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ユーザー様のお気遣い

 今日は、お彼岸の真ん中に当たるのでしょうか。外に出ると、なぜかいつもより人出が少なく感じます。連休明けだからですかね。私自身もボーッとしながらいつもよりのんびり歩いてしまっているような気がします。

 オンラインHey!Bouzが終了してから、以前よりも多くの方に通常のHey!Bouzをご利用いただいております。
 運営側としては、素直に嬉しく思います。仏教についての学びを深めていただいたり、抱えられている悩み解決のための手段の一つとしてお選びいただくことは、光栄でもあります。

 
 ただ、ご利用いただくユーザー様にはご依頼内容を自由にご入力いただく欄があるのですが、いつも拝見していて思うことがあります。
 それは、運営側とBouz側にとても細やかな気遣いが文面から見て取れる、ということです。

 特に悩み相談をご依頼いただいた方は、ご自身がとても辛い思いを抱えているにもかかわらず、どこか相談することを申し訳なく思ってらっしゃるかのような、控えめな依頼の仕方であると感じることがあります。

 Hey!Bouzは、サイトをご覧の通り(サイト名からも?)、少しポップで「気軽にお坊さんと話そう!」という打ち出しをしています。もしかしたら、その点で遠慮なさっているのかもしれませんが、言ってみれば「肩に力が入っている」という印象があります。

 あまり気を遣わなくても良いような関係の相手には、真剣な悩み相談というものは実はし辛いものです。重くなりたくないな、面倒だと思われたら嫌だなと関係性の変化を恐れたり、期待していた反応が返ってこなくて不信感を持ってしまったり…

 なんとか自分の中で解決しよう、と気持ちを奮い立たせても、頑張れる限界がいつかやってきます。上手いこと折り合いを付けられる場合もありますが、どうしても落ち着くタイミングがやってこない…そんな時は、もう一度、外に頼れる場所を探してみます。その場所というのは、人に相談する場合もあれば、何か別の対象だったりもします。

 Hey!Bouzでの悩み相談というのは、そんな時にお役に立てるのではないかと考えます。
 ご依頼いただいたユーザー様に対して、対応可能な僧侶様が応募とともにユーザー様向けのコメントをご入力いただくのですが、ユーザー様の短いご依頼文からその僧侶様なりに読み取られた内容と温かいお声がけや、“yes”という回答だけでも、私はいつも感動しております。
 最終的にBouzをお選びいただくのはユーザー様ですが、私はいつもBouzの皆様の回答状況を拝見し、「どなたにお任せしても安心だ」と確信しております。

 ご依頼内応を問わず、またたとえお受けできない場合であっても、丁寧に温かく対応してくださる方ばかりですので、ひとまず安心して飛び込んできてください!とユーザー様に伝えたい…そう、最近は強く思います。


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