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  • とおいとおい、ところから、2から3。またしても2

  • 終わりと始まりの物語

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530日前のこと

「そんなことして何になるの?!」   テーブルをひっくり返しそうになった、 スイスホテルのカフェラウンジ。 Sさんがあまりに真剣だったから、 冒頭のセリフは声に出していない。 最後まで話を聞いて私の体は硬直した。 なぜか頭の中は10メートルはある高い天井の一番上から、 4人でテーブルを囲む様子を想像している。   「すごい方法があるんです」 そんな風に始めたSさん。 「本当に人生が変わります」 「いいことがどんどん起こるようになるんですよ」 ウィークデーの午後。も

    • 作家の彼が愛を語ると、こうなった。

      今から30年ほど前のこと 18で出会ったYは、すでにもう作家だった。 私と同じライタースクールに通いながら、 いくつかの雑誌に寄稿していた。 「俺はすでにプロだから、 ここで学ぶことは別にないけど、 コネがもらえるかもしれないと思って来た」らしい。 30年前の平成。 ネットなどあるはずもなく、 いい仕事にありつくには、コネのある学校に入るか、 人からの紹介や、会社にバイトで潜り込むか、それとも と言う時代背景でした。 初めて彼の家を訪れたのは、 21の時。 季節は

      • ステンレスの白い水垢どうにかならんかなーって、ずっと思ってたのね。 ゲキ落ちくんとか、クエン酸とか、いろいろ試したけど、、 結果 シャンプーでピカピカになって超絶ビックリしたw

        • 相手が素直に感情を語ってくれた時、 受け止めればいいものを、 「怒ってるの」 「気を悪くさせたの?」と、 ゆらゆらしてしまう私を、 今日、発見した。 でも、 そんな言葉を交わして、 人と人は近づいていく。 今頃、そんなことに気づいています。 今日も心地いい。

        530日前のこと

        • 作家の彼が愛を語ると、こうなった。

        • ステンレスの白い水垢どうにかならんかなーって、ずっと思ってたのね。 ゲキ落ちくんとか、クエン酸とか、いろいろ試したけど、、 結果 シャンプーでピカピカになって超絶ビックリしたw

        • 相手が素直に感情を語ってくれた時、 受け止めればいいものを、 「怒ってるの」 「気を悪くさせたの?」と、 ゆらゆらしてしまう私を、 今日、発見した。 でも、 そんな言葉を交わして、 人と人は近づいていく。 今頃、そんなことに気づいています。 今日も心地いい。

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        • とおいとおい、ところから、2から3。またしても2
          1本
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        記事

          結婚式を挙げたい同級生

          同い年の友人が「結婚式を挙げたい」というので、 誰と聞いたら 「まだ相手は決まっていない」とのたまった。 バツイチの彼女は、結婚生活と子育ては経験している。 しかし所謂「デキ婚」で、金銭面で挙式が叶わなかったそうだ。 だから言う。 「結婚式をしてみたい」 「プロポーズをされて(もしくはして)婚約指輪を受け取り、 結婚指輪を一緒に買って、式の後はハネムーンに行きたい」 けど 「誰かと生活をしたいわけではない」 そこで、提案してみた。 クラウドファンディング で相手と資

          結婚式を挙げたい同級生

          あれから275日 いつからの日付? それは、 「毎日いいこと10個数えたら」って言われてからの日付 1ヶ月くらいでガラッとかわるよーって言われた。 うん 1ヶ月ごとにどんどん変わってる。 スゴイお仕事いただいたり、 素敵な方から連絡がきたり、 毎日本当に幸せ💕

          あれから275日 いつからの日付? それは、 「毎日いいこと10個数えたら」って言われてからの日付 1ヶ月くらいでガラッとかわるよーって言われた。 うん 1ヶ月ごとにどんどん変わってる。 スゴイお仕事いただいたり、 素敵な方から連絡がきたり、 毎日本当に幸せ💕

          あれから274日   やっと口を聞いてくれた息子と話したことあれこれ。 別れた夫の仕事のこと。 夫と同じ道を歩み始めた息子のこと。 こどもたちが小さかった頃の、逼迫した生活のこと。 たった100円を握りしめて、スーパーへ行く日常。 キャベツの葉っぱを愛おしむ日々。

          あれから274日   やっと口を聞いてくれた息子と話したことあれこれ。 別れた夫の仕事のこと。 夫と同じ道を歩み始めた息子のこと。 こどもたちが小さかった頃の、逼迫した生活のこと。 たった100円を握りしめて、スーパーへ行く日常。 キャベツの葉っぱを愛おしむ日々。

          「小銭を出した方が親切」というウソ 個人商店への対応だった。 今時、釣り銭が足りない店など滅多にみない。   それでも私は電子決済は極力使わない。 どうしても使いすぎてしまうからです。   使ったら、すぐに現金をカード支払い用の袋に入れる。 夜はカードを使わない。

          「小銭を出した方が親切」というウソ 個人商店への対応だった。 今時、釣り銭が足りない店など滅多にみない。   それでも私は電子決済は極力使わない。 どうしても使いすぎてしまうからです。   使ったら、すぐに現金をカード支払い用の袋に入れる。 夜はカードを使わない。

          毎日のように相談をされる。

          それも、いろんな方から。 自営業者なんて、内情はどれも同じようなものだ。 どうも私は、順風満帆に見えるらしい。 うまくいく案件も、 うまくいかない案件もある。 それも、誰だって同じだ。 いい案件が続く時もあれば、 難しい案件が続く時もある。 それも、 だれだって同じ。 それで いったい何を相談しにくるのかと言えば、 結論はここにある。 「売り上げを上げる方法」についてだ。 側から見ていると手に取るようにわかることでも、 自身ではわからないことが多い。 人に

          毎日のように相談をされる。

          「目処があるのか」そんなもの

          それをやっていって、ビジネスとして成立する目処はあるのか? 目処があるなら誰でもやるわ。 そんなもん努力ちゃうねん みんなやめてまうやん。途中で。 だからええねん

          「目処があるのか」そんなもの

          毒親と文句を言っても、そのまた親もまた毒親

          現在40代以上のヒトが こども時代に読んでいたマンガには、 暴力シーンが多くあった。 信じられないかもしれないが、 恋人同士の口げんかが、 どちらかの「ほっぺたをバシっ」で終了する。 頬には赤いアザが残る。 それが「愛情」だと表現され続けた昭和。 当時は著作権という意識があまりなく、 誰かが描いたものを、他の漫画家も平気でそのシーンを模倣して、 あちらでもこちらでも出され続けたのだ。 (余談 ブサイクな女の子がメガネを外して三つ編みを解くと、美女だったというエピソード

          毒親と文句を言っても、そのまた親もまた毒親

          3度目に、ほんとのサヨナラ

          1度目 登校前にキツくおこってしまった。 心配になって、中学校に電話した。 おこりすぎたかもしれない。様子をみてやってくれと。 すると夕方、 中学校から連絡があった。 「学校に来てください」 「本人は帰りたくないと言っているので、お返しすることはできません」

          3度目に、ほんとのサヨナラ

          もう一度、会えたらな

          今から、17年前に私のお腹から出てきた子 必死になって育ててきた。   女の子。   すごく、 可愛くて可愛くて。   生活苦。   感じさせたくない。   ある日   弟くんの大怪我。   血まみれ   主人の暴力。   行政に相談した瞬間、 「聞いてしまったので、子どもさんたちは保護します」 まってください 待ってください。   そんなこと、勝手にされたら困ります。   「いえいえ、子どもさんたちの身の安全が最優先です」   私の安全はどうなりますか? 主人に、暴力をふ

          もう一度、会えたらな

          あの日

          あの日裸足で飛び出した娘は、 写真の中で ワンサイズ大きめの服を着て、 ケーキを持ってニコニコ笑っていた。 心配していた、激太りや激やせもない。 市の職員は、 ボキャブラリーの貧困な人で、 「元気ですよ」 「元気にしてますよ」 しか言わないので、 全く状況がつかめず不安だった。

          あの日

          その時のことを思い出して

          国境をこえたずっとずっと向こうと、そして、 空の、上の、上の上と、さらに、 大地の、下の、下の下を突き抜けてまだ向こうから、 四方八方、十方から、白く光るものが集まってきてスッと、 体の中心に入ったそれが、指先までひろがり消えて、 目が覚めた。 いつもの白い天井と、大きなはき出し窓から差し込む太陽がまぶたにしみる。 カレンダーは8月22日 「世界が、完全に変化した」 口の中で呟いた。

          その時のことを思い出して

          こんな国では産めない

          比べて比べて比べまくる教育が、 底辺経済家庭に、無理をさせる。

          ¥100

          こんな国では産めない

          ¥100