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掃除をしていたら、理想の新しい書き方を見つけてしまった。

お疲れ様です。最近はずっと断捨離に励んでいました。もうほとんど遊んでないし、これからの楽しみは執筆と読書に集中したいということで、とうとうゲーム機まで売ってしまいましたが、PSPだけは手放せませんでした。私は一生「サモンナイト5」をやり続けるぜ!!

ということで執筆のほうはあまり進んでいません。相変わらず1話のクライマックスの改稿をしてます。なんかキャラがしゃべりだしたので、とりあえず様子を見守ろうと思って眺めていたら収拾がつかなくなったので、流石にまとめないとなあなどと呑気に考えてます。

そんなときに出会ったのが、この作品。

私はこの作品ではじめて竹宮ゆゆこ先生の文章に触れたんですが、もう最初からものすごい衝撃を受けてしまいました。
なんていうんだろう、とっても自由な書き方なんですよね。でも「こういう場面なら確かにその書き方だよな!」と納得もしてしまえるという。
加えてユーモアのある語彙力が最高で、ひとつ引用させていただくと、

こうなったらもう、ヒトの可聴域からはみ出る周波数で哀しく唸ることしかできない。

「心臓の王国」P31 竹宮ゆゆこ

もう「なんだそれ!!」って笑ってしまいました。こういう表現がいたるところに散りばめられていて、突風のように笑いをさらっていくのが楽しくて楽しくて。
序盤はギャグで畳みかけてくるので、てっきりシリアスものだと思っていた私は笑いながらも混乱していたんですが、すぐにちゃんとしたシリアスの片鱗が見えてきたので、その温度差でちょっと風邪をひきました。文章の質まで一気に変わっちゃうから、そのギャップがたまらない。

「ひぐらしのなく頃に」とか「リトルバスターズ!」でも思ったんですが、最初に「ちょっとこいつらはアホなんじゃないだろうか」ってレベルの笑いを持ってきて、そのあとにホラーやらシリアスやらをぶっこむのって、キャラクターの幅とともにストーリーの奥行なんかも表現できるので、すっごく有効な手法だよなあと。

「心臓の王国」はまだ途中までしか読んでないので、とにかく早く完走してしまいたいなというのと。そういう書き方があることを知ったので、早速「カスガイくん」にも取り込んでみたいと思って、また1話の最初から改稿の見直しをしてます。こんなことしてるから進まないんですよね、わかってる。わかってます。でも1話って大事じゃないですか。あらゆる意味での土台じゃないですか。今できることは全部やっておきたいので、もうちょっとだけ頑張ります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さんもちょっと片付けをして自分の「お気に入り」を再確認しつつ、楽しい創作ライフをお過ごしください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 この記事があなたの何かのきっかけになれば本当にうれしいです。 ツイッターやブログにもいますので、そちらでもお会いできますように。