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「私が欲しい住まい」を掘り下げて考えてみた

2024年初投稿になります。なかなか思うように更新できていませんが、今年もなんとかやっていきたいと思います。

さて、こちらの前回の記事で紹介した本ですが、ちょうど昨年末に私が受けたオンライン講座で取り上げていまして、あんなに読み込んだ本なのにご著者直々の説明を受けるとまだまだ理解が浅かった、ということに気づかされたりしています。
そこで今回はちょっとこのnoteの場をお借りして、講座の宿題を兼ねつつ、自分のプロジェクトにどう活かしていきたいのか、を掘り下げたいと思います。

我が家では、うちの土地を活用したいと思っているのは実は私だけで、地主本人である夫は全くその気がありません。というのも、夫の別の所有地にはスーパーの店舗が建っており、収益的には困っていないからです。ではなぜ私はアパートを建てたいかと言えば、私が住みたいからです。

このnoteの初回にも書いたのですが、私は夫と老後を共に過ごすイメージがなかなかできません。どうしてかと言われれば、まぁこの上沼恵美子さんの記事のようなものです。

夫婦といっても、ずっと一緒に暮らすのには相性が合わないということは、この世の中にはけっこうあることなんじゃないかと思っています。

でも私は別宅を建てられるほどのセレブでもなければ、身ひとつで飛び出せるようなキャリアも築いてこなかった。
甘いと言われればそれまでですが、この土地にアパートでもあれば、家に収益も入りつつ私は一人暮らしする場所が手に入るのでは、と考えたのです。こんなぶっちゃけすぎの話、お恥ずかしい限りですが…。

ですが、これから家は余る時代。ただアパートを建ててハイ一人暮らしできました、めでたしめでたし。となるとはさすがに思えません。そもそも、私が住みたいのはそんな家ではありません。
住人同士は他人でありつつも、お互いがゆるくつながる関係を築きたい。
なんでもいいのです。例えば、共有スペースがあってそこに乾燥機だけがある。住人は部屋に安価な縦型洗濯機だけ置けば、普段は自分のペースで洗濯できる。でも雨の日は乾燥機が使いたい。そこで共有のを使いに行き、ほかの住人と顔を合わせ、なんとなく交流が生まれる…。

そこに住むのはどんな住人なのか。私のように夫婦での老後がしっくりこない人とか、もともとシングルの人、人生の過程でシングルになった人、私は特に女性をイメージしています。自立はしているけど、もう誰かのためにじゃなくて自分のために生きたい。けど女性はシングルだとまだまだ社会的には弱者。そんな人同士がゆるくつながり、時間をかけて「私はここにいていいんだ」と思える住まい…言うなれば「互助会アパート」のようなところが欲しいのです。

そんな漠然とした希望(妄想)があった私が、なぜ甲斐先生の本で心に火が灯ったかと言いますと、それが「コミュニティ」に言及しているからです。

正直「こちらのアパート、今入居するともれなくコミュニティがついてきます!!これであなたも隣人とすぐ仲良し♪」なんて物件、本当に住みたいでしょうか。自治会やPTAなどですら嫌遠されるご時世、面倒そうだしあまり客は寄り付かないでしょうね…。

でも甲斐先生の本では、確かにそこにコミュニティが生まれ、それが住まいにポジティブに影響を与えています。そんな実例がたくさん載ったご著書もあり、この本が前回紹介したかったものです。

本の内容についてはまた別の機会に書こうと思いますが、ご興味がありましたらぜひ読んでいただきたいと思います。実例ひとつひとつが本当に素晴らしいし、素敵なんです。
でも正直、私はいまだに不思議なんですよね。どうしたらそんなコミュニティが生まれるのか…その謎を解くために、私はアマゾンの深い森の奥地へ向かう…のではなく、甲斐先生の講座を受けているわけですが。

というわけで、まだまだ学ばなければいけないことだらけではありますが、その学びをこうして少しでもアウトプットして、自分の中でしっかり咀嚼したいと思っております。なのになかなかnoteが更新できず…年始から全然勢いに乗れない自分が悲しい。

そんな自分を克服したい。それを2024年の目標としたいと思います!
生暖かい気持ちで、スキを押して応援していただけましたら幸いです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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