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【TIMES】2024年7月19日 13時17分 夏の土用入り@太陽黄経117゜

地球暦が黄経117°「夏の土用入り」をお知らせします。

土用は季節と季節の間の大切なとき


夏の終わりの約18度間は「夏の土用」です。夏の土用は一年の中で最も暑さ極まる「大暑」の頃。
古くは一年の中でもとりわけ気が乱れやすい「裏鬼門」の時期と言われてきました。というのも胃腸の疲れによる食欲不振や消化力の低下、それにともなう体力の消耗、長引く風邪や微熱、だるさなどの出やすい時期でもあるからです。

夏は自然界のエネルギーが高く、不摂生してもいいだろうと、養生不足になりがちな季節でもあります。そのツケがどっと出てきて、夏バテになりやすいのも「夏の土用」です。東洋医学において胃腸の力、消化力はそのまま気力に直結すると考えられており、夏バテを防ぐためには「何を食べるか」ではなく、「よく噛むこと」「素食にして腹八分目に控えること」など、食の基本に立ち戻って「消化器官を助けること」が肝要です。

外気が暑いからといって内臓まで冷やすと胃腸は弱り、気力体力ともに減退します。それは消化と栄養補給、気力づくりなどの働きをつかさどる「脾」が弱っている証拠。脾の気を補う「甘み」を持つ季節の野菜は、かぼちゃやとうもろこしなど。食欲がないときは、それらの自然の甘みに塩けを足すと、吸収がよくなります。

また、麹の発酵と糖化を活かした玄米甘酒・雑穀甘酒は、江戸時代までの夏の風物詩。ブドウ糖や果糖のような単糖は胃腸に負担をかけますが、甘酒の甘みは体内ですぐに働くグリコーゲン。夏バテや暑気払いに効果的なテキメンの栄養補給飲料です。

「盆と正月が一緒に来る」とはよく言いますが、本来のお盆は夏の土用付近(※ 月の満ち欠けによって毎年変わります)、正月は冬の土用付近の時期です。「暑さ極まる夏の土用」「寒さ極まる冬の土用」は、一年の中の二つの大きな折り返しの時期であり、人々はこの節目に合わせて仕事の手を休め、集い、挨拶を交わし合ってきました。

この風習は今も「お中元」と「お歳暮」、「暑中見舞い」と「年賀状」という形で残っています。土用付近の新月前(水無月晦日)は夏越の祓(なごしのはらえ)と呼ばれる行事が行われてきました。この行事は上半期の間に身にまとわりついたケガレを落とす行事で、ここから正月前(冬の土用付近)までの下半期の健康と厄除けを祈願するものです。今年は8月3日が夏越の祓になります。

こちらの記事もご参考に「夏越の祓(なごしのはらえ)」https://note.com/helio_compass/n/ne7a4d0e53e24

暮らし方で具体的に気をつけること


■秋バテをしないための身体づくりを

太陽の光が最高潮に達し、受け取った熱が実りにつながる夏の土用。この時期は昔から、秋バテをしない身体づくりのための策があれこれ練られてきました。最も有名なのが、鰻を食べること。現代でも「土用丑の日」となると、毎年テレビで話題になったりスーパーには幟が立ったりします。「う」の付く食べ物が夏の土用にいいと言われ、鰻のほかに、きゅうりなどの瓜科の野菜、梅干し、うどんなどを食す風習が今も残っている地域があるようです。

■足浴のすすめ

夏の冷えは意外と深刻。冷房や冷たい飲み物などで身体は冷えているのに、自覚がなかったりします。お風呂に浸かってみて「あ、冷えていたんだな」と感じることもしばしば。入浴するよりももっと効果的に血を全身にめぐらせることができるのが、足浴です。夏はとりわけ足がだるくなるので、ぐったりした夕方の足を、ほんの10分ほど熱めの湯に浸してみましょう。全身に血がかけめぐっているという実感と、じんわりかく汗でリフレッシュできます。ハッカ油やレモングラスなど、すっきりするアロマオイルを数滴たらすとさらに効果的です。

■旅の計画を立ててみましょう

夏の土用を過ごし、暑さのピークを過ぎるころには、北海道のあたりから秋の知らせが届きます。夏が暑いせいでめっきり秋らしい秋が短くなり、完全に空気が入日れ替わるころには、もう冬の気配が漂ってくるといった年も珍しくありません。そんなとき、心の栄養剤である旅に出てはいかがでしょう。秋の旅の準備を夏の土用の計画に組み込んで、早めに計画を立てておけば安心です。旅は人を成長させ、考えを柔軟にさせ、生きる力を養ってくれます。

■読書の秋の準備を

春から夏は思っていることを伝えたり、発信したりするのにふさわしい季節。一方秋から冬は心に浮かんだことを書き留めたり、じっくり物事を考えてみたり、ゆったりとした時間の中で振り返り、考え、書くといった作業がはかどります。読書の秋に向け、読みたい本、気になる本をまとめてみましょう。秋の夜長にいつでも読めるよう、取り寄せておくこともおすすめ。新たなジャンルの本を一冊まぎれ込ませてみるのも、いい刺激になりそうです。

引用 : 書籍『春夏秋冬 土用で暮らす』(主婦と生活社)
テキスト : 冨田貴史 / 植松良枝

[本年度土用一覧] 
2024年度 土用の季節
春土用:(太陽黄径  27度)  4月16日~  5月4日 19日間
夏土用:(太陽黄径117度)  7月19日~  8月6日 19日間
秋土用:(太陽黄径207度)10月20日~11月6日 18日間
冬土用:(太陽黄径297度)  1月17日~  2月2日 17日間

夏の土用期間の時空間情報


122 | 2024/07/19 土用 13:17 水無月 十四 水星と天王星の開き
123 | 2024/07/20 水無月 十五
124 | 2024/07/21 水無月 満月 19:17
125 | 2024/07/22 大暑 16:44 水無月 十七
126 | 2024/07/23 水無月 十八 水星と木星の開き 地球と冥王星の結び
127 | 2024/07/24 水無月 十九
128 | 2024/07/25 水無月 廿 土星食、月が土星と海王星を通過
129 | 2024/07/26 水無月 廿一
130 | 2024/07/27 水無月 廿二
131 | 2024/07/28 水無月 下弦 11:52
132 | 2024/07/29 水無月 廿四
133 | 2024/07/30 水無月 廿五 金星と土星の開き 月が天王星と火星を通過
134 | 2024/07/31 水無月 廿六 月が木星を通過
135 | 2024/08/01 水無月 廿七
136 | 2024/08/02 水無月 廿八
137 | 2024/08/03 水無月 廿九
138 | 2024/08/04 文月 新月 20:13
139 | 2024/08/05 文月 二
140 | 2024/08/06 文月 三 月が金星と水星を通過

⭐️地球暦イベント情報⭐️

2024年8月3日(土)・8月4日(日) 一泊二日合宿
『水の惑星(ほし)で生きるということ』
基調講演&特別対談 重岡昌吾 ✕ 杉山開知
主催 ネオスコーレ

宿泊:まもなく満員御礼
通い:お席もう少しご準備できます

思わず科学者もスピリチュアルにうなづくような最新研究を“ゆの里&アクアフォトミクスラボ”にて重岡昌吾氏に基調講演いただきます。

また今回は水の研究と深い関わりのある、天体の関係について『太陽系時空間地図 地球暦』の考案者 杉山開知氏をお招きし特別対談を企画いたしました。

潮汐や身体のメカニズム、天体暦と宇宙の原理など、神秘に満ちた月をめぐる、暦とお水のスペシャリストお2人の情熱溢れるお話をお楽しみください。

●日程
2024年8月3日(土) 
11:30〜    受付開始   
12:00〜13:50 映画上映  
    『Pale Blue Dot 君が微笑めば、』上映会
13:50〜14:30 休憩・入浴  
14:30〜17:00 講演会    
       『重岡昌吾社長 講演会』
17:00〜17:15 休憩     
17:15〜18:45 特別講演会  
       『杉山開知氏 特別講演会』
19:00〜21:00 夕食・交流会 

2024年8月4日(日)
7:30〜または8:30〜 朝食
10:00〜      受付
10:15〜11:30    特別対談 前半
          重岡昌吾社長×杉山開知氏 
11:30〜11:45    休憩
11:45〜13:00    特別対談後半 質疑応答
13:00〜14:00    昼食
14:00       解散

※14:00〜アクアフォトミクスラボ見学※希望者のみ
※14:00〜16:00までゆの里4階大広間で交流いただけます

●会場
和歌山県橋本市 ゆの里4F

詳細はこちら
https://ws.formzu.net/dist/S884414828/

標高900m。天空の里、静岡市大間。
藁科川の源流に位置する集落。
その大間で、夏の1日、とっておきのモノを御用意いたします。
それは、「YORU(夜)」です。

御用意するのは、
静寂の中に聞こえる、虫の声、風の音、樹のざわめき。
漆黒の闇と、もしかしたら270°に広がる満点の星空。
星空ナビゲーターは、あの地球暦で有名な杉山 開知さん。

【日時】 令和6年8月10日(土)~11日(日)
【場所】 静岡市葵区大間 特設会場 開知君の星見ひろば
   https://maps.app.goo.gl/neeviyuqaaVsKEUJ9
【定員】 テント10張 車中泊OK!

【日程】 
13:00開場
  オリエンテーション
  会場、宿泊場所準備
15:00頃から
  準備・近くの畑にいくかも
  夕食 みんなでワイワイ
18:00頃~みんなで歌おう!
19:00頃~星空観察等
 【ワイングラスの大川大間(粋)ロックティー付き】
21:00頃 終了
夜はゆっくり大人タイムも

翌日
8:00頃~朝食
9:30頃~大間集落探訪
12:00解散

【参加費用】
大人 5000円 小学生以上1000円(未就学時は無料) 
夕食、朝食付

イベントページにてお申込み


種生神社 祇園祭


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