物語る人々のための修辞法①黙説 のための、前置き
「語る」ためのシリーズを「語らない」ことから始める…?
はい。私には、とても意味のあること。
『物語る人々のための修辞法』は、黙説(レティサンス、言葉の脱落、言わないこと)から始めたいと思います。
紙幅は限られています。
文章は前から後ろに、文字ごとにしか進みません。
しかし、物語はそこに生き生きとあり、少なくとも、生き生きとしてある、そのように、あなたは物語りたいはずです。
書くことのなんと、もどかしいこと…どうすれば「これ」を物語れる?
…書き手には、身近