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ちょっとだけストーリー作りってやつが見えてきたような気がする(気がする)

お疲れ様です。何とかあしたの週一更新には間に合いそうでホッとしています。2話はほとんど初稿ができあがっていたので、その分、余裕があるんですが、問題は3話以降ですね。ただ、やっぱり締め切りを設定すると脳のスイッチも切り替わるのか、一日の中でも自作について考える時間が格段に増えました。

読む本も、次の話に必要な資料を読むことを優先したり、次の話とはいわず、5話も6話も先の話の展開をぼーっと考えながらメモしたり、音楽を聴きながらひたすらワンシーンを煮詰めたり。でもって、そうやって自作について触れる機会が増えるほどキャラの解像度が上がって、何十回も見直したはずのシーンなのに「違う!!こうじゃない!!こうだ!!」って全く違うものに変化する瞬間がさいっっっっこうに楽しいです。

ストーリーとか展開は同じなんですよ。でも、キャラクターの動機だとか過去を深堀するだけで本当に全然変わるのが不思議で面白くて。これに気づけたことで、ちょっとだけ自分がレベルアップできたような気がします。説明するのが下手なのでなかなか難しいんですが、そうだなあ……

たとえば、おいしい料理が作れるキャラがいるとします。
でも、そういうのはたくさんいるじゃないですか。
なのでちょっと特徴を増やして「おいしい料理が作れるけど、見た目がめちゃくちゃグロテスク」なキャラにします。
こういうのも、まあ結構いるじゃないですか。

じゃあさらに掘り下げて「人食いに飼われていたので、そいつに食われないようにするために人間の臓器を模した料理を作れるように必死に頑張った」みたいな設定にするとします(ホラーごめんなさい)
そういうキャラクターと、普通に料理が上手なキャラが、明るくて清潔なキッチンで楽しそうに料理をしているとして、多分それぞれ受ける印象が全然違ってくると思うんですよ。

つまり、そういうことで。(どういうことだってばよ)

同じストーリーラインでも、キャラクターの背景を透かすのと透かさないのじゃ深みとか厚みとかっていうものが変わってくるし、そういうものがつまり「作品の個性」ってやつになるんじゃないかと思いました。
あと、個人的にこの背景ってやつには「ほかのキャラとの関係性」が必須だと思います!(上記の例で言うなら「人食い」ですね)
そのキャラ単体だけを細かく掘り下げるんじゃなくて、そのキャラとほかのキャラとの関わりをたくさんつくると、もうその時点で新しい物語が生まれるので、そういうのを増やしていくことで自然とキャラが広がるというか。

なんかそんな気がします。
すみません、プロットはガチガチに固めたいくせに基本的にフィーリングで生きている人間なので説明が下手です。

こちらは漫画アプリ「マンガワン」の公式YouTubeチャンネルで公開されている動画なんですけど、作品作りの裏側などが垣間見えてとてもいい刺激になると思いますので、ぜひぜひ。漫画ですが、小説にも全然通じます。

こちらの森原さん(森原さん!)の言葉もすっごく勉強になるので是非是非!「クラスの1人に『これが読みたかったんだよ』と絶対に言わせる作品を書く」という視点は、流行ジャンルを書けない自分には本当に励みになりました!

ということで、また書きます。
推しプレイヤーたちによる最高設定の11時間TRPGセッションが早く聴きたくて聞きたくて仕方ないんですが、頑張って書きます!!

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんも楽しい創作ライフをお過ごしください!

あしたの20:30に2話の1を更新します!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 この記事があなたの何かのきっかけになれば本当にうれしいです。 ツイッターやブログにもいますので、そちらでもお会いできますように。