見出し画像

福祉領域の拡張を目指す「株式会社ヘラルボニー」が長期インターン募集

来たる7月24日、多くの方々に支えられ、おかげさまでヘラルボニーは2周年を迎えました。

2020年4月には、新しく2名の社員を迎え入れ、さらに福祉領域を拡大をチーム一丸で目指しております。そんなヘラルボニーはこの度、岩手・東京の2拠点で長期インターンの募集を開始いたします!

意気揚々と「開始いたします!」と高らかに宣言はしてみたものの、ヘラルボニーってなに?なにをやっている会社なの?と不明な点もあるかと思います。そこで、「なにをやっているのか」「なぜやるのか」「どんなメンバー構成か」「現役インターンからの声」「募集詳細」をお伝えしていきたいと思います。

なにをやっているのか?

私たちヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験ユニットです。 企業・自治体・団体・個人の課題を洗い出し、仮説を立て、福祉を軸とした社会実験を行っております。

また、ヘラルボニーは、アートに特化した日本全国の福祉施設とアートマネジメント契約を結んでおり、アートライセンスの部門を傘に、さまざまな「モノ」「コト」「バショ」に知的障害のある作家のアート作品を提供しております。

【OUR SERVICE】

01|全日本仮囲いアートミュージアム(アートライセンス部門)

画像2

画像3

(WALL ART TOTE BAG in Takanawa Gateway)

建設・住宅を守る「仮囲い」を、新発見ができる「ミュージアム」と捉え直してみる。地元の福祉施設には、私たちが知らない創造表現が眠っている。数ヶ月間の期間限定、突如として現れる地域に、まだ見ぬ創造表現との出会いを創出するソーシャル美術館です。
WEB:http://www.karigakoi-art.com/

この「高輪ゲートウェイ駅を彩るアート」は、トートバッグとして「人を彩るプロダクト」としてアップサイクルされます。全日本仮囲いアートミュージアムは、展示後のアートを廃棄せず、価値が街に循環するミュージアムとして機能しております。

④顔切り


02| HERALBONY(自社ブランド部門)

画像1

“ちがう視界から、ちがう世界を描き出す”
強烈なアイデンティティのあるアーティストが描くアート作品をプロダクトに落とし込み、社会に提案するアートメゾンブランド。クリエイティビティを徹底的にブランディングすることで、社会に新しい価値の提案を目指す。六本木アートナイト、国立新美術館の展示会、伊藤忠青山アートスクエアの企画展、代官山蔦屋書店のフェアへの参加、海外のファッションショーへの参加、NHKの特集など、福祉の枠を越えた精力的な活動を行う。
WEB:https://www.heralbony.com/

画像5

【メディア掲載実績】

01 <Forbes>
「福祉をカルチャー化する」異彩を見出し、ファンを生む双子の実験 #30UNDER30

画像6

(下記URLから画像引用)
URL : https://forbesjapan.com/articles/detail/29362

02 <VOGUE>
福祉を起点に新たな文化の創造を目指す新ブランド「へラルボニー」が誕生。

画像7

URL : https://www.vogue.co.jp/fashion/article/2019-12-12-heralbony

03 <Puente>
株式会社ヘラルボニー|「異彩」を社会に送り出す福祉実験ユニットが生み出す新たな文化とは?

画像8

(下記URLから画像引用)
https://puente.fun/heralbony/

【 アクセラレーションプログラム採択実績】


01 |<株式会社JR東日本スタートアッププログラム>
デモデイにてオーディエンス賞受賞

画像10

スクリーンショット 2020-08-03 21.17.03

画像は(https://youtu.be/XwumUfqa94Y )から引用
URL:http://jrestartup.co.jp/program/

02| <TOHOKU GROWTH Accelerator>
デモデイにてオーディエンス賞

画像11

URL : https://tohoku-growth-ap.jp/

03| <日本財団ソーシャル・チェンジ・メーカーズ>

画像20

(下記URLから画像引用)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000041681.html
【各種SNS】
 <Facebook>:https://www.facebook.com/heralbony/
 <Twitter>:https://twitter.com/heralbony
 <Instagram>:https://www.instagram.com/heralbony/

なぜやるのか?

画像12

[写真] 奥山淳志

ヘラルボニーは、双子である代表の松田崇弥(東京支店統括)、副代表の松田文登(岩手本社統括)に4つ上の兄がいたことから誕生しました。

兄には、自閉症という先天性の障害があります。彼はもちろん、笑います、悲しみます、怒ります、そして、涙を流します。敢えてカテゴライズするならば、私たち”健常者”と同じ感情を抱きながら、当たり前に毎日を平和に過ごしています。

しかし、兄はよく「可哀想」と表現されることがありました。

同じ感情を抱いているにも関わらず、なぜ「可哀想」なのだろう?
抱く感情に優劣も差別もないのではないか?
幼い頃から強い疑問を胸に、私はいつか知的障害のある方々に関わる仕事がしたいと思い生きてきました。

ヘラルボニーは、障害を敢えて特性と言い切ることで、違う視界から、違う世界を、社会に向けてプレゼンテーションできると信じています。カラフルな個性を纏う彼等だからこそ、生み出せる魅力があるのです。

私たちは、「福祉」という村社会のボーダーを超えたい。知的障害のある人が「できない」ことを「できる」ようにするのではなく、「できない」という前提があることすら認め合う。

社会のために彼等を順応させるのではなく、彼等の個性のために社会が順応していく。そんな社会づくりのために、株式会社ヘラルボニーは始動しました。

まだまだ、知的障害は、庇護対象・同情されるべき対象と考える人がいます。それは事実です。しかし僕らは、彼らならではのこだわりや脅威的な集中力が、社会に新たな彩りをもたらす柱となると確信しています。

画像21

そして、「障害者」という言葉がまとうネガティブな先入観を拭い、個人の生き方(選択肢)を増やすことで、平等に光があたる社会を目指しています。

そこに大きな乖離がある現代社会において、僕らが「福祉」という領域を拡張していくには、福祉業界内及び、社会全体の意識改革が必要でした。そこで、まずはヘラルボニーが考える価値観を社会に向けて一言で語りたいと考え、ミッションとして掲げたのは「異彩を、放て。」です。

私たちの活動は、知的障害を取り巻く先入観を壊す実験でもあると思います。この長期インターンの募集もそうです、あたらしい仲間と、あたらしい感性を交えることで、その実験が加速していくことを目指します。

株式会社ヘラルボニーは、
そんな社会を夢みて”異彩を、放つ”福祉実験ユニットです。

画像18

画像14

会社のバリューは「アソブ、フクシ」
福祉の領域を拡張すべく、クリエイティブに、でも丁寧に、はみ出していこう、という想いが込められています。

どんなメンバー構成か

スクリーンショット 2020-08-03 21.58.33

スクリーンショット 2020-08-03 21.58.45

【Team】
ヘラルボニーは、広告代理店、編集者、建設会社、住宅営業、教育サービス、国際物流の経験者等、原体験はありつつも、あえて「福祉」とは直接的に関係がないスキルを持つメンバーを中心に組織されています。

また、アパレルの第一線で活躍する佐々木春樹と、企画・マーケティングのプロフェッショナル、高橋龍。アート・マイノリティ分野に精通する木下弁護士、ソーシャル領域に特化した小野田峻弁護士が顧問を務め、盤石の布陣で福祉領域を拡張中です。

(チーム構成は、役員3名 + 社員5名 + 企画顧問1名 + 顧問弁護士2名 + 顧問税理士1名 + インターン1名 (合計13名))

画像17

現役インターンからの声

スクリーンショット 2020-08-03 22.20.25

谷崎 公紀(Masanori Tanizaki)

 私は盛岡で副社長の松田文登さんのプレゼンを聞いたことがきっかけでインターンに応募しました。当時は福祉という領域に全く興味がないどころか、いいイメージはなかったです。そのイメージを覆す事業に驚き、この会社について知りたいと思いました。
 インターンでは、企画書の作成やマーケティングなど大学にはない貴重な経験ができました。自分の意味を感じながら楽しく働けています。また、既存の枠に囚われない視点が養われたように感じます。既存の福祉にはないコラボレーションを目の当たりにし、形にハマらないような考えもヘラルボニーでのインターンを通して身についていると実感しております。

募集詳細

■募集ポジション
デザイナー、ディレクター、プランナー、カメラマン、広報、ウェブマーケティング・・・
特に職種へのこだわりがある訳ではありません。

募集をするのは、ヘラルボニーのミッション・バリューに共鳴してくれた方。
そして、「福祉」という領域を、「社会貢献」というフィルターではなく、「ビジネス」として捉え、「福祉領域を、拡張させる」という推進力を持つ方を求めています。

■勤務エリア
東京都内 2〜3名
岩手県盛岡市 1〜2名

■勤務開始日
2020年8月下旬〜

■条件
週3日以上稼働
6ヶ月以上勤務可能

■求める資質
①ヘラルボニーの事業に対して"してあげたい"ではなく、"やりたい"と思えること(社会貢献というフィルターで見ない方)
② モノゴトを見るときに「問い」のある方(あたりまえを疑う能力)
③ 対人感受性が豊かな方

■歓迎するスキル/経験
・法人インターン経験
・企画制作スキル(PowerPoint、Word、Excel、ビジネスメール等々)
・デザインスキル(Illustrator、Photoshop)

■募集締切
8月20日(木)23:59まで

《ご応募はこちら》 |official@heralbony.com

名前|年齢|所属(大学・インターン先など)|電話番号|メールアドレス|志望動機|希望期間|希望勤務地|ポートフォリオ(もしあれば)|経験・資格|その他伝えたいことなど・・・etc ご記入ください。

私たちヘラルボニーが求めている仲間は、一過性の数週間を過ごす関係ではありません。ヘラルボニーという会社に共鳴し、時間をかけて、苦楽をともにしする、そんな人と今回の応募を通じて、出逢いたいのです。

みなさまのご応募をお待ちしております!

《公式サイトはこちら》 株式会社ヘラルボニー

ロゴ① ヘラルボニー-logo-small (3)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?