「心を動かす文章を書くためにできること」京都ライター塾アドバンスコース講座レポート(初回)
「2023年は新しい学びを!」と一念発起し、京都ライター塾で1月から3ヶ月に渡り、ライティングの基本を学びました。
その集大成として、5月21日の文学フリマ東京というイベントのために、自分の海外での体験記を一冊仕上げ、当日の予想外の数の売り上げに感無量のわたし。
「もう少し書くことを続けたいな…」と思っていたところに、京都ライター塾のアドバンスコース(上級者)でエッセイ講座があるという情報が!
エッセイスト・ライター編集者の江角悠子さんだけでなく、
他の方からもエッセイを習えるなんて…。
そんなわけで、受講を決めたこのアドバンスコース全6回(オンライン)。
書くことを深めていく全6回で、今回が1回目。書くことに興味がある方に少しでも書くヒントになればと思い、書いていきたいと思います。
アドバンスコースで学ぶこと(全6回)
「型を使って書く」がテーマ
江角さんは、先輩ライターのさとゆみ(佐藤友美)さんのゼミで
「いいことを伝える文章には2つしか型がない」と教わったと言います。
その2つの型とは?
型に当てはめて書くメリットは、
速く書くことができることだそう。
実際に江角さんが使っている型を教えていただきました。
江角さんの記事からの具体例
私も自分が何か記事を書くとき、この型を知らない内に使っていることが多いような感じがしました。インスタグラムでもブログでも「ねえねえこれすごく良かったよ!みんなもやってみて(行ってみて、食べてみて)」という純粋な初期衝動から書いているなあと。
「人の心を動かす文章とは?」にもワークで迫る
講座の中で、いくつか江角さんからの問いかけがありました。
改めて聞かれると、簡潔に答えるのは難しかったですが、
受講生も回答にチャレンジ。
江角さんの答えは、下記に。
そのあと、【自分の推し(モノ・人・場所・サービス)について話す】ワーク。持ち時間は3分。自分が今ハマっている、ヨガや絵のクラス、小説について受講生5名それぞれが話しました。
そこから【誰の紹介がグッと来ましたか?それはなぜか?】と探っていく。
個人的エピソード(自分でも使用者の声でも良い)に共感できたからというポイントに皆でたどり着きました。結果、「気持ち(心)が動く」紹介ができると、人は興味を持つことがわかりました。
気持ちが動く文章には、なにが入っているか?
いいことを伝えるために習った2つの型「AなのでB 」「AなのにB」を使い、改めて"推し"については書いてみたいと思います。
いい記事を書くために
原稿は素材が命。
いい素材を集めるためにできることを、講座資料からメモ書きしていきます。
インタビュー編(インタビューとは、記者が取材のために人に会って話をきくこと)
笑顔でいること
相手を名前で呼ぶ
相手の答えをさえぎらない
相手が聞き取れるスピードでゆっくり話す
オーバーなくらいに相づちを打つ
質問を細かく分ける
聞いた話の中から、次の質問を考える
わからなかったことは、その場で聞き直す
いいと思ったことは伝える、自分の感想を伝える
相手のファンになること
そのほか
人の話だけでなく、物事の中からも記事の素材は集めること
講座1回目の感想
・個人的エピソードに人は共感する
最近、私はAIの受け答えを文章に取り入れることに危うさを感じているのですが、個人的エピソードって人間にしか書けないことだし、やっぱり「人は心で動くのだ!」と確信できて嬉しかったです。
・2つの型「AなのでB 」「AなのにB」ってめちゃシンプル。
意識して使っていきたいと思います。
・取材の対象は人だけでなく物事も。
スタッフが忙しいお店などもあるので物事をよく観察する癖をつけたいと思いました。
江角悠子さん主宰の「京都ライター塾」第9期は2023年7月8日(土)スタート。
※今回の募集はアドバンスコースではありません
ライター未経験の方や、ちょっと繊細な方も4カ月で「書くを仕事にする」ために必要なことが「ひととおり」学べます。
気になる人はこちらをチェック!
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