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ポジティブシンキングが長続きしない理由

最近でこそ
あまりポジティブシンキング
という言葉を聞かなくなりましたが、


少し前まで
ポジティブシンキングが
社会的価値観として
当たり前だったと思います。


ポジティブになれば
前向きになれて
前進するイメージがありますよね。


ただ、このポジティブシンキング。


一時的に前向きになれるものの
再びネガティブに逆戻りしてしまう。。

なんてことを
経験された人もいらっしゃると思います。



そこにはカラクリがあります。

人は何かモノゴトをとらえる時、
ポジティブかネガティブかの
いずれかの判断をしてしまいます。

それも瞬時にですね。

実は
科学的に見ると

その一瞬の中に
プロセスがあります。


それは

認知→思考→感情

というプロセスです。

例えば、

認知の段階で
ネガティブと判断すれば

思考→感情は 
自動的にネガティブのままなのです。


ポジティブシンキングの多くは

この思考部分を
無理やりポジティブに
置き換えています。
(勿論すべてではありませんが) 

ですので、

無理やりというか
こじつけてポジティブとして
納得させているに過ぎません。。


根本が
納得できていない(ネガティブのまま)
ので長続きしないのです。


根本とは
認知の部分になりますので

ここがネガティブのままですと 
根本解決にならないのです。



どうしたら根本解決になるか?


それは

認知の段階で、

ネガティブと判断した
片割れのポジティブを 
見るようにすること。


それに尽きます。


ポジティブなどあるわけない!


と反発したくなるかも 
しれませんが


ここは一旦冷静になることを
おすすめします。。


ちょっと
壮大な話になりますが


人は宇宙の一部であり
自然の一部であるから

そこに逆らえない存在です。

ですので
何事も表裏一体ということを
本来よく分かってます。


陰陽の図の如く、

互いが同じ量で
バランスしているのです。

そう考えると

ネガティブを認識したということは
同時にポジティブを認識した

ということと同義であります。


信じられないかもしれませんが

ネガティブが起こった
同時の瞬間に

ポジティブが
存在しているということなんです。


そう、

認知の段階で
ネガティブもポジティブも
両方あることを見つけること。


そうすると
もはやポジティブでいることですら
求めなくなります。

口でいうのは易しですが、
ネガティブもポジティブも
両方同じだけある。

これを
まずは受け入れてみると
良いかもしれません。






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