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    小寒(しょうかん) Growing Cold 地心黄経285度、日心黄経105度

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    冬至(とうじ)Winter Solstice 地心黄経270度、日心黄経90度

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    立冬 地心黄経225度、日心黄経45度

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    大雪(たいせつ)Great Snow 地心黄経255度、日心黄経75度

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最近の記事

【TIMES】2024年7月22日 16時44分 大暑@太陽黄経120゜

地球暦が黄経120°「大暑」をお知らせします。 春分から120度経過した、晩夏の半ば。大きく暑いと書く「大暑」は、光が最も満ちる夏至から30度経過した地点です。一年で最も酷暑となる時期で、光が熱となり、天と地の間では陽と陰の気が入り混じり、入道雲や雷など、天候もダイナミックに変化します。 春にまいた種や苗が実りを迎え、夏野菜も今が旬ですね!スイカやきゅうりなど、陰性を代表するウリ科の植物も旺盛になり、農作物も水やりに忙しい時期。 体感的にはこれから夏本番という感じですが

    • 【TIMES】2024年7月21日 19時17分 水無月の満月/晩夏

      地球暦が朔弦望の「水無月の満月」をお知らせします。 旧暦で6番目、「水無月」の月がふくらんできましたね。 夏の終わりを告げる晩夏の満月。 田に多くの水を張っている水張月(みずはりづき)、気温や地温がピークを迎え雷が鳴る鳴雷月(なるかみづき)、セミやバッタやコオロギなどの昆虫が秋を知らせる蝉羽月(せみのはつき)など、酷暑に涼を得て夏の盛りから徐々に秋へと変わっていく、春夏・秋冬の折り返しとなる月です。 二十四節気ではまもなく大暑を迎えます。自然界は刻々と変化し、夏から秋へ

      • 【TIMES】2024年7月19日 13時17分 夏の土用入り@太陽黄経117゜

        地球暦が黄経117°「夏の土用入り」をお知らせします。 土用は季節と季節の間の大切なとき 夏の終わりの約18度間は「夏の土用」です。夏の土用は一年の中で最も暑さ極まる「大暑」の頃。 古くは一年の中でもとりわけ気が乱れやすい「裏鬼門」の時期と言われてきました。というのも胃腸の疲れによる食欲不振や消化力の低下、それにともなう体力の消耗、長引く風邪や微熱、だるさなどの出やすい時期でもあるからです。 夏は自然界のエネルギーが高く、不摂生してもいいだろうと、養生不足になりがちな季

        • 【TIMES】2024年7月6日 7時57分水無月の新月/晩夏

          地球暦が朔弦望の「水無月の新月」をお知らせします。 お正月から半年。水無月で晩夏に入ります。 水無月は、神鳴月、雷月(かみなりづき)と称されるほど、天と地の間で陽と陰の気が激しく混ざり合い、入道雲に雷や大雨と天候もダイナミックに変化します。 例年の梅雨明けのデータを見ると、九州から関東甲信にかけての地域では、この月が満ちる頃にそろそろ梅雨明けを迎えるところが多そうです。 水無月の満月は7月21日です。 梅雨で水の多い時期になぜ水無月?そんな疑問が浮かびませんか? 古語

        【TIMES】2024年7月22日 16時44分 大暑@太陽黄経120゜

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          【TIMES】2024年7月6日 23時20分小暑@太陽黄経105゜

          地球暦が黄経105°「小暑」をお知らせします。 春分から105度経過した、晩夏のはじまり。七夕のころと重なる「小暑」の頃は雨期も終わりに近づき、夏の風や日差しが心地よい季節。夏の語源は暑いの「あつ」で、ここからが暑さを感じる体感的に夏らしい時期がやってきます。 一年草も成長期から開花期に入り、花が実へと変化をはじめる今は人も動植物も生命力が活発になるとき。一年を一日にたとえると午後1時ごろにあたる「小暑」は年末年始のちょうど反対側に位置し、一年のサイクルの折り返し地点です

          【TIMES】2024年7月6日 23時20分小暑@太陽黄経105゜

          【TOPICS】2024年6月30日 「夏越(なごし)の祓(はら)え」

          【TOPICS】2024年6月30日 「夏越(なごし)の祓(はら)え」  「夏越の祓え」の行事は、一年を二季に折半した折り返し地点で、“前半が終わり後半がはじまる”、ハーフタイムのようなとき。  この時期は、農業でも麦の収穫や田植えも終わることから、水や田の神を祀って手を休め、感謝と祈願のお祭りを行ってきました。また同時に、物忌み(戒慎)として、後半年へ向かって心機一転を心がけるお祓いの神事が形として残っています。 その一つ、茅の輪くぐりはもともと疫病を避けるための風習ですが

          【TOPICS】2024年6月30日 「夏越(なごし)の祓(はら)え」

          【TIMES】2024年7月1日 17時31分 半夏生@太陽黄経100゜

          地球暦が黄経100°「半夏生」をお知らせします。 ☀ 田植えなどの農作業が一段落したことを表す節目。朝顔、菊、コスモス、稲、麻などに代表される短日植物は、日が短くなり夜が長くなることを察して、成長期から開花期へと変化していきます。 日照時間はまだ10日前の夏至と変わりませんが、これから徐々に日が短くなっていきます。 私たちの一年の感覚でも、6月までは成長期でしたが、これからは開花期となり、花を咲かせて実をつける段階に入ります。先月までの仕事に区切りをつけ、新しい態勢で臨め

          【TIMES】2024年7月1日 17時31分 半夏生@太陽黄経100゜

          【TIMES】2024年6月22日 10時08分 皐月の満月/仲夏

          地球暦が朔弦望の「皐月の満月」をお知らせします。 旧暦では5番目の満月。ただいま夏本番! 満月に向かって最高潮にエネルギーが高まっている中、昨日、6月21日の夏至ポイントを通過した地球号の北半球では、光の量もピークに達しています。 夏を知らせる皐月の月が満ちてきました。皐月の「サ」は捧げものの稲であり、「サッ」と伸びやかに成長する様子。苗は日ごとに大地に根付き、小暑を過ぎるころには昼間の時間がわずかに短くなっていることを察知して、稲穂が出穂し、一粒から千倍ほどの実をつけま

          【TIMES】2024年6月22日 10時08分 皐月の満月/仲夏

          【TIMES】2024年6月21日 5時51分 夏至@太陽黄経90°

          地球暦が黄経90°「夏至」をお知らせします。 光が満ちる「夏至」の日 太陽から8分19秒で到達した光は、地球の北回帰線(北緯23.4度)に降り注ぎ、北半球では北に行くほど昼が長く、北極圏(北緯66.6度)では眠ることのない夜、“白夜”を迎えています。 ユーラシア大陸に広大に広がるツンドラ森林地帯では24時間体制で植物たちが光合成し、酸素濃度の上昇とともに、地球全体が深い深呼吸をしているようです。 今、南と北で二極化した、光と影が、片寄り切り、シーソーのバランスがこの瞬間に

          【TIMES】2024年6月21日 5時51分 夏至@太陽黄経90°

          【TIMES】2024年6月10日 18時33分 入梅@太陽黄経80゜

          地球暦が黄経80°「入梅」をお知らせします。 ━ レイニーシーズン入梅は、もともと入梅雨(にゅうばい)と書き、梅雨入りを表していました。気が満ちる夏至(90度)を挟み、10度前に「入梅(80度)」、10度後に 「半夏生(100度)」という関係になっています。 現在の雑節は「入梅雨」のみですが、古来は梅雨あけを表す「出梅雨(しゅつばい)」と対になっており、田植えや諸々の作業の節目としていました。 暦のうえでは今日からひと月が雨季の季節、レイニーシーズンとなります。東北アジ

          【TIMES】2024年6月10日 18時33分 入梅@太陽黄経80゜

          【TIMES】2024年6月6日 21時38分 皐月の新月/仲夏

          【TIMES】2024年6月6日 21時38分 皐月の新月/仲夏 地球暦が朔弦望の「皐月の新月」をお知らせします。 * * * 旧暦では5番目の新月。 夏本番、仲夏の月はどんな1ヶ月になるでしょうか。 北半球は夏至に向かい日照時間は増え、冬至に比べて全国平均5時間以上も昼が長くなっていますが、10日入梅を機に、実際の日照量は少なくなっています。月不見月(つきみずづき)というくらい晴れ間のない季節、植物たちは一雨ごとに大地に根を張り地下部の成長が活発になります。

          【TIMES】2024年6月6日 21時38分 皐月の新月/仲夏

          【TIMES】2024年6月5日 13時10分 芒種@太陽黄経75゜

          【TIMES】2024年6月5日 13時10分 芒種@太陽黄経75゜ 野には草が生い茂り、水鏡のような田んぼが目立つようになりました。春分から75度経過した「芒種」は仲夏のはじまりです。 夏至の手前のこの時期に、梅が実となるように「芒種」では、春までの流れが結実して結果となり、これから秋へ向かって穀類の種が蒔かれる時です。つまり、お米や麦などのイネ科では種と実りが交差し、乾いた黄金色の麦畑と、水を張った田んぼの田植え、この両方が同時に見られる時期。 一年に二つの作物を交

          【TIMES】2024年6月5日 13時10分 芒種@太陽黄経75゜

          【TIMES】2024年5月23日22時53分 卯月の満月/初夏

          地球暦が朔弦望の「卯月の満月」をお知らせします。 旧暦で四番目の満月です。 初夏の満ちていく陽気に、身も心もうづきはじめる、心躍る響きを持った「卯月」の月。 新緑の芽吹きが旺盛になり、自然界は上昇の勢いが溢れています。植物の葉が生み出した酸素の濃度も日増しに高まり、北半球は呼吸するように新鮮な大気で満ちています。心地よい風に気分もフレッシュになり、身体を動かしたくなるのも、この時期の生理的な衝動。 月のサイクルは、海の満ち干きとつながり、体内でも血潮となって流れています

          【TIMES】2024年5月23日22時53分 卯月の満月/初夏

          【TIMES】2024年5月20日 22時00分小満@太陽黄経60゜

          【TIMES】2024年5月20日 22時00分小満@太陽黄経60゜ 地球暦が黄経60°「小満」をお知らせします。 「小満」は、春分から60度経過した初夏の半ばの地点。陽気が最大に満ちる大暑7月22日まであと60度という中間地点でもあります。 新緑が美しい初夏、山々の緑を眺めるだけでも心が洗われます。梅雨入り前の貴重なひととき、日焼け対策をしっかりして自然を満喫できるといいですね。5月は一年の中でも紫外線の量が多いとき。油断は禁物、お出かけの際は帽子や日傘もお忘れなく。

          【TIMES】2024年5月20日 22時00分小満@太陽黄経60゜

          【TIMES】2024年5月8日 12時22分 卯月の新月/初夏

          【TIMES】2024年5月8日 12時22分 卯月の新月/初夏 地球暦が朔弦望の「卯月の新月」をお知らせします。 旧暦で4回目の新月です。 月の運行を基準にした太陰暦では、今日から四月、いよいよ初夏の季節の到来です。重ね着に汗ばみ、夏の兆しを感じる衣替えの時期。新芽の緑も濃くなり、そろそろ新しい環境にも慣れてくるころ。環境や体調に、漠然と迷いのあった土用の時期も明けて、立夏も過ぎ、これから夏めく活動期に入ります。 曇り空を青い風が吹き飛ばすように、心身ともにウヅキは

          【TIMES】2024年5月8日 12時22分 卯月の新月/初夏

          【TIMES】2024年5月5日 9時10分 立夏@太陽黄経45゜

          【TIMES】2024年5月5日 9時10分 立夏@太陽黄経45゜ 地球暦が黄経45°「立夏」をお知らせします。 春分から45度経過した立夏。春が終わり、ここから夏がスタート! 自然界の気は徐々に変化していきますが太陽の位置情報を示す二十四節気では、この節目を越えると季節が夏へと切り替わります。 今は1年を1日に例えたときの朝9時。ラッシュアワーも終わって午前中のエンジンがかかり、お寝坊さんも目覚める頃。これから6月下旬に迎える夏至までの午前中の時間をどう使いますか?一

          【TIMES】2024年5月5日 9時10分 立夏@太陽黄経45゜