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Seeing is Believing

なぜ海外に興味があるのか。
なぜわざわざ旅に出るのか。

それは、
百聞は一見にしかずということを知ってしまったから。

大学卒業後、紆余曲折あって、中国という未知の国で、
4年間現地採用として働いた。
初中国、初一人暮らし、初社会人という、最強のステータスを持って、
単身大陸に飛び込んだ。
いろんな憶測が飛んでしまうこの国。
「仕方がない、ここは中国だし」というフレーズを合言葉に、
日本人同期は同志になり、異国の地でのサバイバル生活を共に支え合い、今でもかけがえのない仲間となった。
そんなフレーズを使わざるを得ない環境であることは事実だし、
「日本と比べたら」、まだまだな一面もたくさんある。
でも、人一人ひとりに悪意はなく、思いやりがあってとてもいい人だということがわかった。
尖閣諸島の問題で、通勤が会社からの送迎になった時、同僚が謝ってくれた。
「中国という国は好きだけど、政策とか政治は好きじゃない」と言ってたのが印象的だった。
いろんな人がいるが、それはどこの世界も同じことで、
得られる情報だけではわからないことはたくさんあることを特に学んだ4年間だった。

同じ人間なのに、どうして住む世界・環境・文化・言語が違うだけで、
こんなに違う生き方になるのか。
自分の目で見て、自分の足で立って、感じて、リスペクトしたい。

そこに行った人にしかわからない感覚がある。
それを知らないのはもったいない。
だから私は旅が好きだ。

世界一周で、どんな文化や人と出会えるか。
どんな感情と出会えるか。
20代前半だった当初、帰国後も旅を通して得た経験や価値観。
今また感じる感覚はきっと違うはずだ。

今日は旅をする意味の原点を改めて考えてみた。

もうワクワクでしかないよね!


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