「障害者」という表記はNGなのか?
これ、いつか「書こう!書こう!」と思ってたんですけど…
lilyさんのとこのコメント欄で「障害者」っていう表記についての話題が出ていたので、せっかくなのでこの機に語っておこうと思います。
ちなみにこちらですね。
※lilyさんが誤って記事を削除してしまったそうなので、当時のコメントはありません。でも、いい記事なのでぜひ本文だけでも読んでおいてください♪
ヘイヨーさん、あんまり表面的なコトを気にしないんですよ。なぜかというと、大切なのは「本質」だと思ってるからです。
あんまり表面上の討論に終始しちゃうと、いつしか一番大切なものが失われてしまいがちなので。なので常に「中身」とか「本質」で判断するようにしています。
「障害者」っていう表現も、別に問題ないんじゃないかな~?と。
障害者の「害」の字がダメなんだったら、「障」っていう漢字だって「差し障りがある」って意味ですよ。こっちも変えないといけなくなっちゃいます。
そんなこと言ってたら、世の中の漢字なんて、どんどん使えなくなっていって、最後には「イメージのいい言葉だけで埋め尽くされるようになっちゃう」んですよね。
「悪」も「死」も「病」も、みんなみんな使えなくなっちゃいます!
「そんなバカな!?」「またまたヘイヨーさんがおおげさなことを言っちゃって」なんて思うかもしれませんが、言葉狩りってそういうものなんですよね。
どんどんエスカレートしていっちゃう!
…ということを考えていたら、同じようなコトを書いている人がいました。
そうそう!まさにこういうことですよ!
「言葉だけ変えたって意味なんてない」んですよ。大切なのは本質の方なので。
「バリバラ」って番組をご存知ですかね?
NHKのETV(教育テレビ)で毎週放送されてる障害者番組なんですけどね。以前に同じ議題で討論が行われてました。
「『障害者』って単語、実際に障害を持ってる人たちはどう感じてるの?」ってテーマで。
そうしたら、「別に気にしてないよ」って人がほとんどでしたね。それよりも「言葉はどうでもいいんだけど、実際の差別をなくして欲しい」とか「精神的な差別の方が問題だ」「言葉よりも行動で示して欲しい!」みたいな意見があがっていました。
障害者や差別について話しているほとんどの人たちは「バリバラ」見てないでしょ?
まずは、そこから始めましょうよ。ほんとに障害について真剣に考えてるんだったら、せめて「バリバラ」くらいは見ておきましょうよ!
それすらやらずして「この言葉づかいはおかしい」「あの単語はイメージが悪いから使うのやめましょう!」なんて言うのは、表面的な議論に終始するだけで終わっちゃいますよ。
世の中、大事なのは「本質」ですよ。中身で勝負していきましょうよ!
その第1歩として、まずは「障害のある人たちが、どういうコトで困ってるんだろう?」「じゃあ、何をすれば喜んでくれるの?」って興味を持って学ぶことですよ。
そのために「バリバラ」は打ってつけの番組なので、ぜひ見ていただきたいですね~
ちなみに、公式サイトはこちらです!
以上!「バリバラ」の宣伝でした!
noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。