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アメリカ彼氏と一緒に婦人科検診

こちらに書いたように、アメリカ人の彼はNP(ナースプラクティショナー)と言われる医療従事者であり、医学の知識がある。
そんな中で私たちは30代後半になり、結婚することになり子供を希望している。そのためにアメリカでは、shotgun marriageと言われる結婚でも、先に子供ができてもお互いに合意の上ということで、両方の親にも説明している。(これも親にも合意を取ってね、と言ってくれたのは彼)

ビザの申請に関しても着手したところで一緒に生活できる日までまだ時間がかかるということは単純に妊娠のチャンスが減るということである。
ココでも言ったように日本人の今までの彼氏に比べて、私の体に対しても向き合ってくれているのを感じている。

私の婦人科検診歴


私は3~4か月に1度婦人科で検診を受けている。
2019年頃、30歳を過ぎて健康診断では婦人科検診儲けていたが、母が子宮筋腫ということもあり、ある大学教授の方にずっと診てもらっていたので、私も追加で大学教授にみてもらうことになった。
検診を受けて、その日に先生にエコー検査と内診をしてもらい急遽MRIも受けてほしいといわれ、受けて発覚したのが、ちょうど子宮の真ん中に筋腫ができているということだった。
もともと子宮筋腫ができる人は多くいる、私の体の場合にはたくさんできる体質のようで、筋腫の出来ている場所が問題のようで、妊娠をこの先希望するのであれば、必ずマイナスになるものなので手術した方がよいということだった。
あれよあれよで1週間で入院し、即手術。32歳だったと思う。
術後は2か月ぐらいは性交渉はできず、半年~1年は妊娠は控える、そして出産は帝王切開という条件つき。
そんなこんなで、元から筋腫ができやすいということなので、定期的に通っている。

婦人科の先生から、彼への引継ぎ

これは、彼にも話している。
彼も私も子供を希望しているし、彼は35歳以上の妊娠は、障害を持つ子供ができるリスクも、子供ができにくいことも理解している。
そういうこともあって、5月の検診は彼も同席してアドバイスを受けることになった。
というのもあるが、妊娠出産が日本ではなくアメリカの病院である確率の方が大きいため、医療知識がある彼に対して、引継ぎをしてもらうということになっている。
どんな症状で手術して、どんな経過をたどっていて、どんなケアをしているのか。妊娠、出産のときにはどんなケアが必要なのか。
特に帝王切開の場合、アメリカでは縦に切ることもあるみたいだが、本来なら今まで診てもらっていた先生に切ってもらう予定で、手術で切ったところを再度切ってもらい、傷が少なく済むようにしてくれる段取りだった。
そういうことまで含めて、引継ぎを行う。

こういうことも進んで聞く、参加するといってくれて、質問事項やアドバイスもらいたいこともリストアップしてくれる彼には頼もしいなと本当に思う。

デリケートな話題でも、頼りになる彼

あと、彼は言いにくいことを言う時にとても素敵なのが、クッション言葉を使ってとても気を使ってくれている。
妊娠を希望しても年齢的に難しいこと、VISAの関係で先々にしかともに生活ができず妊娠までをより複雑にしていること、妊娠しても障害を持つリスクなど妊婦にもリスクがあること、妊娠しなくても子供がなくてもこれかれも一緒に生活して大切にしていくことを丁寧に伝えてくれる。

このような対応を見ていると、今まで他の人の彼氏を良いな~とか素敵だな~とかあまり思ったことがないので、結婚に憧れはないと自分のことを思っていたけど、良い縁ができたのが今の彼氏で本当に良かったと思う。

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