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阿倍野小学校で講演しました!

オンラインで講演をさせていただく機会があり、ご感想を届けていただいたので紹介します。

僕は、先生たちのリクエストに応じる形で、話の構成を考えて、スライドを作っています。

今回は直前に活動紹介の動画を見ていただいて、40分のスライド、休憩を挟んで生徒さんがグループトークをし、質問や感想タイム、という構成でした。

「卒業前の子ども達にとって、将来につながる話になってほしい」という先生のリクエストをいただき、全力でお話をさせていただきました。


小学生の頃の夢

僕の小学生の卒業文集には「世界を平和にすること」と書いています。

正確には「世界を、いや、宇宙を平和に」って書いてます。当時の宇宙ってもめてた?って、いま読むと思います…。

現在の活動を通じて、その一部でも関わることができているのって、学生時代にも、社会人時代にも必ず「続ける」ということをしていたからです。

英語が一番苦手だった僕が、今は英語とアラビア語で仕事をしているなんて、25歳くらいの僕に伝えた所で

「いやいや、無理やろ」

って絶対思う!
でも、それができているのって、語学を続けたことと、続けた先に実現したいことがあったことだ、って思います。
ただ、それは結果論でしかなくて、

「なりたくない自分」から逃げたい

に近い感情でガムシャラにやってきたと思います。


・・・ともあれ、聞いてくださる生徒さんと同じ年代の頃の僕の話をまずさせていただきました。


アラビア語の紙芝居を作って話してた協力隊時代


担当する先生との出会いはフィリピン。その後、シリアで再会

今回、講演の依頼をしてくれたのは、僕の古くからの友人です。
フィリピンのスタディツアーで出会い、その後、僕が協力隊でシリアにいる時に遊びに来てくれました🛫

なので、スライドにも彼の写真をコッソリと忍ばせて、
(先生と相談して、生徒にサプライズになる形にしました!)

あれって、⚫️⚫︎先生じゃない…?!

と、どよめきが起こる教室(笑)。

生徒さんに愛されてる先生なんだろうなぁ、とそんな生徒さんたち
のリアクションを見てて思いました😁

アレッポ城でシリアの子ども達に囲まれてる友人

「シリアについて調べてみたい」という感想

休憩中も、質疑応答でもたくさんの声を届けていただきました。
僕が講演で話す際に、一番気をつけているのは「断言をしないこと」です。

「Aという条件がなくなれば平和になる」という単純なものではないはずです(本当にそうだったら戦争は起こさない方法があるはず)。

でも、講師である僕が、歴史的・文化的な背景や国際情勢の潮流などの説明を全くせずに、「戦争はAという原因で起こりました」と、断言してしまうと、誤解が生まれると思っています。

だから、僕の話を聞いて「なんでだろう?」という好奇心を持ってもらうことが僕の役割だと思っています。
「自分で調べる、確かめる」という行動につながってもらえたら、嬉しいなぁ、って。

「平和ってなんだろう?」
「戦争ってなんで起こるんだろう?」
「どうやったら平和な世界になるんだろう?」

そんなことを会話できる先に、平和な未来を作る土台がある、と信じています。

だから、今回の講演の感想で

「シリアのことを教えてもらって、シリアについて興味を持った。もっとシリアのことを調べたい」

という声を聞かせてもらって、とっても嬉しかったです。


Piece of Syriaの活動する際に現地から送られてきた壊れた学校の様子


感想のご紹介


「世界中の子ども達が全てに教育を受けれるようにしたい」

「シリアでは勉強したくてもできない子どもがいると知った。募金箱があれば募金したい」

「これから周りの人たちのために自分ができることを率先して取り組みたい」

「日本以外の国で餓死とか戦争とかあると知って、どんな活動があるか調べてみたい」

「僕たちが見えていないことが、世界では起こっていることを知った」

「戦争について、社会化の時間に聞いた時は、そこまで残酷とは思っていなかったし、実感がわかなかったけれど、実際に話を聞けてよかった。改めて戦争がおそろしいと感じた」

「苦手な言語を勉強して、自分に自信がなくても、夢を叶えるためにシリアの子達が望むことを叶えてあげて、全力で進んでいく姿や話を聞いて、プロフェッショナルだと思った」

といったご感想も届いています。


「是非、うちの学校でも!!」という先生や学校があれば、ご連絡お待ちしております。
「いったん、打ち合わせだけでも」ということ大丈夫ですので、問い合わせからご連絡ください!


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