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恋愛で「正解探し」をしてしまうあなたへ

彼が話してくれた内容は以下だ。

  • 恋愛に対して、論理的で試すようなことを言ってくるのがしんどくていやだった

  • 会話に対して、心理学的なパターンがある気がしていやだった

  • 一人っ子を逃げ道に使ってるようでいやだった

(自分は一人っ子だからどうとは思ったことはないと言ってくれた。)


それを聞いて ただ、

「そうか、彼はしんどい思いをしてたんだな。ごめんよ」

と思った。

そして大切なのは、『なぜ、自分がこんなに論理的に(※)恋愛を考えていたのか』だ。
※悪い言い方をすれば理屈っぽい


理由は、
自分が出す答えに自信がなかったし、間違えたくなかった。
だから常に【外側】に答えを探していたのだ。

だけどそれではうまくいかないことにようやく気が付いた。
だってそうなら、はむちゃんとっくにうまくいっていたはずだからだ(´;ω;`)ウッ…

もしかするとずっと60~80点は出してこれたのかもしれないが、
そもそもこれは試験ではなく、高得点を取ればいいスポーツでもなかった。

正解があるわけではなかった。
だから当然、模範解答もなかった。


つまり見方を変えると『間違い』もなかったのだ。

確かに人間関係のコミュニケーションで「言い回しや態度」において気を付けた方がいいことはあるだろう。

自分はどうだろう。

「言い回しや態度」については、もちろん得意とは思わないが、
会社員として働いている。つまり、面接にも通過できるレベルの受け答えはできている

そして時々飲みに行ってくれる友人がいる

その事実を思えば、言い回しや態度はおおよそ問題ないと客観的に考えることができるのではないか。


しかしまあ、それすらも全く自信がなかったのだ。

そして正解がある前提で考えていたので、外に答えを探しまくっていたのだ。(無限ループに続く…)


少し話は反れるが、
『自分への自信』を持つことは確かに、難しい。

自身の過去の経験を探り、インナーチャイルドの癒しがなんやらかんやら、ハイヤーセルフがどうちゃらこうちゃら、とごちゃごちゃいろいろしてきたけれど、

それでもやっぱりなかったようだ。

だけどここで「自信を付けてからまた出直しだ!」とはもう思わないようにしたい。

もう自分は充分に努力してきたし、昔よりマシになった感覚は確実に、ある。

だからもうこれからは「自信があるわけじゃないけど、いまの自分のまま、彼と向き合いたい」と思っている。


それぐらい自分に対してゆるくてもいいのではないか、と思う。

そして
「自信がなくて、こわかったんだね」
「ずっと頑張ってきたんだね」
と声をかけ、励まして生きていってもいいんじゃないか、と思う。

するといつかどこかで他人にも同じように寄り添えるのではないかと思う。


ちなみに、そうは言っても無意識にクセで調べてしまう(正解を探してしまう)自分や、何気なく見ているSNSに「愛される女性のなんとかかんとか」という記事が出てくるのは事実だ。

だけどそれにもう引っ張られない、同じ轍を踏まないためには『見ない!』『調べない!』それしかないと思う。


そしてもう一つ大切なことがあるのだが、そもそも「感情を感じることができているか?」だ。

きっと感情さんはいつも近くにいてくれているけれど、仕事をしたり、忙しくしていると、ついついいないふり、見ないふりをしていることが多いと思う。

なので感情を丁寧に拾い上げ、感じること。
在るものとして扱うこと。

そしてその感じた感情をそのまま表現できるようになること。

ここまでできるようになれば、あなたはきっともう大丈夫だよ(∩´∀`)∩



はむちゃんは今回の経験を経て、彼に感謝したい気持ちもとってもある。

きっと正直に伝えることはこわかったと思う。

だって、相手はそれがいいことだと思ってやっている節があるのに、それがいやだったと伝えることは単純にとてもしんどい。


それを乗り越えて伝えてくれた彼にはとても感謝しているし、改めてこんなに素敵な人とお付き合いができたことをただ嬉しく思うはむ。

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