「衣食学」袖を通すことで変わるマインドセット
いつもハローハラルのnoteをお読み頂きありがとうございます。
前回に続き通常の「interview」ではなく「introduction」私たちがハローハラルで制作し販売している「Apparel」について紹介させて頂きます。
何故アパレルを始めたの？
古くから人々は「身に纏う」ことで様々な意思表示をしてきたと思います。
様々なファッションブランドがすでにあるので、確かに私たちがアパレルを取り扱う必要はもしかしたらないのかも知れません。
しかし私たちはハローハラルを「衣・食・学」の3つの観点から沢山の人へ届けたいと考えました。
「衣」を選択した理由としてはリーダーのマリちゃんの想いがあったからです。
「ヒジャブやモデストファッションが店に展示されるようになるくらいスタンダードに」
ムスリムであってもそうでなくても「自分を表現するアイテム」をハローハラルから作って行きたいと、この想いにメンバーが共感しアパレルをやろう！と至りました。
現在はロングTシャツ（以下Tシャツ）のみの販売になりますが、今後はトートバック、サコッシュをはじめ沢山の方がハローハラルのファッションを楽しめるような商品を展開したいと考えています。
もし「これが欲しい！」などございましたら是非教えてください。
会話の前に「理解」を示したい
メンバーのインタビューにも度々記載されていた「どんな文化や宗教も理解し合いたい」これが私たちの出発点でもあり、ハローハラルにとって重要なキーワードです。
今回Tシャツのデザインを決める時も、こちらがハローハラルの文字が入ったTシャツを着ていたらイスラム教の人は「あ、この人もしかしたら自分の宗教に理解があるのかな」そうでない宗教に入っていたとしても「なぜハラルなの？」と質問してもらえるんじゃないか、と。
ある種アイスブレイクの様な機能も備えつつ、その後の互いのコミュニケーションを円滑に進めるためにも役立ってくれたら良いなと思います。もちろんお洒落であることも忘れずに。
街中でムスリムやムスリマの方と「ハローハラル」のTシャツを見かけて「HELLO!」と笑顔で挨拶出来るような世界を作りたいと考えています。
是非この春夏新しいTシャツを買おうかな、と迷っている方はぜひハローハラルのシャツに袖を通してみてくださいね。
近く半袖も販売開始予定です。
アパレルで目指して行きたい場所
この「衣」ハローハラルのアパレルがどこを目指しているのかについてお話させてください。
まず大前提として私たちは日本の伝統や文化、風土や環境をとても大事に考えており、とてもリスペクトしています。
実際にフードなどでも使用している調味料から食材まで「日本の中でも特に良いもの」を使用していますし、日本の良さもハローハラルを通して伝えていきたい、そのくらいポジティブにボーダーラインを歪ませる存在でありたいと考えています。
そんなわけで「日本の伝統技術または伝統工芸と宗教について考えるきっかけとなるアイテムを作ること」も一つ重要なミッションです。
ハローハラルと謳っている以上まずはイスラム教の方向けのアイテムを作ることがファーストミッションかな、と思います。
例えば、上質な日本製の生地を使用したヒジャブや、国産の麻や綿を使用したトーブなど、様々なアイディアを私たちは持っており、完成した暁には海外の展示会などにも出店したいと考えています。
アパレル展開を通して自分たちも世界のファッション文化をより深く理解していきたいという気持ちもあります。
この分野、領域に関しては様々な魅力的な生産品を造られている職人の方々にお話を聞かせていただき、可能であれば一緒に日本を代表する新しい切り口の商品として世界に向けて販売したいと考えています。
是非ハローハラルの「衣」アパレルにもご注目ください。
出来るだけ環境にも配慮したい
アパレルを生業にする、ということは新しく物を作るということになり、それは同時に環境負荷なども含めて「作る責任・使う責任」が発生する、ということを私たちは忘れてはいけません。
大事にしてもらえるよう洋服に想いを込めて、また常に造り手の方に感謝の気持ちを忘れずに、しっかりと商品を責任を持って届けたいと思っています。
また人にプレゼントしたくなるような、人から人へ想いを届けるきっかけとしてもハローハラルのアパレルが活躍してくれることを願っています。
「何故作るのか」
この問いに対して私たちは常に意識を持ち、想いや理由をしっかりと抱えていきます。
「ただの布」から「明日の希望」へ
どうぞ、ハローハラルのアパレルを末長くよろしくお願い致します。
（文・森澤雄基 撮影・森澤真佑子）
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