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【採用インターン募集】異彩を世界に届ける伴走者求ム!

この度、株式会社ヘラルボニーは、福祉領域のさらなる拡張を目指すため、岩手・東京での採用インターン(※新卒採用を考慮した長期インターン)の募集をいたします。

インターン募集にあたり、ヘラルボニーのストーリーや思想について、インターンでは実際にどのような実務が実施されているのか。現在活動中の現役インターン生から生の声も届いています。ご一読ください。

ヘラルボニーのはじまりと未来

ヘラルボニーは、双子である代表の松田崇弥、副代表の松田文登に4つ上の兄がいたことから誕生しました。

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彼ら双子の兄は、重度の知的障害を伴う自閉症です。彼はもちろん、笑います、悲しみます、怒ります、そして、涙を流します。敢えてカテゴライズするならば、私たち”健常者”と同じ感情を抱きながら、当たり前に毎日を平和に過ごしています。

しかし、その兄はよく「可哀想」と表現されることがありました。同じ感情を抱いているにも関わらず、なぜ「可哀想」なのだろうか?

ヘラルボニーは、障害を敢えて特性と言い切ることで、違う視界から、違う世界を、社会に向けてプレゼンテーションできると信じています。カラフルな個性を纏う彼等だからこそ、生み出せる魅力があるのです。

私たちは、「福祉」のボーダーを超えたい。障害のある人が「できない」ことを「できる」ようにするのではなく、「できない」という前提があることすら認め合う。社会のために彼等を順応させるのではなく、彼等の個性のために社会が順応していく。

株式会社ヘラルボニーは、
そんな社会を夢みて”異彩を、放つ”福祉実験ユニットです。


OUR SERVICE

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私たちヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験ユニットです。 

日本全国のアートに特化した福祉施設とアートライセンス契約を結び、2,000点以上の作品をデータで保有し、さまざまなモノ、コト、バショに展開しています。ヘラルボニーには、大きく分けて3つのサービスがあります。

01|HERALBONY LIFESTYLE

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知的障害のある作家の作品をファッションプロダクトに落とし込み、人々のライフスタイルを彩る。強烈なアイデンティティの先に生まれたアートは、社会に新しい価値を生み出す「HERALBONY LIFESTYLE」。来年には、家やオフィスを彩るインテリアブランドもローンチします。

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また、2021年4月岩手にオープンした「HERALBONY GALLERY」では、作家「個人」にフォーカスした原画作品の展示・販売を定期開催。「アート」というフィルターを通して作家に対するリスペクトがうまれ「障害」というイメージを払拭する場を体現します。

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02|HERALBONY TOWN

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街全体を作家の才能を放つ、カンヴァスに。
日本各地の作家・福祉施設とのネットワークにより、地域のあらゆるモノ・コト・バショを地域の作家が彩る、これまでにない地域連携の展開を目指す「HERALBONT TOWN」。

建設・住宅を守る「仮囲い」を、新発見ができる美術館と捉え直してみる「WALL ART MUSEUM」。数ヶ月間の期間限定、突如として現れる地域に、まだ見ぬ創造表現との出会いを創出するソーシャル美術館です。
最近では東京駅やTBS赤坂サカス広場、成田空港での展開を初め、日本全国30箇所以上に活動の幅を広げています。

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最近では、耐久性の高いターポリンに大きく印刷したアートを掲出する「UPCYCLE ART MUSEUM」も開催。ターポリンは一定期間掲出され撤去されたあと、洗浄され、美しいアイテムへアップサイクルされます。裁断箇所によってデザインが変わる、世界に一点しかない特別なプロダクトです。2021年2月には、この取り組みが評価され、内閣府の主催する日本オープンイノベーション大賞にて「環境大臣賞」を受賞。

03| HERALBONY LICENSE

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知的障害のある作家の新しい収益構造を実現する、持続可能なアートライセンスビジネス。ヘラルボニーが契約する国内外の福祉施設で生み出されたアート作品を高解像度でデータ化し、様々なモノ・コト・バショに転用することでライセンスフィーを作家に還元。ビジネス領域で「福祉×アート」分野を開拓していきます。

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岩手県のプロバスケットボールチーム「岩手ビッグブルズ」の「東日本大震災復興記念ユニフォーム」のデザインを、岩手県釜石市出身の作家・小林覚が彩りました。作品には、ビリージョエルの名曲「マイ・ライフ」の歌詞が描かれています。


メディア掲載・出演

01|報道ステーション(テレビ朝日)

02|WWD JAPAN

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03|美術手帖

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他、ファッションメディア「Business Insider Japan」や「with(講談社)」など。


採択・受賞

01| Forbes 30 UNDER 30 2019|「日本を変える30歳未満の30人」に選出

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02| 内閣府主催・日本オープンイノベーション大賞「環境大臣賞」受賞

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03 | スタートアップの登竜門・Industry Co­-Creation(ICC)の初企画「デザインアワード」優勝

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メディア掲載情報、受賞歴はこちらからすべてご覧いただけます。


VALUE

②ヘラルボニー_logo_透過_large

2021年に、知的障害のイメージを変えるために、福祉領域を拡張するために、今後の活動に向けて会社としての「VALUE」を設定いたしました。

じぶんが、主役だ。 
好奇心や達成意欲など自分の感情を大切に、
思い描く未来を叶えよう。
 主体的にみずから動き、遂行しよう。

ちがいに、リスペクトを。
仲間ひとりひとりの価値観や意見の違いを認め、
その違いをチームの強みに変えよう。
目標の達成に向かうために積極的に語りあおう。

クリエイティブに、はみだそう。
常識にとらわれない、新たな価値を届けるために。
アイデアを尊重し、より良いアイデアへとふくらまそう。
そして誇れるクオリティのアウトプットを探求しよう。

作家ファースト。 
多彩な作家がいてこそのヘラルボニーだ。
それぞれの魅力を深く理解し、強い伴走者を目指そう。
さらにその家族や、福祉施設の幸せまで追求しよう。

変化を、届ける。
社会や、会社や、自分自身の変化を歓迎しよう。
そして福祉領域における変化の作り手となり、 
積極的に“変化の兆し”を発信していこう。

福祉領域を、拡張しよう。 
新たな文化を築くためにも、営利企業としての成長にこだわろう。
福祉領域の経済循環をつくりだし、
しっかりと利益を生み、正当な対価を届けていこう。


チームメンバー

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ヘラルボニーは、広告代理店、編集者、建設会社、住宅営業、教育サービス、国際物流の経験者等、原体験はありつつも、あえて「福祉」とは直接的に関係がないスキルを持つメンバーを中心に組織されています。さらに福祉領域の拡張を目指すべく、岩手・東京の各拠点でインターンのメンバーも共に活動しています。


インターン生からの声

岩手・東京の各拠点で活動している、現役インターンメンバーからのコメントです!

浅川里菜(Lina Asakawa)東京 2020.09〜

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最初はコンビニでコピーのやり方が分からなくて、打ち合わせ前に絶望しながら走り回っていたわたしも、ヘラルボニーで過ごして1年が経ちました。
今もギフトラッピングがメンバー1下手な自負があったり、苦手なことが苦手なままだったりします。
でも、苦手なことを「恥ずかしいから隠さないと」と思ったことはありません。それはヘラルボニーに「できないことをできるようにするのではなくて、できることをもっとできるように」。そんな思想があるからかもしれないです。
作家さんも、メンバーも、一人ひとりが違うから、だからこそそこに可能性があるから、ヘラルボニーは前に進みます。
知的障害のイメージを変えられたら、ヘラルボニーが目指すこれからを描けたら、私はもっと自分の人生にわくわくするなあ〜!と、いま絶賛わくわくしました!

山崎由佳(Yuka Yamazaki)東京 2020.09〜

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インターンをして感じたのは、『自分自身の新しい可能性』でした。
自分に自信が持てず、「私が応募していいんだろうか。。」と直前まで悩んでいたことを覚えています。
ですが、インターンを通して、少しずつですが着実に自分自身が変わっていくのを実感しています。私をよく知る人達からも、「ゆか、ヘラルボニーに入ってすごく変わったよね!」と言ってもらえることがとても多いです。
それはひとえに、自主性を尊重し暖かく見守ってくださる社員の皆さん、志が高く頼もしい同期、優秀で可愛い後輩などに支えられ、安心できる環境の中で、様々な事にチャレンジできたからだと思っています。
だからこそ、今これを読む人のなかにも応募を迷っている方がいるかもしれませんが、そんな方にこそヘラルボニーでのインターンをおすすめしたいなと思います。
福祉領域を拡張したい!そして自分の可能性も広げていきたい!という「仲間」に会えることを楽しみにしています!! 

伊藤志織(Shiori Ito)東京 2021.04〜

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大学三年生の私は、会う人会う人に「就職活動してるの?」「将来何になるの?」と聞かれることが多くなりましたが、そこで「ヘラルボニーでインターンをしている」と答えたことは一度もありませんでした。
上京するまで障害のある叔父と一緒に暮らしていて、身内も含めた叔父への視線や言動に違和感、時には憤慨を感じることもありました。
ヘラルボニーに出逢った時、
-貢献や支援という言葉に逃げず、“障害の概念を変えていく” -
という思想に強く共感し、すぐにメールを送りました。
「就活」や「社会」のためではなく、「自分」のため。
ヘラルボニーにジョインして、これは私だけでなく、ヘラルボニーに携わっている全ての人に共通している意志であると感じました。
自分がやりたいことをできるありがたみや楽しさを感じながら、意志を持ってひたむきに社会、仕事、そして自分と向き合い続けています。

照井彪斗(Taketo Terui)岩手 2021.04〜

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半年間のインターンを通して、スキルも考え方も大きく成長することができました。(PCが大嫌いだった自分が、今ではまだ初心者ですがデザインソフトを使って作業できるようになりました。)
また、普段の活動場所は岩手県盛岡市にあるギャラリーなのですが、
「なぜ地方から発信するするのか」など、これからの社会において考えていきたいことを自分に問いかけるきっかけにもなりました。
社内には、色々な領域で力を発揮されてこられた社員さんばかりで、全員が同じ温度で同じ目標に向かってオールを漕いでいる姿がとても印象的です。
本気で障がいのイメージを変えるのだという意志を出社する度に感じ、そのような場所でインターンをやらせていただける機会は中々ありません。
とても刺激的な毎日です!


永山花萌(Kagome Nagayama)東京 2021.04〜

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友人が持っていたHERALBONYのアートハンカチをきっかけにヘラルボニーを知りました。インターンをはじめる1ヶ月前のことでHERALBONYファンとしてまだまだド新規です。大学ではグラフィックデザインを学んでいます。デザインを学んでいくなかで、デザインはいわゆる健常者と言われる人たちがつくっていて、いわゆる障害者と言われる人たちを手助けする(生活しやすくする)ものだと頭のどこかで何となくそれが当たり前のことだと思ってしまっているところがありました。
しかしそれと同時に小学校、中学校で障害のある人たちのクラスが私たちの教室とは階も違って、何かを一緒にすることがほぼ全くないことにどこか違和感を感じていました。
矛盾しているかもしれないけど、そう感じて生きてきた人がきっとたくさんいると思います。「障害のある人を差別するのは悪いことでやってはいけないこと。」「障害のある人は助けるべき。」「助けてあげたいという気持ちも差別なのかな。」って。
ヘラルボニーを知った時ハッとしました。
「こんな会社があるんだ」「こんなかたちがあるんだ」
いままで〇〇が気になる、も〇〇がやってみたい、もすべて口だけどころか心で思うばかりでなかなか行動する勇気を持てなかった自分が、初めて1歩を踏み出せたのがヘラルボニーのインターンでした。まだまだだけど、まわりからみたら小さいのかもしれないけど、ここは自分が大きく変われた場所です。
壁にぶつかって、自分に落ち込んで、、けど楽しくて仕方のない日々です!
"異彩を放つ"手助けをするのではなく共に!


募集詳細

募集期間:2021年10月19日〜11月15日
勤務期間:2021年12月〜2022年5月
募集対象:大学2年生、3年生(新卒採用を考慮して募集いたします)
条件:平日週3以上、土日店舗勤務(要相談)
選考フロー:①書類審査(応募フォーム入力)  →  ②面接
勤務開始日:2021年11月中旬
勤務地:東京エリア・岩手エリアそれぞれ数名

■業務内容
・店頭スタッフ
・新コンテンツの作成、打ち合わせ参加
・SNS運用
・広報 
など個人の特性に合わせた業務をお願いしています。

■求める資質
①ヘラルボニーの事業に対して“してあげたい“ではなく、“やりたい“と思えること(社会貢献というフィルターで見ない方
② モノゴトを見るときに「問い」のある方(あたりまえを疑う能力
③ 対人感受性が豊かな方

■歓迎するスキル・経験
・アパレル等販売経験
・法人インターン経験
・企画制作スキル(PowerPoint、Word、Excel、ビジネスメール等々)
・デザインスキル(Illustrator、Photoshop)

■募集締切
2021年11月15日23:59まで

応募はこちら

私たちが求めている仲間は、一過性の数週間を過ごす関係ではありません。ヘラルボニーという会社に共鳴し、時間をかけて、苦楽をともにする、そんな人と今回の応募を通じて、出逢いたい。


新しい仲間との出会い、刺激的な日々をメンバー一同、心から楽しみにしています。みなさまのご応募をお待ちしております。

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