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車を買ったら?タスマニアで名義変更をしよう!🇦🇺

こんにちは!ギリホリカップルのmonicaです。

ギリホリカップルはタスマニアで購入した車が初めての自家用車なのですが、車を購入するということは思ったよりも大変ですね。
事前知識がないので毎日が勉強です。

今回は購入後に必ずやらなくてはならない「名義変更」について私たちの体験談を残していこうと思います。

一見すると難しそうに感じる車の名義変更ですが、実際はとっても簡単でした!
私たちがタスマニアで車を購入した際の方法については以下の記事からどうぞ!


オーストラリアの車の名義変更基礎知識

まず、車の名義変更は英語でTransferと呼んでいます。
Registrationと呼ばれるナンバープレートに登録された人物を移す作業のイメージ。
原則として、車の購入日より14日以内に手続きが必要です。(同一州内の場合)

オーストラリアでは、各州ごとにTransferに必要な書類、手数料など異なるため、具体的な情報については各州の交通機関のウェブサイトやオフィスで確認することが重要です。

本記事ではタスマニア州についての紹介となりますのでご注意ください。

名義変更に必要なもの

上図は名義変更に必要なものについて、公式サイトと実際に使ったものを比較してみたものです。

実際に使ったものについてそれぞれ詳しくみていきましょう。

1. パスポート&国際免許証

こちらは毎度お馴染みですね。身分証明のために使用します。
ドライバーライセンスについては国際免許証で問題ありませんでした。

余談ですが、タスマニア州のドライバーライセンスを持っている場合は、それを使用してオンラインからもTransferが可能です。

2. ワーキングホリデービザ

期限が残っているものに限ります。
詳しくは分かりませんが、ビザの番号を控えていたみたいです。
おそらく学生ビザも同様。

3. バンクステートメント

"そこに住んでいる"という証明のために必要な書類です。
後に記載しますが、名義変更が終わると後日Transfer Application Formが届きます。

バンクステートメントは銀行でも発行してもらえるようですが、銀行開設した際にカードが家に届くと思いますのでその封筒(名前と住所が書いてある紙)で大丈夫です。
光熱費を自分で支払っている場合はそのレシートでも問題ありません。

また、聞いた話によると滞在先のホテルやバックパッカーの予約履歴(レシートなど)でも大丈夫らしいですが、担当者にもよるかと思いますのでバンクステートメントかビルのレシートが確実かと思います。

4. 売り手と記載した書類

車を購入した際に、売り手から緑色の紙を渡されたかと思います。
これは名義変更が終わるとServise Tasmaniaから郵送される書類で、その車の証明書のようなものです。
ここには売り手や買い手の情報、車両の購入日、価格などを記載します。

ちなみに上図は購入した際に実際に使用したもので、赤字の部分を売り手が記載してくれましたが、購入価格を書く場所など間違っていたようで担当者に直されてました。
多少書く場所が間違っていても大丈夫です笑

5. 手数料

名義変更の際に支払う手数料ですが、2024年現在は購入価格の3%+$32.04となっています。
今回私たちは$2,500の車両購入価格に対し、$107.04を支払いました。

公式サイトに購入金額を入力するだけで簡単に計算してくれるツールがあったので良かったら使ってみてください。
The Duty and Transfer Fee calculator can be accessed here.から計算できます。

手続き完了!

無事に名義変更が終了するとその場でレシートが発行されます。
このレシートは2枚綴りになっており、1枚は手数料のレシート、もう1枚にはRegoの期限、車両の情報、新しい所有者の住所や氏名などの情報が記載されているので念のため保管しておきましょう。

また、手続き完了後数日で自分が車を譲渡する際に必要となるTransfer Application Formが郵送されるのでこちらも大切に保管してください。

任意保険の加入

Compulsory Third Party Insurance(CTP)

Regoを更新する際、強制的に加入となるものにCompulsory Third Party Insurance(CTP)と呼ばれる、自賠責保険があります。

この強制加入のCTPは事故で相手を死傷、怪我をさせてしまった際にのみ適用されます。

CTPには限度額の設定がなく、個々のケースに応じて保険金が支払われるため、対人賠償責任についてはある程度安心することが出来ます。

Third Party Property(TP)

CTPの話を聞くと「なんだ、車を買えば自動的に保険が付くのね」と思ってしまい、任意保険に入らないというワーキングホリデーの方々が多いようです。

ただしこのCTPは対人の保険であり、相手の車自体には適用されません

車社会のタスマニアでは走行距離30万キロを超える車もあれば、テスラなどの高級車まで様々な車が走っています。
万が一にでも高級車をこちらの過失で傷つけたとなればかなりの額の賠償金を請求されてしまいます。

そこで、備えあれば憂いなし。
任意保険にはいくつかの種類がありますが、Third Party Propertyだけは絶対に入ったほうが良いと思います。

このThird Party Propertyは対物賠償保険に当たる保険で、他人の車や所有物に損害を与えた場合に補償されます。

自分の車の損害については補償されませんが、最低限これだけ加入しておけば万が一の場合も安心です。

- Everyday Insurance

Everyday Insuranceは大手スーパーマーケットのWoolWorthが運営している車両保険会社で、私たちギリホリカップルも加入しています。
オンラインで加入可能で、価格もお手頃。

最大の決め手は、毎月1回ウールワースで買い物をする時に10%オフになることです。(申込完了から最大45日後に適応)

- RACT(Royal Automobile Club of Tasmania)

RACT Insuranceは車を譲渡してくれたTassieのおじさんおすすめの保険会社で、タスマニアではとても主流の保険会社みたいです。

店舗もいくつかあるため、何かあれば気軽に相談に行けるという部分もおすすめする理由だと話していました。
実際に走っている車を見てみるとRACTのステッカーを貼った車をよく見かけます。

先日RACTに加入している私の友達が事故に遭い、車体を直すことが難しいとのことで1万ドルを保証してもらい、新しい車を購入していました。
彼は運転歴が1年と短いため、年間で2,000ドルの保険料を払っていましたがかなり手厚い保証だったようです。

最後に

日本ですら車を購入したことがなかったため、車の購入も、名義変更も難しそうで購入まで不安でいっぱいでしたが、やってみると意外とシンプルで簡単に完了することができました。

実を言うと名義変更の際、書類が足りずService Tasmaniaには2、3回行きました。
Service Tasmaniaの担当者はどこの支店の方もとても親切だったので、心配事や聞きたいことがあればまずは一度尋ねてみてください。

それでは良いカーライフを!

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