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旦那にキレ散らかすのはもうやめたい。

ママ〜!おしっこもれちゃった〜!

そんな末っ子の声が響いたのは、私が夕食の炒飯を炒めていた時。
しかも、ちょうど卵を入れたところ。そう、1秒たりとも止まれない時!
最近おもらししてなかったのに、よりによって何故いま??

子育てを10年ほどしてきて体感として感じるのは
「何故いま?」の連続だということ。笑

両手にスーパーの袋を持って上半身には2番目を抱っこ紐、今にも足が地面にのめり込みそうなのに(ちなみにこの、のめり込みそうな、ちょっと力を緩めたら膝から崩れ落ちそうな状態は何度も経験済み)
そんな時に限って、1番目が「歩けない抱っこ〜」とか言ってくる。

いやいや!なんで今?今のママの状況見て分かってくれへん?
手どころか、指も全部あいてへんやん?

という気持ちになる。勘弁してくれ、と。笑

話はかなり逸れてしまったけど、この日の炒飯とおもらしの併発はまさに
「なんで今やねーん!」という瞬間だった。

とりあえず炒飯を先に作り終えた私。
申し訳ないけど、末っ子には待ってもらった。ずぶ濡れで。
4歳になる末っ子。赤ちゃんの時とは違って、それはもう量も多い、、
(汚い話ですみません。)

トイレの個室まで耐えてくれたことが不幸中の幸い。
ただ、もう海のようになっていた。「海」は少し盛りすぎたが、ちょっとした水たまりレベルを遥かに超えていたことは確かだった。

ああ、末っ子も赤ちゃんじゃなくなったのね、、なんて当時は思える訳もなかったが、これを書いてる今そう思った。だから書き留めておく。
尿量で成長を感じられるなんて、お母さんの特権だと思うから。笑

そんなこんなで、ご飯を作り終えて、おもらし処理に向かった。
その後子達には、各自で出来上がったご飯を食べてもらい、私はその間におもらし物を洗ったり干したり、、
長女が末っ子のお風呂を入れてくれたのは本当に助かったが、とにかく全てが終わった頃には疲弊していた。

ああ、疲れた。

こんな日に限って旦那の帰りが遅い。
仕事大変なのかな、大変なら仕方ないよな、ああ、こんな日に限って〜〜。

そんなことを考えていたけど、旦那は帰ってこなかった。

そして数時間後、ご飯もお風呂もおもらし処理も洗濯も全てが終わって白目状態になった頃、やっと旦那が帰宅した。

なにやら、、買い物袋をぶら下げて、、、

しかも駅からの帰り道にあるスーパーの買い物袋ではない。
近所にはないお店の小洒落た袋だった。

ええええええええ

買い物???してきたんですか?
あなた、仕事帰りに寄り道して
買い物してきたんですか???

と、びっくり仰天。

これ数年前の私なら、袋を見ただけで話も聞かずに大激怒の大噴火を起こしていたと思う。
もちろん、良い大人なのだから
寄り道することは悪くない。笑
買い物することも責めてない。笑
問題は何故、今日なの?ということ。
よりよって大変だった今日に、なぜ?ということ。

「こっちがどんだけ大変やったと思ってんねーーーーん!!!」

と過去の私なら大噴火を起こしていただろう。


でも、今回はそんなことは思わなかった。
思わなかったことで、自分の成長にも気が付くことが出来た。
おお、今イライラせんかったぞ、私!となったのだ。

以下、今回の頭の中⬇︎

「うわ!!買い物してきてる!なんでやねん!なんで今日やねん!遅くなるなら遅くなるって言うてよ!」←とはしっかり思った。

その後1秒も経たぬ間に

「いや、でも、今日の私が大変やったってことは連絡もしてないし話してもない。だから、彼は私がとんでもなく大変な夕方を過ごしていたことなんて知らない。ただただ、仕事帰りに買い物をしてきた、ただそれだけ」

「何も知らない相手に急に怒り狂うのはおかしい。何より疲れる。エネルギーの無駄。やめよ。疲れた、早く寝よ。」

そんな自分会議が頭の中で行われた。
結果、旦那さんは壊れた携帯の修理のついでに買い物を、しかも仕事で使う物を買っていただけだったことも知ったのだ。

ああ、キレ散らかさなくて良かった。笑


自分がいっぱいいっぱいになったり、我慢が増えていると、どうしても自分の視点でしか物事が見えなくなる。
そんな狭い世界の中で感じるのは

「なんで私ばっかり」
とか
「あなたは良いよね」
とか
どす黒い感情。

そんなどす黒い自分にも嫌気が差すし、疲れてくる。
でも、どす黒い自分とは共存しながら、毎日ちょっとずつ立ち止まることで、自分も家族も楽になるのだと思うのだ。

でも、大切なのは
今日の私は疲れたという事実と
じゃあどうするか?
早く寝る!ということ。

とってもシンプルなことなんじゃないかと思う。


「私は相手の立場に立って物事を考えられます!」
そんなことをうん十年前の就活の面接で話していたように記憶している。
どの口が言っていたのだろうか。笑

どこがやねん!
と全力で突っ込みたくなる。

でも当時は本気でそう思っていたのだから、ここが怖いポイントだ。

自分の出来ないを知っていること、これは楽に生きていく上ではとてつもなく大切なことなのだ。

そして、どんなに大変だったのか、苦しかったのか、助けて欲しかったのか助けて欲しいのか、言わなかったら伝わらない。
知って欲しいならきちんと伝えないといけない。

何も言わずに旦那にキレ散らかすのはもうやめたい。笑

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