即興性と操作性の魅力&魔力。
昨日、虐待サバイバーで発達凸凹&不登校の2児のママ・まあささんと対談してました。
いつもどおり打合せなしの雑談垂れ流し。まあささんと直接言葉を交わしたのは配信開始の5分前くらい。
同時接続は最大6名で、コメントも実質0。ほんとにただただ僕のプライベートな会話を垂れ流した感じだったけど、やっぱり今回もおもしろかった。
そして
僕の口からも、初めて生まれたフレーズがあった。
38:45くらいで話してる「子どもがやってることは必ずしも将来につながってなくていい」という話。
みたいなフレーズ。
MCバトル風に言うなれば「パンチライン」ってやつだ。用意してたことでも以前から思いついていたものでもなく、本当に昨日、配信中に自然と口をついて出た。
それを見事にピックアップしてくださった方もいる。
僕はずっと、こうやって自分の言葉を創ってきた。 #塀の中の教室 はそうやって子どもたちとのやり取りの中から紡ぎ出された言葉たちだ。
僕はどうやら、こういう筋書きのない場面の方が力を発揮しやすいらしい。楽しいし、予期せぬところにたどり着ける。目の前の人のためだけに頭をひねった結果、お互いにとって納得できる理屈と表現が生まれるのだろうと思う。
考えてみれば昔からそうだ。ダンスのショーを作る時も必ず即興のパートを入れていたし、営業なんて筋書きのないやり取りの繰り返しだ。
この一年半で何度もやらせていただいたセミナーや講演も、ガッチリ原稿を作ったことは一度もなく、スライドだけを頼りに毎回変わる持ち時間にその場で対応しながら乗り切ってきた。
完全にナルシストだけど、先日のこれ↓もほんとうにおもしろい。
一人7分という持ち時間を、登壇する瞬間までテーマ未定だったにも関わらずきっちり話しきって盛り上がった。
塀の中で即興のやり取りをひたすら積み重ねてきた今の僕だからできた芸当。同じことをもう一度やろうとしても絶対にうまくいかない。次また7分話すのなら、今回のことを忘れて改めて即興でやったほうがいい。
僕は即興が好きなんだ。
・・・・・・・
当日あの7分を現場で見た人にしかわからないことだけど、僕は司会者からの紹介を受けて小走りで登壇した。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。