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ふりかえりとこれから

 Hey!Bouzでは、様々な悩みや苦しみや悲しみを抱えた方からのご依頼をいただいております。悩み相談専門のサービスというわけではないので、純粋に仏教に関心の高い方やお坊さんとお話ししてみたい、あるいはお坊さんのお話を聞いてみたいという方からのご依頼も受けることがあります。

 相談をするにしても、何かについて話すにしても、Hey!Bouzにおいては、ユーザーさんが決めた時間と金額に見合ったサービスであることが前提となります。逆の言い方をすると、サービス提供者である僧侶のみなさまは、ユーサーさんが決めた時間と金額に守られていることになります。

 この時間内に、この金額に見合った精一杯のサービスができていれば良い、と記すとまるで手を抜いているかのように思えてしまうかもしれませんが、そうではなく、そうすることが“満足度100%”の目安になるのではないかと考えます。

 どのような場面においても、過剰なサービスは時には相手の重荷になったり、サービスを提供する側の首を締めることだってあります。
 相手のために…と思ってやっていることは実は自分のためだったりするので、それに気付きながら一生懸命になり、結果的に相手が喜んでいれば問題ないと思います。

 悩みが解決されたかどうか? 相手が本当に喜んでいるのかどうか?

 悩みは解決したように見えても次から次へと形を変えてまた私たちの中に生まれてくるし、相手の本当の気持ちや微妙な感情の変化は、他人からは確認することはできません。

 悩みは人に解決してもらうことが最終的な目標なのではなく、自分自身で上手に扱えるようになっていくことを目指したいものです。
 そして相手の喜びのためにと先走るより、自分の心にゆとりがあり楽しく過ごせているかどうかを振り返ってみたいものです。


  みなさまにとって「ひらける」年となりますように。





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