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1ヶ月で40冊の絵本を借りる6歳の息子くん

6歳の息子と3歳の娘を連れて、2週間に1度、近所の図書館で20冊の絵本を借りている。月に2度行くので月40冊を借りている計算になる。子どもたちも特別に「絵本が1番大好き〜!」ってわけではないが、それが習慣になっているという感じだ。習慣になった経緯や、絵本を借りる時のポイントなどまとめてみたいと思う。

意識して絵本を読むようになったきっかけ

長男が生まれて、子育ての正解が分からなくてたくさんの幼児教育本を読んだ。(後に正解なんてないことを知る。)そこには様々なことが書かれていた。やれ早期教育は大事だ、早期教育は意味がない、できるだけ早く集団に慣れた方が良い、いや幼い頃はできるだけ母親といる時間が長い方が良い、など。

私は長男が6ヶ月の時から仕事をしていたので、共に過ごす時間も制約されるし、あれもこれもはしてやれない。だから何か1つだけでいいから「これだけはしてあげた!」というものがあれば、と思った。それが私にとっては本を読む楽しさを教えてあげたいということだった。たくさんの幼児教育本を読み漁って気づいたことがある。教育本は様々なテーマで書かれているが、ほとんどの本に「絵本を読むべし」と書かれてある。なんなら「絵本を読みましょう」みたいな読書に特化した本が何冊もあるくらいだ。「絵本は読んでも読まなくてもどちらでも良いです」と書かれた本は1冊も無いと思う。これは読んでも損じゃないのでは!?と思い、それに賭けてみることにした。

一日の終わりに物語の中へ

基本的には寝る前の時間に読む。どんなに疲れていても、どんなに予定が立て込んで寝るのが遅くなっても、他にやりたいことがあっても、「絵本見る?」と聞いたら「見る^^」と言うので、息子が2歳半の頃から今まで、読まなかった夜は無いんじゃないかと思う。寝る前に3冊、遊びの時間に「読んで〜」と言われたら手を止めていくらでも読んだ。正直言うが、トミカやプラレールやレゴなどのおもちゃで一緒に遊ぶことはすごく苦手で、ほどんどしませんでした^^;

2歳頃は家にある同じ絵本を何度も何度も「読んで〜」とお願いされたが、3歳頃からだんだんと「初めて読むお話」が好きになると、購入するにも限界があるので、近所の市立図書館で2週間で20冊、つまり1ヶ月で40冊のペースで借りて読んでいる。一緒に図書館へ行って、自分たちで選ばせる時もあれば、私が一人で行って彼らが今興味をもっているものに関する本や、季節感のある本、などをセレクトします。だいたい図書館の絵本コーナーはその時期におすすめの絵本が平置きにされているので、そこから選ぶことが多い。大切にしていることは、子どもがどんな絵本を選んでも否定はしないこと。自分自身で選ぶことが大事だと思う。

図書館で出会った大好きな本たち

これぞ絵本。初めて読んだ時の展開の驚きは今でも覚えている。大好きな1冊。


「おたすけこびと」シリーズは何度もリピートして借りた本。


荒井良二さんも大好き。気持ちの良い絵や話の展開が、子どももお気に入り。

小学生と絵本

寝る前に絵本を読むことはもう子どもたちにとって欠かせない当たり前の習慣になっていて、図書館へ2週間に1度通うことも楽しい休日のイベントの1つだ。
息子は4月から小学1年生。絵本の読み聞かせっていつ頃までするものだろう?最近は平仮名が読めるようになってきた息子に絵本を読んでもらったりしている。これからの関わりは模索中だ。

絵本を通して成長を感じた

先日、ショッピングモールへ家族で出かけた時に、「何か1つ好きなものを買ってあげるから選んでね。」と伝えたところ、たくさん悩んで最終的におもちゃよりも本を選んでいた。ドラえもんの映画が本になったものだ。
彼はじーっと考えて、「・・・オモチャはたぶんちょっと遊んですぐに飽きると思うから、まだ見たことないこの本にする。」と自分で決めたのだ。(娘はお兄ちゃんにつられて、絵本を選んでる様子だった。)
その翌日、彼はその本を家で少しづ読みながら、「この本買って良かった」とつぶやいていた。私は君たちに何か特別なことはしてあげられないけど、読書の楽しさだけは知っていて欲しいな〜それが少しでも伝わっているような気がして、嬉しくなったのでした。

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