Apex Legnds 世界大会の魅力 僕らのセオリーにない戦いがそこにはある
おはようございます。HYSです。
昨日から開幕したApexLegendsの世界大会ALGS。
初日は17:00にスタートし、終わったのが翌朝の7:00。実に14時間。選手のコンディションも不安視されるほどのスケジュールですが、事情があるにせよ、今後のレギュレーションは一考する余地がありそうです。
また大会終了後に感想も含めて書いてみたいと思います。
初日は4つのグループに分かれて総当たり戦。順位ポイント、キルポイントで1位から40位を決定。
day2は初日の上位20チームが戦い、6試合。上位10チームが明日の決勝戦に進みます。
そして、初日の下位20チームも6試合。上位10チームは、WINNERSの敗者10チームと決勝進出をかけて最後の戦いに。
負けたチームは敗退となり大会を去ることに。
今日は世界の魅力について。
【僕らの常識では語れない海外チームのアグレッシブさ】
日本チームが所属するApac North地域はいかにいい場所を早く取って、有利な位置で戦闘をする。
ポジションを取る為のクリプト、広くエリアを確保するワットソン。他の海外勢とは違った特色のある地域。
これが日本全体のムーブの基本になっており、僕らが書く攻略法でもよくみかけます。
"有利なポジションを先に取ること"
特にクリプトの練度は他の地域にはない強さがあります。
昨日の予選も、序盤は日本・韓国勢も健闘していましたが、徐々に世界の強豪に飲まれていく展開。
DeToNatorが日本勢初チャンピオンを獲得するなど、健闘しましたが、
上位20チームに残った日本チームはteam UNITEのみ。そのUNITEもWINNERSでは上位に残ることはできませんでした。
海外チームのアグレッシブさと火力、それに加え繊細なエリアコントロール。
■アグレッシブだが繊細な戦闘力
ヴァルキリーの採用はどのチームにも見られましたが、やはり海外のTOPチームの戦闘力の高さは日韓地域にないものがあります。
リスポーンで降りて来る敵にウイングマンを当てる技術。Apexをプレイしている人であれば誰でもわかる上手さ。
「半端ないって。空中から降りている敵にめっちゃウイングマン当ててるもん。」
あの大迫もびっくりです。
これは極端でわかりやすい例ですが、
自分たちのエリアは積極的に取りに行く(戦闘を仕掛ける)、1人が落ちたら必ずと言っていいほど詰めに行く。
ジブラルタルのドームファイトはあまりに奇麗で驚異のキルスピード。しかし、1人でもダウンしてしまうと、すぐさま他チームに食われてしまう。
■しっかりとした状況判断
しかし、一見無謀なように見える戦闘も、よく見るとすごくケアをしながら戦っているのがわかります。
印象的だったのがday2の2戦目ザ・ドーム安置の場面。日本のUNITEがヨーロッパのALLIANCEに漁夫に向かった場面。
キルログ流れて間もなく、完璧なタイミングで漁夫に向かいましたが、それを見越したALLIANCEのポジショニング。別チームが来てもいいように、しっかりヴァルキリーが上からポジションを確保。
漁夫に来たUNITEを一人で大ダメージを与え、UNITEは逆に不利な状況に。結果的に漁夫にいったところを見事にやり返しました。
強豪チームは突っ込んで破壊するというイメージがありますが、しっかり自分たちの状況を把握して、漁夫の対策をするなど、細かい上手さもあります。
試合前に韓国のCrazyRaccoonやaDが強さと上手さのバランスが取れていて、世界でも上位に食い込んでいけるのではと予想していましたが、海外の強豪チームも爆発的な火力に状況を冷静に判断できる上手さもあり、キレイな戦いをするチームも多い。
世界は強い。そんな印象です。
韓国のFOR7がTOP10に残り、明日の決勝進出を決めました。頑張ってほしいですね。
【世界大会の魅力】
ALGSを見ていて一番感じたおもしろいポイント。
それは、
桁違いの火力や、強気の姿勢。安置をとっていても勝てない。自分達で戦闘をしかけて場所を取りにいく。
わかりやすい例は、残り3チームになっても、隙あらば倒しに行く。
試合終盤の3チーム残りのセオリーは他チームが戦闘になるまで待てです。
しかし、ポジションが悪いと判断したらすぐに仕掛ける。ポイントを取りに行く、という判断の早さ。
もちろんすべてがハマるわけではないですが、セオリーじゃない動きや戦い方は世界の競技シーンでしか見れません。
これが最大の魅力ではないでしょうか。このあとのまだまだ続きます。最高峰の戦いを楽しみましょう。
HYS
ご支援ありがとうございます!!いただいたサポートはnoteの企画で使わせていただきます。