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片頭痛と更年期


更年期と片頭痛の関係

更年期は、女性ホルモンの減少によって様々な症状が現れる時期です。このホルモンバランスの変動が片頭痛の頻度や重症度に影響を及ぼすことが多く、特に更年期前後の女性にとって片頭痛が悪化するケースが増える傾向にあります。

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ズキズキ痛むのズーンズーンと重いのか痛み方によって原因は異なります

エストロゲンが減少すると、脳内の血管収縮と拡張の変化が大きくなり、片頭痛が起こりやすくなります。また、ホットフラッシュやイライラといった更年期特有の症状も、片頭痛の誘因となることがあります。

片頭痛と漢方の養生法

漢方には、更年期特有の片頭痛を和らげ、体のバランスを整えるためのアプローチがいくつかあります。ここでは、片頭痛予防や緩和のための基本的な養生法についてご紹介します。

1. 冷え対策と「気」の巡りを整える

漢方では「気・血・水」が体内の健康バランスを保つ重要な要素とされています。更年期は「気」が滞りやすく、それが片頭痛の誘因にもなります。特に、冷えによって血流が悪化することが片頭痛を引き起こす原因となりやすいため、体を温めて「気」の流れをスムーズに保つことが大切です。


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気血水はバランスが1番大事!どれが多くてもどれが少なくても不調につながります

2. ストレスの軽減とリラックス法

更年期において、ストレスが片頭痛を悪化させる原因になりやすいため、リラックスできる時間を意識的に持つことが大切です。漢方の「安神(あんしん)」の考え方に基づき、心を落ち着けることが健康維持に繋がります。

おすすめの養生法

  • 白湯(さゆ)を取り入れる:冷えやすい体質の方は、朝起きた時、夜寝る前に白湯を飲むことで体を内側から温める習慣をつけると良いでしょう。

  • 深呼吸法:深い呼吸は自律神経を整え、ストレス軽減に効果があります。意識して深呼吸を1日3分 決まった時間に取り入れてみましょう


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美健習慣です!

3. 食生活で体質を整える

更年期は不調を見逃さず原因と症状を探って表面化する前(未病の段階)に、体質改善を図ることが予防に繋がります。

おすすめの食材

  • 黒豆山芋:気や血を補うとされ、エネルギー不足や冷えを防ぎます。

  • ゴマやクルミ:血流を促進し、ホルモンバランスを保つ作用があります。

  • 生姜やネギ:体を温め、血流を良くする効果があり、片頭痛予防に役立ちます。

HESOPOCCaのアプローチ

更年期は「肝」「腎」を癒しながら上手につきあっていくことが1番です
新たなステージだと思って今までなかった不調や思うように心や体が動かなくても自分を許して責めたり、落ち込んだりしないでください

更年期の症状によって使用する精油は変わってきますが
当帰と桑椹「補肝、補血、補腎」を使います。特にこの時期寒暖差の気圧の変化で片頭痛でお悩みの方もいらっしゃると思います。頭が痛いと「何か病気なのでは?」と不安になりますよね
気と血(ケツ)が滞っているか不足していると思われますので先ずはHESOPOCCaの体質診断をなさってみて下さいね


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