では他のレジェンドに及ばない面が多いからです。
ヴァンテ―ジはチーム内のコミュニケーションが上手く取れれば取れるほど輝きます。情報の共有、フォーカスなど、これまで上級者が駆使していたチームプレイです。味方と息を合わせるということを学ぶにはもってこいのレジェンドですし、楽しいです。
現状ランクマッチではかなり使えますが、カジュアルマッチには不向き。
またスナイパーを扱いやすくなるので、誰でも使えると思いますが、アルティメットのマーキングにしてもまずはスナイパーを当てなければいけません。
コウモリの使い方など、まだまだ使い方の幅は広がりそうですが、決して簡単なレジェンドではありません。
ただ、これから他レジェンドなどとの相性などを考えてヴァンテージが輝く場面がもっと増えていくと思います。それだけ可能性はあります。
これからが楽しみなレジェンド。
最近のランクマッチでは、
『あ、マークされました』
と報告することが増えました。ヴァンテージのアルティメットは恐ろしいです。。。
今日はここまで。次回は新キングスキャニオンとランクマッチについて書きます。ありがとうございました。
HYS
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