目先の謝罪より大切なこと〜本当の解決とはなにか〜
/
謝る=解決ではないんですよ。
\
時々、保護者にお伝えすることばです。
トラブルが起きると、大人はとかく謝らせようとしがちです。どっちが悪いかを判断し、悪い方に謝らせる。
過去数回にわたって、そうではないアプローチについて書いてきましたが、今日はもう少しだけ、"そもそも"のお話をしてみます。いっしょに再確認してみましょう。
そもそも、トラブルの解決は謝罪ではありません。
けじめとして謝罪することは大切ですが、「謝罪」自体は解決ではない。ここを履き違えていると、こどもの伸びしろを削ってしまうように感じています。
なぜなら…
問題解決力を磨くには、問題が起きてから対処する経験が必要だから。トラブルは起きないにこしたことはありませんが、起きたからこそ生まれるチャンスもあるのです。
トラブル発生後に安部が意識するゴールはこんな感じ。
これらの状態に比べれば、形だけの謝罪などほぼ無意味です。
ここから先は
1,141字
/
2画像
この記事のみ
¥
580
放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。