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【リターン紹介】教養ゼミのゲスト・日程のお知らせ

こんにちは!Piece of Syriaの中野貴行です。
今日はクラウドファンディングのリターン「シリアを学ぶ教養ゼミ」の紹介をさせて頂きます!

公開する前には確定していなかった「登壇ゲストが決定」し、「全4回のうち3回の日程」が決まりました!!!


① なぜ「シリアに文化を学べる教養ゼミ」をリターンにしたのか?

Piece of Syriaのミッションは「シリアをまた行きたい国にする」こと。

行きたいと思っていただくためには、ひとつは「シリアが平和であること」が重要です。私たち外国人ではなく、シリアの人たち自身で平和を実現していくことが大切だと考え、基礎教育を届けていくことでシリアの未来を応援していこうと考えています。

幼稚園では「勉強が楽しい」と思ってもらえるよう、国語・英語・算数と心理社会ケアを実施


もう一つは「行ってみたい!と思ってもらえる魅力を知ってもらうこと」です。
シリアのイメージは、どうしても「難民」や「戦争」という思われがちですが、長い歴史を持ち、文化的な遺跡がたくさんある国です。
シリアを訪れた人たち、住んだことがある人たちが、シリアに惚れ込んだというエピソードは溢れるばかりにありますし、2010年時点の比較では、なんと日本以上に観光客が多く訪れる国でした。

(シリアを訪問した観光客はオランダ・モロッコ・スイス・韓国・日本を抜いた世界34位、2010年)

出展:Our World In Data
シリアに6つある世界遺産の1つ、天空の城「クラックデシュバリエ」


「教養ゼミ」
とさせていただいたのは、僕自身が教養を学ぶ機会があり、色んなものの発祥を調べる習慣が身につきまして、「ではシリアは?」と、古代オリエントなど歴史の本を読み始めたのがきっかけです。

調べていると「この場所に実際に行ってみたい!!」と思えました。
これって、まさに僕たちのミッション「シリアをまた行きたい国にする」に合致するものだ!と思って、ワクワクしながら企画しました。

テーマやゲストについても悩んだのですが、「食文化」「音楽」「宗教・民族のマイノリティ」「文学」という4つの視点で、シリアに住まれたことがある専門家に依頼をして、快諾いただきました!

ゲスト講師の皆様、本当にありがとうございます!


② 教養ゼミの日程

(1)<食文化>11/13(日)19:00-    小松 あきさん
(2)<音楽> 11/27(日)14:00-    飯野 りささん
(3)<宗教・民族> 12/16(金)20:00- 宇野 昌樹さん
(4)<文学> 23年1月にて日程調整中     柳谷あゆみさん
  ※各回で、開始時間が異なりますのでご注意ください。

【形式】オンライン開催(Zoom。アーカイブあり)
 (※音楽の回のみ、著作権の関係でアーカイブは前半のみとなります)

【当日のタイムスケジュール(予定)】
 0:00−0:05 趣旨説明(5分)
 0:05−0:25 シリアとの関わり、シリア在住時のエピソード(20分)
 0:25−0:35 質疑応答(10分)
 0:35−1:05 シリアの文化のついての講演(30分)
 1:05−1:30 質疑応答(20分)
 1:30−2:30 参加者同士でのディスカッション(60分)

僕がシリアで住んでいた町の近所にはユーフラテス川が。

③ 登壇ゲストのご紹介

(1)<食文化>
【日時】11月13日(日)19:00-    
【ゲスト】小松 あきさん
アラブ料理研究家。
調理師学校卒業後、ロンドン、東京のレストランに勤務。アラブの食文化に興味を持ち、2008 年からシリアで約2 年半過ごす。2012 年から2019 年までエジプトに滞在。シリアの首都ダマスカスの菓子工房で菓子作りを学んだほか、一般家庭で料理や菓子を習う。
日本とエジプトで、アラブ料理に関する記事の執筆、料理教室、翻訳などの活動を行う。これまでに、アラブ・中東諸国、ヨーロッパを中心に約40か国を訪問。主にアラブ諸国の食文化や歴史、食事情の調査がライフワーク。
著書:「はじめてのアラブごはん」(イカロス出版)


(2)<音楽>
【日時】11月27日(日)14:00-    
【ゲスト】飯野 りささん
中東地域文化研究(音文化)専攻。東京大学大学院博士課程単位修得満期退学、博士(学術)。現在、東京芸術大学音楽学部非常勤講師。シリアの古都アレッポを代表する音楽家ムハンマド・カドリー・ダラール氏に伝承歌謡を師事。
著書:『アラブ古典音楽の旋法体系:アレッポの歌謡の伝統に基づく旋法名称の記号論的解釈』(2017年、スタイルノート)が、第35回田邉尚雄賞を受賞。『アラブ音楽入門:アザーンから即興演奏まで』(2018年、スタイルノート)など。


(3)<宗教・民族>
 
【日時】12月16日(金)20:00-    
【ゲスト】宇野 昌樹さん
広島市立大学名誉教授。専門分野:文化人類学、中東地域研究。
主な著作:「アイデンティティから中東社会を読み解く:少数宗派ドゥルーズ派の人々を手がかりに」(赤堀雅幸編、『中東に生きる宗教的少数派の人々:その暮らしと祭り』上智大学イスラーム研究センター、2021年)
「ヤズィーディーの人々−クルドのなかの少数派」「ダマスカスのクルド人—マクハーで働く若者たち」(山口昭彦編、『クルド人を知るための55章』、明石書店、2019年)
「ドゥルーズ派の人々-イスラエルとアラブのはざまで」(臼杵陽、鈴木啓之編著『パレスチナを知るための60章』、明石書店、2016年)
「ドルーズ派—イスラームと非イスラームの境界に生きる人びと」(黒木英充 編著『シリア・レバノンを知るための64章』、明石書店、2013年)など


(4)<文学>
【日時】2023年1月にて日程調整中   
【ゲスト】 柳谷あゆみさん
(公財)東洋文庫研究員・上智大学アジア文化研究所共同研究員。
中世イスラーム史研究者・アラブ文学翻訳者。
シリア、イラクの現代文学を主に翻訳しており、訳書にザカリーヤー・ターミル『酸っぱいブドウ/はりねずみ』、サマル・ヤズベク『無の国の門--引き裂かれた祖国シリアへの旅』(白水社)、アフマド・サアダーウィー『バグダードのフランケンシュタイン』(集英社)など。


★個数限定で、「シリアのオンラインツアー+教養ゼミ」もございます。

<ツアー日程(各回6名様まで)>
 11/11(金)20:00-21:30 (シリア時間 13:00-14:30)
 12/10(土)20:00-21:30 (シリア時間 13:00-14:30)
 1/14(土)20:00-21:30 (シリア時間 13:00-14:30)

<ツアー内容>
世界遺産の古代都市ダマスカスを、日本語の話せるシリア人ツアーガイド・ルルさんにご案内いただきます。「スーク・ハミディーエ」(商店街)から、世界最古のモスク「ウマイヤード・モスク」に向かい、近くのお店も周るツアーです。

シリアに行ったことのある人は、懐かしさで涙が出てくる!
シリアに行ったことがない人は、シリアに行きたくなる!!

まだ行くのが難しいシリアですが、ニュースでは見れない「今のシリアの日常」を一緒に体験しましょう!

※Facebookメッセンジャー通話で、ガイドのルルさんとつなぎます。
 その場で質問があればすぐに答えてもらえますので、臨場感たっぷりです。

最近のダマスカスの様子

<過去のツアー参加者感想より>
・シリアにいるような気分をあじわうことができて、楽しかった。
・ルルさんの日本語がとっても素晴らしかったです!知識が豊富なのでもっと聞きたい。
・ルルさんの優しく、楽しませてくれる明るいお人柄が伝わってきました。現地を訪れたら、カフェとかでいろいろお話ししたいです。
・歩きながらの街の人とのやりとりも、今つながっている感がありドキドキしました。
・ひたすら楽しかったです!シリアに行きたいなという気持ちが、より大きくなりました。

【ツアーガイド】ルルさん
ダマスカス大学で日本語を勉強。今回のツアーも日本語でご案内いただきます!
ツアーガイドとして3年間活動し、アメリカ、イギリス、フランス、中国など世界から来た観光客に、シリアの各都市(ダマスカス・アレッポ・パルミラ・ホムス・マアルーラなど)を案内。
(※当日は、シリア在住経験のある日本人スタッフも参加しています)

ダマスカスで迎えるイスラムの新年「イード」


【イベント】

https://pos-event2210.peatix.com/


「SAKURA幼稚園ツアー+支援者交流会」
 【日時】9月26日(月)20:00-
 【参加条件】イベント当日までにクラウドファンディングにご支援いただいた方


━━◆クラウドファンディング挑戦中!◆━━━

どこからも支援がない地域で、教育という希望を
『シリアの子どもたちが作る未来を応援!SAKURA幼稚園2年目の挑戦
< 
2022年10月31日(月)まで>


読んでいる方が「面白い!」と思ってもらえるような形で、私たち国際協力夫婦らしい形でサポートを使わせて頂きます。めぐりめぐって、きっと世界がHappyになるような形になるように!