クラウドファンディングで実施した越冬支援に、100万円を追加で送金しました
Piece of Syriaでは支援者限定のFacebookコミュニティがありまして、そこでは毎週「裏話」も含めてお伝えをしています。
どんなことを伝えているの?というのをチラ見せいたします。
(支援はこちらから)
▼ 校舎の修復ができないと、先生がいなくなる
2016年からPiece of Syriaは、教育支援を「継続」してきました。
それは、シリア人スタッフからは「学校に行けていない状況が長期化すると、学校に行く習慣が失われ、子ども達は学校に戻らなくなる。教育をスキマを作らないことが重要だ」との声があるからです。
地震後、シリアでは被害の多かった地域内の50%以上の学校が被災。
その後も、世界からのシリアの教育支援の減少もあり、校舎の修復は簡単ではありません。
その間、生徒達が学校に通えないことはもちろん問題です。
加えて、校舎が修復しないままでは、先生達が仕事ができず、地域から去ってしまいかねず、校舎の修復後も、先生不足から学校が再開できないリスクも生まれます。
だからこそ【教育支援も緊急支援だ】と現地スタッフは話します。
私たちは小学校2校の修復を実施。外壁の修復、電気修理、黒板入替などを行ない、新学期が始まる9月までに学校が再開しました。
現在、さらにもう一校の修復にも着手しています。
▼ 学校の越冬支援に追加で100万円を届けた理由
昨年、冬が来る前に校舎が修復し、運営が再開した小・中学校があります。
私たちが活動する地域では、教育機関は国連・NGOといった海外からの支援によって状況なのですが、
「支援」は「〜〜という用途で使うこと」と用途が指定されていることが多いです。
そのため、柔軟に「今あるニーズに対応できない」といったケースも起こります。
私たちのパートナー団体も、英政府からの支援で小・中学校の修復・運営が再開できたものの、学校の灯油ストーブと燃料を届けられる予算がないことが大きな課題に。
シリアの冬は氷点下を下回るほどの寒さになります。
そのため、学校に灯油ストーブがなければ、子ども達が「教室が寒くて学校に行きたくない」と、また学校に行く習慣を失ってしまう懸念が生まれていました。
そこで、昨年のクラウドファンディングで集まった資金(773.2万円)に加えて、継続のご寄付から100万円を合わせた金額を現地で活用。
地震被害を受けたシリア北部の小・中学校54校に、灯油ストーブ・燃料タンク等を届け、それにより、44,242人の子ども達が教育を続けることができました。
▼ 教育の持つチカラを信じて
戦時下における学校の役割は基礎教育だけではありません。
戦争に加え、地震によるトラウマを抱えた子ども達も多く、心のケアの重要性が上がっており、学校で子ども達同士で遊んだり、心理的ケアの専門家と共に行うアクティビティの機会を作るほか、心のケアセンターを設立し、運営しています。
心の問題があると、やはり勉強に集中できなくなります。
地域の方との交流や、保護者の方も巻き込んだセッションも実施するなど、
学校・幼稚園の枠を超えて、子ども達の未来を作る活動をしています。
継続的なご支援がもたらした、こうした活動の発展を
是非引き続き、見守っていただけますと幸いです!
<活動へのご寄付はこちらから>
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【追伸①】
是非、Piece of Syriaの活動を応援していることを、是非個人のSNSでも呟いてください!
【追伸②】
シリア人スタッフが登壇する報告会を実施いたします!
シリア人スタッフにライブで質問をしたり、終了後に、日本人スタッフと皆さんとの交流会も予定しております。アーカイブもご準備いたしますが、是非、当日にご参加いただければ幸いです。
(※ご支援者様限定の企画になります)
4月19日(金)20:00〜21:30 + 交流会
読んでいる方が「面白い!」と思ってもらえるような形で、私たち国際協力夫婦らしい形でサポートを使わせて頂きます。めぐりめぐって、きっと世界がHappyになるような形になるように!