離島めぐりで見たこの世界の現実
旅をするたびに気付きがある
例えば年末に行った沖縄の離島めぐり
観光地として発達し今では有名な宮古島、波照間、竹富島
いざ島へ着くと、衝撃を受けた
大きく地元民によって書かれた「観光化ゼッタイ反対」の文字
楽しく観光している傍ら辛い思いをしている島人がいるんだと初めて知った
忘れられない島の子供たちの警戒する目つき
こんなに小さな島にたくさんの観光客が押し寄せて家の周りをうろついている
こんな恐怖あるだろうか
私はわざわざここまで何しに来たんだろうという気持ちにさせられる
自然豊かな島の植物は観光客で踏みつぶされ、ゴミは海辺に捨てられ、家の前を見知らぬ人々が歩き回る
旅行会社の宣伝に魅せられてきた挙句、島の現実を突きつけられる
人が踏み入れていくことで壊れていく自然
薄れていく文化
人類の経済活動はなぜこんなにも地球にとって害があるのだろう
美しいものを保つためには観光地化しないことが必要だと思う
そしてその為に旅行会社と戦う地元民が世界中にいるということ
もっと人類が地球にやさしく生きられるように
自然と調和して生きられるようになるにはどうしたらいいだろう
工業化、自動化、デジタル化で人類は自然と調和していない進化を続けてきたのが原因だとしたら
それは進化と呼ぶかそれは地球全体で見ると退化なのか
人類はどこへ向かうのか
自分中心になったこの世界をもっと自然と調和させて生きていきたい
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