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カクテルを作ってみた!:第4回スプモーニ
2022年現在、世界で人気のあるカクテルの中でも上位に入っているものにネグローニがあります。ネグローニとはジンとカンパリ、ベルモットから作られるカクテルです。
初めはネグローニを作ろうとカンパリを手にしたのですが、なかなかベルモットが見つからず、白ワインで代用しました。うーん、本当の味がわからない分、美味しいのかどうか・・・。
そして、問題になったのがカンパリです。色鮮やかな赤色がきれいですが、なんとも苦い。めちゃくちゃ苦い。私の舌では無理で飲めずにいました。
カンパリを使ったカクテルは何かないかと思い、探して出てきたのがスプモーニです。ということで、今回はスプモーニを作ってみました。
スプモーニとは?
スプモーニはカンパリを中心にグレープフルーツで割ったお酒で、トニックウォーターでビルドアップするカクテルです。
みなさんが今思ったこと・・・それは苦いものに苦いもの組み合わせて、苦いもので割るとはどういうこと?全て、苦味がある材料ですね。私も作る前は苦いものだけだと思っていました。実際の味は作った後で・・・。
スプモーニはもともとイタリアで作られたカクテルです。イタリア語の「Spumare(泡立てる)」が語源となっています。最後に注ぐ、トニックウォーターで泡立てた感じになるからその名がついたのかと思われます。
スプモーニのカクテル言葉
「愛嬌(あいきょう)」
陽気な人が多いと言われるイタリアを代表するカクテルです。
カンパリとは?
お酒売り場でひときわ赤色が目立つ瓶があると思います。鮮やかな赤色が綺麗なお酒、それがカンパリです。カンパリはイタリア発祥のリキュールになります。製法はカンパリを生産するカンパリ社のみが知っており、独占的に販売されているリキュールです。
もとはイタリアのカンパリさんが自家製リキュールとして販売したことがきっかけで広がったリキュールになります。日本では2017年に販売権を獲得したアサヒビールなどが輸入販売をしていました。
2020年カンパリ社は日本に合弁会社であるCT Spirits Japan株式会社を設立し、カンパリなどの自社製品を販売する会社を日本に作りました。現在はスーパーでもカンパリは売られています。私も近くのスーパーで購入しました。
カンパリは独特な苦味のあるリキュールです。本場イタリアでは炭酸水で割ったカンパリソーダをよく飲むと聞きます。あの苦味を呑めるイタリア人はすごいと賞賛してしまったのは私だけでしょうか。また、よく飲まれるカクテルにカンパリオレンジもあります。こちらはまたオレンジジュースがあれば作ってみたいカクテルです。
とても苦味がありますが、カクテルにしたときのほのかに引く苦味を発揮するのがカンパリです。今回はその美味しい苦味に挑戦してみました。
さっそく、スプモーニを作ってみよう!
まずは材料から見ていきましょう。
◯材料
・カンパリ 30ml
・グレープフルーツジュース 45ml
・トニックウォーター 適量
スプモーニの作り方
1 グラスに氷を入れて冷やします。
カクテルのスタートはやはり冷やすことからです。ホットカクテルでない限りはグラスを冷やして、氷とおいしく飲みます。
2 まずはカンパリをグラスに注ぎます。
グラスに赤色が映えます。とても綺麗です。あの苦味を想像できないくらいに・・・。
3 グレープフルーツジュースを入れて、ステアします。
しっかりとグレープフルーツとカンパリを混ぜ合わせておかないとトニックウォーターを注いだときに分離した状態で、最後に刺激的な苦味の世界が広がります。初めて作ったときはこの状態になってしまいました。
4 トニックウォーターを注ぎ、ビルドアップします。最後に軽くステアして、混ぜ合わせれば完成です!
写真はトニックを入れ過ぎてしまい、氷が浮いてしまいました。カンパリの苦味への恐怖?安売りトニックだったから大丈夫?そんな気持ちから注ぎ過ぎてしまいました。
スプーモーニのまとめ
カンパリを使ったカクテルをおいしく飲みたいと思って作ってみました。飲む前もあの苦味を思い出し、少しビビリながも一口。
確かに苦味はあるのですが、とても驚きです。苦味×3のトリプルアタックと思っていたら、トニックウォーターとグループフルーツジュースがいい感じの甘みを加えていました。
苦味も後から来るという感じで、ほのかな苦味が美味しさを広げているカクテルです。どうも難しいと思っていたカンパリをこんなにおいしく呑めるとは思いませんでした。
カンパリが苦手な方でもおいしく呑めるカクテルであることは確実です。なぜなら、私が飲めたのだから。あまり、言い過ぎるのは良くないですが、カンパリがダメだった私でも「美味い!」と言って、すぐに飲み干してしまいました。(飲兵衛なので、飲むスピードは早いですw)
苦味が苦手な方はグレープフルーツジュースの量を調節するとおいしくできると思います。みなさんも是非、飲んでみてください。
◯お酒の記事承っています!
塾講師をしながらライターを現在務めています。さまざまなライティングを行なっていますが、歴史や教育系は本業で得意としています。お酒記事にもチャレンジして、もっと幅を広げていこうと思っています。
ライティングのチャンスがありましたら、是非お声がけください。よろしくお願いいたします。
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