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【サプリメント1】ホリスティック栄養士がサプリを使う時 :摂取する前にチェックする2つのポイント

ホリスティック栄養士の仕事の一環として、サプリメントを活用して

✅ 不足を補う
✅ 症状の緩和
✅ 体質改善や原因因子の排除

などのサポートをします。

利用するサプリは

✅ アミノ酸
✅ ビタミン
✅ ミネラル
✅ 食物繊維
✅ 植物栄養素(フィトケミカル)
✅ プロバイオティクス

などとても幅広いです。

サプリを「正しく・上手に」取り入れることがだと大事だと考えます。

そしてサプリをオススメする前に必ずチェックするポイントが2つあります。

食事
安全性

です。

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ポイント1:やっぱり食事が一番大事

「食事よりもサプリメントの方が効率的に栄養素が取れる」

と聞いたり、見かけたりすることがありますがいつも違和感を覚えます。

まず、食事に「効率性」を求めるのもどうかと思いますが、

もし栄養素を効率的に取りたいならば、食事からとる方が良いのでは?というコーホート研究の結果が2019年Annals of Internal Medicineに発表されています。

サプリメントからとった栄養素は、長生きに直接繋がらないのに対し、正しい食事と量は長生きに関与しているとの研究結果です。

以下は私の考えですが、

✅ 植物由来の食品には栄養素の他に多くのフィトケミカルを含む
✅ 食品内の栄養素同士の相乗効果もある可能性大
✅ 食品からの栄養素の吸収はBETTER

ほうれん草には鉄分とその吸収をよくするビタミンCも含まれる 

みたいな例はたくさんあります。

「栄養素」だけでなく、食べることは私たちに「幸せ」をもたらしてくれると思います。

食事から取れるのなら、それが一番です。

正しい食事をせずにサプリばかりとる、では本末転倒です。

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ポイント2:安全第一

サプリメントを利用する上でとても大切なことは安全性です。

「自然のもの、ハーブは体に安全ですよね」とよく聞かれます。

確かに安全な方ですが、

✅ 薬との相互作用
✅ 取りすぎに気をつけないといけないもの(特に鉄!)
✅ 妊娠中・授乳中の安全性
✅ サプリに含まれるもの・添加物

など注意すべき点があります。私がクライエントさんを指導するときは必ずチェックします。

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それでもサプリメントを使う時

マイナス(不足)を補います。

食事からの補充だけではまかないきれないと判断。例えば、不足の理由には

✅ 土・農業の変化により農作物の栄養素が不足
✅ ⬆︎ストレス
✅ ⬆︎環境汚染・重金属
✅ 症状・疾患などにより栄養素の必要⬆︎
✅ 長期の食事の偏り
✅ 薬による栄養素の必要⬆︎

プラスする。

食事プラスで効能を利用する方法です。これにより

✅ 症状の緩和
✅ 悪化を予防する
✅ 改善する時間を早める
✅ 体質改善
✅ 原因因子の排除

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最後に

健康な人で普通に正しい食事を心がけている人なら基本的にはサプリはいらないと考えるのが私のスタンスです。

例えば

仕事が忙しくてストレスすごい、って時だけマグネシウムを取るとか
風邪など免疫力が下がった時に亜鉛とビタミンCを取るとか

ちょっとした症状の軽減のため短期間使用するというのももちろんありですが、

大体、慢性の症状や疾患がある時に利用します。

「友達がいいと言っていた」「ネットで良いと見た」というのではなく

自分主体で、本当にそのサプリが必要かを考えることが大事ですよね。

いらないものは取らない
必要なら安全・質の良いものを効果的に取る

正しく上手に取るサプリメント1は、2つのポイント「食事と安全性」とそれでもサプリメントが必要と考える時についてでした。

サプリメントについてはこれからも書いていきたいと思っています。

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