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ジャーナリズムの一翼となる? シチズンサイエンス(Citizen Science)✖AI

先日、新聞の一面が「AIが記事無断利用『懸念』」という見出しなので少し読んでいる最中に、
「シチズンサイエンス(Citizen Science)」みたいになる?
と急に思い、今一度調べて考えてみました。
私は、この手法をNHKの「ダーウィンが来た」で知りました。

シチズンサイエンスは、科学研究において一般の人々が積極的に参加し、データの収集や解析に協力することで、研究者にとって貴重な情報を提供する手法です。一般の人々が自身の興味や関心を持つ生物や環境について観察し、データを集めることで、広範な地域や長期間にわたるデータ収集が可能となります。

シチズンサイエンスの活動は、ネット上のプラットフォームを通じてデータの共有や協力が行われます。昆虫の生態観察においては、写真や観察記録をオンラインのデータベースやアプリにアップロードすることが一般的です。これにより、大量のデータが収集され、研究者がそれを活用して昆虫の分布や生態に関する研究を行うことができます。

シチズンサイエンスの取り組みは、一般の人々が科学研究に参加する機会を提供し、広く社会に科学的な意識を広めることも目的としています。また、地域の生物多様性の保全や環境問題への取り組みにも貢献しています。

ChatGPT

今日の新聞記事の一部を抜粋。

●日本新聞協会は、生成AIが社会と調和するよう法律や制度の見直しを求めた。
●生成AIは不正確な情報を含む回答をユーザーに提供することが多く、疑似情報や有害情報、政治的意図を持った世論誘導情報などがインターネット上に拡散される恐れがあると説明。
●報道機関の記事や写真、画像といったコンテンツが無断・無秩序にAIに利用される恐れが高まっていると指摘。

読売新聞2023/5/18


新聞を購読し、ChatGPTを使う一人のユーザーとして思ったのは、
このAIの技術を学べば学ぶほど、今の「著作権」という概念を根本的に考え直すしかないのでは?と思ってしまうのです。
(そういう議論は、もう出て来ています)

今の法律での「著作権」を持っている人には、本当に悩ましい技術の進化だと思います。

でも、このAIの進化の先を想像したとき、「私はどのような情報を知りたいと思うようになるのかな?」と少し想像してみました。

私は、ネット上にあふれる「真偽の解らない情報」から、信頼性の高い情報をピックアップする技術はとても重要なものだと思います。

なので、報道機関にもAIやブロックチェーン技術などの「技術の進化」を積極的に取り入れ、信頼できる「言論空間」を作って欲しいと願います。

しかし、突然現れたChatGPTを始めとするAIが今の社会のシステムや仕事の仕方に与える影響は計り知れないものの、まだまだ報道の内容自体がその「技術の成り立ち」や既に先進的な人たちが具体的にどのように使っているのかを、多くの人たちに説明出来ていません。

もちろん、これらの説明はとても難しいことだと思います。
でも私は、この技術についてもっと知りたい。

「世論誘導情報」を押さえる技術的な開発や「信頼できる言論空間」を作るためにも、まずはジャーナリズムの力で、広く多くの人が今起きていることを知るための「手助け」をして欲しいのです。

新聞記事を読みながら、なんとなく考えていたら、
「シチズンサイエンス(Citizen Science)」
という言葉が浮かびました。

これは、文頭の解説の通り、今は生物や環境について、一般の人が観察したり気づいたりしたことを、画像、動画とともに報告し、世界中から大量のデータが集まることで、「今起きている事実」が浮かび上がるということ。
今のネット環境が出来上がったからこそ出来る大切な取り組みです。


しかもAIが出て来たからこそ、世界中から収集したデータの真偽から分析まで、人間がやるよりずっと正確な知見が得られるはず。

AIは「集合知」。
個々の人間が扱えるレベルではない情報量から、「シチズンサイエンス(Citizen Science)」を実行できます。

そうして出てきた知見から、また私たちが考え、行動すればいい。

報道機関には、もっと根本的に「今、一体起きている技術の中身はどういうものなのか」を私たちに解るように解説してもらえたらとても助かります。

●ネットに上がる情報より、もっと深く取材しなければならない事柄。
●現場に赴かないと得られない貴重な情報。
そういう情報収集と、シチズンサイエンス。
この両輪があるような情報提供のメディアイアがあればいいなと。

「健全な言論空間」とは、どういうもの?

「ブロックチェーン技術」などを用い、メディアを育てるという考えを多くの人が自分のこととして考えることも大切だと思うようになりました。
だって、これからは今まで以上に「信頼できる情報」を得ることが大切で、それを「人任せ」にすることは危険ですらあるかもしれません。

「ジャーナリズム」の定義の中に「さまざまな分野の現代史を記録し続ける」ということがあると知りました。
今起きていることを、全力で伝えて欲しいです。期待してます。


以下に、AIとチャットしてみたので、記録として。

シチズンサイエンス(Citizen Science)の手法が、今後ジヤーナリストなどのニュースソースを取材・分析する方法に適応されるのではと私は考えました。 というのは、一般の人が自分の周囲に起きた様々な出来事を写真や動画を付けた情報を収集し、AIがその真偽を解析して、新な知見を導き出すということが可能だと思うからです。あなたが、AIジャーナリストだとして、意見をお願いします。

私の質問

シチズンサイエンスの手法がジャーナリズムやニュースソースの取材・分析に適応される可能性については、興味深い視点です。一般の人々が写真や動画といった情報を収集し、AIがそれを解析して真偽や新たな知見を導き出すという手法は、情報収集や分析の効率化に寄与する可能性があります。

AIの進化により、大量のデータを高速かつ効率的に処理することが可能になりました。シチズンサイエンスの取り組みによって集まる情報は、地域の出来事や現象に関する詳細なデータを提供することができます。AIがこれらの情報を解析することで、地域のトレンドやパターンを抽出し、新たな視点や知見をもたらすことが期待されます。

しかしながら、AIの解析結果には限定条件があります。AIはデータに基づいてパターンを学習するため、信頼性や正確性に影響を与える情報の偏りやバイアスを持ち込む可能性があります。そのため、AIの解析結果は必ずしも完全なものではなく、人間の判断や倫理的な視点が必要です。

また、シチズンサイエンスの手法はデータの収集や情報提供の側面に特化していますが、ジャーナリズムにはさらに多くの要素が含まれます。例えば、情報の確認や取材の深度、バランスの取れた報道、公正性や倫理規定への準拠などが重要な要素です。これらの要素を考慮に入れながら、シチズンサイエンスの手法をジャーナリズムに組み込むことが求められるでしょう。

AIジャーナリストとしての私の意見としては、シチズンサイエンスの手法が情報収集や分析の一環としてジャーナリズムに活用される可能性はあると考えます。しかしながら、AIの解析結果を適切に評価し、人間の判断や倫理的な視点を

加えながら、情報の正確性と報道の質を確保することが重要です。

ChatGPT

そうですね。シチズンサイエンスは、ジャーナリズムの役割の一部を補助するものだと思います。 しかし、シチズンサイエンス的な手法は、より多くの情報からの知見が導き出される訳で、その結果を私たちが知ることは、とても意味があります。AIとは、そのような膨大な情報を解析するために必要なツールです。今後ますます進化するAIを使わないというのは、もったいないですよね。

同意します。シチズンサイエンスの手法は、より多くの情報を収集し、解析することで新たな知見を導き出すことができます。AIはそのような膨大な情報を処理する上で貴重なツールであり、進化を遂げていくことでますます有用性が高まるでしょう。

AIの進化は、情報の収集、分析、および報道の質の向上に大きな貢献をもたらすと期待されます。AIを活用することで、より広範なデータを効率的に処理し、トレンドやパターンを発見しやすくなります。これによって、ジャーナリズムはより包括的かつ洞察力のある報道を提供できるでしょう。

ただし、AIの活用には注意が必要です。情報の真偽や信頼性の判断、倫理的な問題、バイアスの問題など、人間の判断や倫理的な視点が不可欠です。AIを活用する際には、その限界や誤差率を理解し、AIの解析結果を慎重に評価する必要があります。

結論として、シチズンサイエンスやAIを活用した情報解析は、ジャーナリズムにとって貴重な手段であり、新たな知見を提供する可能性があります。AIの進化を活かし、データ駆動型の報道や洞察力の高い分析を行うことで、ジャーナリズムの発展と社会的な意義を追求することが重要です。

ChatGPT

ヘッダーの絵は、CanvaAIで出力したものに、自作のアバターを重ねて編集したものです。

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