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8期を迎える自社を振り返ったらゾッとした話。

はじめに

こんにちは。MULTiPLE(マルチプル)代表の平藤(へいとう)です。弊社もおかげさまで今年で8期目を迎えようとしています。個人事業の期間をいれると9年で、長男も9歳になりました。昔から年長者に歳を重ねる度に時のスピードが早くなる〜みないなことを聞かされてきましたが、まさにですね。そこで、心境の変化(?)みたいなものがあったので、noteに記録しようと思います。

ほぼ変わってない?

おかげさまで弊社を評価してくれるクライアントさんや、毎回刺激をくれるパートナーさんに恵まれ、個人としてはキャリアの原点であるWeb制作はもちろん、CI/VI、コピー、編集、映像、サービスデザイン、イベント、演劇などさまざまなプロジェクトに参画し、それなりにムキムキになりました、ハイ。日々新鮮な気持ちでプロジェクトに取り組めているのも事実です。この場をかりて関係各社様に御礼申し上げます。

しかし、自社を振り返った時に組織としての体制や数字がほぼかわっていないことに少しゾッとしたというか、あきらかにテンション上がっていない自分がいることに気がついてしまいました。「維持している」というポジティブな側面もあるのですが、目を閉じて数年先の未来を想像すると、事業を継続する気力が一瞬奪われそうになる違和感を覚えました。

個人から組織へ

ひとりでやっていこうと決心して独立&起業したこともあって、いままで採用は考えていなかったし、アベンジャーズ的にスキルを持った方と小規模チームを組みながらプロジェクトを進めていくような、筋肉質(?)な体制を意識して取り組んできました。

しかし、すこし前からスタッフが加わりはじめ、人が成長していく様を目の当たりにしたり、自社の事業範囲が拡大していたり、新しいチャレンジができることを実感するようになりました。今年の4月からは、MULTiPLE初となる新卒者も正社員として入社し、組織の層がさらに厚くなったことにワクワクしています。

組織をすこーし拡大するにあたって、私は業界未経験者や新卒者を積極的に受け入れて、人を育てる仕組みをもった組織にしたいと考えています。もちろんまだまだ小さな企業なので、年に数名程度の採用ではあるけれど、5年後、10年後にそれなりの組織になっていたらなぁなんて想像しています。そこで、MULTiPLEの文化をつくる必要性を感じ、パーパスを作成するにいたりました。

MULTiPLEは何会社なのか?

それと、もうひとつ。「MULTiPLEは何会社なのか?」の問いに対するヒントとして、パーパスを位置づけています。MULTiPLEにはデザイナーやエンジニア、ライター、フォトグラファーといったクリエイターは在籍しておらず、間接的に関わるプロジェクトマネージャディレクタープランナーで構成されています。

自社の実績を棚卸しする中で共通点として2つ、関わる人のポテンシャルを向上させたり、まだ可視化されていない潜在的にある要素をあぶり出していることを再認識しました。言い換えると、私たちはサービスとしてクリエイティブを提供しているものの、実際なにもつくっておらず、そこにあるもの(MULTiPLEにみえるもの)を整理して可視化しているだけだったことに気づくのと同時に、得意を再確認することができました。

そして、棚降ろしを踏まえて、自社サービスを3つにまとめました。
コミュニケーション支援
プロジェクト推進
ブランディング開発

最後に、あらたに誕生したMULTiPLEパーパスはこちらです。

今後ともMULTiPLEをどうぞよろしくお願い申し上げます。

MULTiPLE Inc. 平藤篤


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