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英語は文法から1 文法書 

英語の基礎固めは何より文法(と英単語)だろう。
共通テストでは文法(+語法)プロパーの問題は出題されなくなったようだが、文法の重要性は変わらない。
長文は文の集まりであり、一つ一つの文の構造が分からないと文章の内容を正確に理解することはできない。文構造把握の感覚は整序問題により養われたところが大きいだろう。英作文では文法的に誤った英文を作成すれば減点だ。また、英作文では、文法(+語法)の問題演習で培った表現を用いることも多いだろう。
このように、文法は、すべての英語問題の基礎である。表面上、共通テストが文法問題を扱わなくなったことにより、文法が軽視され、かえって、英語力の低下を招くことになりはしないか?

さて、息子であるが、英文法はかなり怪しい。否定文や疑問文の作り方すら自信が持てないようだ。当然、to不定詞をとる動詞、動名詞をとる動詞なんかも暗記してない。こういったことは、文法の授業で習っているはずだし、その都度問題演習もしてるはずである。身についてないのは、その都度、ポイントがどこであるかを理解し、覚えるという努力を怠ってきたからである。

こうなってしまうと、もはや、今後の学校の授業をしっかりやっていくというだけでは追いつけない。文法書を1冊やってもらうしかない。
そこで白羽の矢が立ったのが、「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」である。武田塾その他の学習チャンネルでも、最初に読むべき文法書として勧められている。早速、本屋で立ち読みしてみる。内容は、中学英語レベルから仮定法まで高校英語をフォローしている。講義調で丁寧に説明されており、情報量や問題量に不安はあるものの、基本的知識の定着していない息子には取っつきやすいように思えた。全25講くらいあるが、1時間で2講くらい進めることができるか?

そこで購入して、息子に1ページ目から熟読(理解しながら読む)するよう指示。
最初はなかなか着手してくれなかったが、着手すると割と進むよう。理解できてるという実感をもって進められているか? これを機に、予備校講義のわかりやすさに目覚め、スタサプをやるとか言い出してくれるといいのだけれど。

と思っていたら、また、自分で取り組めなくなっている。本当は、11月進研模試までに1周して欲しかったのだが無理か。まあ、どの道、速効的な成果が期待できるような勉強ではないのだか。




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