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慢心しない

私が人生の中で最も大切にしている心の持ち方は慢心しないことです。

人は誰しも失敗を繰り返し成長していきますが、その失敗の中でも一生懸命に努力して叶わなかったことと慢心して失敗してしまったことがあると思います。努力しても叶わなかったことは結果としては失敗だけれど、必ずこの先の人生の糧となります。

しかし、慢心して失敗したことは非常にもったいないことです。慢心するということは成功する可能性を感じていたということですから頑張り続けていたら成功に限りなく近づいていたことでしょう。

学生の頃テストで自分の得意な範囲を学習していて満点取れそうなほど自信があったけれど、いざテストを受けると思ったよりかなり点数が低かったことはないでしょうか?私はかなりあります。その時の心情は慢心していました。

自信があるというのは良いことです。しかし、慢心してはいけません。

自信とは自分の能力や価値などを信じることです。

慢心とは心の中で自分のことを自慢すること。おごり高ぶる心です。

ニュアンスは似ています。自信が度を越えると慢心に変わるという捉え方でいいでしょう。つまり、自信は頑張り続けて実力が備わった上で持つもので慢心は見かけで判断し、過信してしまっている状態です。

学生のころは慢心しまくっていても次から気を付ければいいですが、大人に近づいてきて慢心しているとみっともないです。自信を持つことに徹底して方が賢明です。

最近、大谷翔平選手が最優秀選手賞を満票で受賞しているのを耳にしてすごく刺激をもらっているし、自分のことのようにうれしいです。大谷選手は国民栄誉賞を辞退しているし、全然慢心していません。彼には将来の設計図が頭の中に思い描かれているからまだまだ成長段階なのでしょう。人間性もメジャーリーガー級です。

慢心するとそれ以上の成果を出すのはかなり難しいと思います。謙虚であるからこそ自分の足りないものを把握できるし、成長できます。

自分に慢心せず、毎日精進していきます。

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