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人類の初飛行

人が 空を飛ぶ!
まず思い付くのは ライト兄弟
何故か、この名前が出てくる……
学校で習った? そこは曖昧だけれど!

では、グスターヴ・ホワイトヘッド氏を
ご存知だろうか?

人類史上 初飛行!
諸説在るんですが
ま、ライト兄弟は 大概 皆が思う通り!
ではグスターヴ・ホワイトヘッドは

グスターヴ・ホワイトヘッドは、ドイツ生まれのアメリカの航空技師である!
記録が不十分という批判もあるが、ライト兄弟より前の1901年8月14日にコネティカット州フェアフィールドで世界初の有人動力飛行に成功したとされる人物である

1897年ホワイトヘッドはボストン航空クラブの為に滑空機を製作して飛行させる目的で、出版者J・B・ミレットに雇われた
彼は数機の滑空機を作り上げた
うち一機はリリエンタールのグライダーに影響を受けたものであった!
この滑空機は実際に(短い距離だが)地面から離れた!
ホワイトヘッドは大男で体重もあったため、助手のアルバート・B・C・ホーンは、「もう少し軽かったらホワイトヘッドよりも長く飛べたはずだ…」と記している

ブリッジポート・ヘラルド、ニューヨークヘラルド、ボストン・トランスクリプト誌の記事によると、1901年8月14日コネチカット州フェアフィールドで、ホワイトヘッドはエンジン付きの機体No21によって800mの距離を高度15mで飛行したという!
写真はない!しかしブリッジポート・ヘラルドのディック・ハウエル(彼は現場にいた)による、宙に浮いた機体のスケッチがある
もし本当だとすると、この飛行はライト兄弟のノースカロライナ州キティーホークでの飛行に2年以上も先行していたことになる………!

数人の目撃者の報告によれば、ホワイトヘッドは1899年ごろの早い時期にも約1km(半マイル)飛行している。
1902年1月には、(推定される所では)彼は改良された「ナンバー22」でロング・アイランド海峡を越える10km(7マイル)の飛行をした!

ホワイトヘッドの飛行はきちんとした記録が一度も取られておらず、写真も残っていない!
そのためこれら沢山の報告を実証することは非常に困難である………
特に、スミソニアン協会は制御された動力飛行が1903年より前に起こったことを強く否定している(ライト兄弟の飛行機を提供してもらう事と引き換えに、彼ら以前の飛行機及び記録を取り扱わない契約書が発見されている)
また、ブリッジポート・ヘラルドの記事の原文はこの出来事に関する信憑性の低い主張は、他の目撃者たちの報告と矛盾する!
ホワイトヘッドはそれ以降にもより正式に記録された動力飛行を再現することがなかった……
そして彼の主張は(別の航空パイオニア、カール.ヤトー飛行と同様に)制御されていない飛行だとして退けられた!
とはいえ、コネティカット州議会はホワイトヘッドの主張を人類初の飛行だと公式に認定している!
また「ジェーン年鑑」の記念誌においても、人類初の飛行はホワイトヘッドと記載された!
2003年12月17日、キル・デヴィル・ヒルでの百年記念祝賀会においてライト機のレプリカが飛行に失敗したのとは対照的に、1986年、ホワイトヘッド機のレプリカは成功裏に飛行した ………

ホワイトヘッドは原動機を作って、大変な薄利で販売した
彼は商習慣や商業的成功につながる特許のことを充分には知らなかったのである!
しかしながら、他の多数の航空パイオニアたちは彼のエンジン設計に興味を示した
かなりの年が経ってからある目撃者がこう主張した!
「裏付けとなる文書記録はないのだが、ライト兄弟はホワイトヘッドを訪ねてエンジンの購入について話し合い、そして飛行に関する着想と発見を交換した」と
ホワイトヘッドはグレン.カーチスにエンジンを売っている!
1911年ごろ、ホワイトヘッドはヘリコプターの設計に取り組み、多少の成功を修めた………

ちなみに、ライト兄弟は1903年に世界初の有人動力飛行に成功したと 記載されている!

以外と 知らない事が、世の中には存在する
勿論、証拠が不十分の為 真意は定かでは無い!

更に!人類史上初 の飛行と 1括りで言ってしまええば 記録に残る気球第一号は、ブラジルの僧侶ガスメー
1709年、ポルトガル王や後に法王となるコンティ大僧正の前で熱気球を飛ばした
直径3.6mの紙製で、模型ではあるが航空史上初の快挙である!
もっとも凧となれば、中国などにも古い記録があり、さしずめ石川五右衛門なんかギネスブック候補であろう ………

本格的熱気球の世界初は、フランスのモンゴルフィエで1783年のこと!
家業が製紙業らしく気球も紙製で、高度300mと1800m、2度の上昇飛行に成功した
噂を聞いたルイ16世は立派な研究は世界の中心パリでやりなさいの一言で、ヴェルサイユ宮殿での御前興行となった …………

直径13m、モンゴルフィエの熱気球は、ルイ16世とマリーアントアネット王妃の見守る中、高度550メートルに舞い上がり、3.2キロの飛行に成功、兄弟は面目を施して有名人の仲間入り!
実は、このバルーンには乗客が乗っていた
と云っても、アヒルと鶏と羊だった!
生物を乗せ飛行した世界初であると共に、無人輸送機の世界初でもある
こんなことなら、ガスメー坊主、毛虫の一匹でも乗せておけば、史上初生物運送の栄誉を手中に出来たのに ………ね!

と、空を飛ぶ  さて 人類史上で
最初に 空を飛んだ人類は?
歴史上初の飛行記録はイカロス!
オヤジさんが造ってくれた羽で空を飛び、調子にのって太陽に近づきローの羽が溶けて墜落した
そんな神話も存在する ……まぁ物語って所だろう
が、15世紀の天才、レオナルド・ダヴィンチ考案のヘリコプター!
ダヴィンチは、ヘリ、飛行機、グライダー、パラシュートなど空飛ぶ機械を考案したが、彼の論文「鳥の飛翔について」は飛行を科学的にメスを入れた最古の文章である!

時代を考えると、驚くべき着想の持ち主だが、いかんせん15世紀の科学では手も足も出なかったが、もし15世紀に、実用的動力があったなら、史上初飛行の栄誉はダヴィンチの頭上に輝いていただろう!
古今東西、やたら羽ばたき機が多いのは、ダヴィンチも含めて鳥が手本だったから………
もし、ムササビが飛ぶのをダヴィンチが見ていれば、固定翼を考えたかもしれない!
とにかくバタバタやるのは、20世紀になっても続いていたのだから、究極の飛行形態と信じる人が多かったのである……気持ちは解るが

で、人が自由に空を飛べるようになったのは、鳥方式ではなく、気球の方が先だから皮肉なものだな
気球がどんな過程で発明されたのかは謎のようだが、空気を熱すると上昇し、ついでに鳥の羽のような軽い物体を飛ばす事実は、かなり古い時代から知られていたらしい!

さてさて 今や車もバイクも 空を飛ぶ時代
まぁ、実際 買えるのは ドバイなど
砂漠で 落下しても 問題が無い 地域だけ!
だろう 

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